「プリズム・オブ・リラ」によれば、地球は、琴座系ファミリーの中でも、最後の実験場である。
かつて、あらゆるものは、「大いなるすべて」の中でひとつであった。それが、琴座のプリズムを通って分離し、さまざまな個別存在を生み出した。
それ以来、「統合」と「分離」という二つの極の間を行き来する、激しい両極のドラマが展開されてきた。それは、しばしば「全体主義と個人主義」という形を取る。平和で争いは起きないが、没個性的で沈滞した、統合の世界。多彩で活気あふれるが、分裂してバラバラな、分離の世界。地球上の社会体制と同様、世の中はどちらかの極端に振れやすい。
この両極は、どちらも宇宙を構成する上で、不可欠のパワーである。たしかに、分離を促進するネガティブ・サイドは、はてしない対立と闘争を引き起こしてきた。だが、これは各自の個性を磨き、自力を強化していくために必須のエネルギー。これがなかったら、すべては一つのまま。残念ながら、ボクもアナタも存在しない・・・。
とはいえ、スタート時においては、すべてが一つだった。そこから分離が始まったわけだが、最終的には、すべてが統合され、一つに戻るという。
つまり、いくら両極が対等だといっても、ゴールはやはり「統合」なのである。「分離」が最終結論になることは、ありえない。統合と分離が並立するのは、あくまでも途中経過にすぎず、最後の結論は決まっている。
地球に文明を起こした「創造の礎」たちは、地球でも両極の葛藤が起きることを望まなかった。そのため、地球人には「善悪」という相対的な観念を植え付けないことにしたという。いわば、地球人を、何も知らない無邪気な人間にしておこうというわけだ。要は、二極のどちらかを選択する自由を与えないということ。
だが、ルールを作れば、掟やぶりな連中が出てくるのが世の常。二元論的な文化を持つシリウス人たちが、結局は地球人に入れ知恵してしまった。旧約聖書に出てくる、「蛇が出てきて、アダムとイヴに知恵の木の実を食べさせた」というのが、それを象徴するストーリー。
シリウス人たちは、さらに、地球人たちに「生命の木」の実をも食べさせようとしている。
「プリズム・オブ・リラ」によれば、それは地球人の細胞に組み込まれた、潜在的なDNA情報だという。
いま、地球人類は霊的に進化しつつある。人類が自己認識を深め、第四密度への移行が加速されると、それに伴って意識の周波数が急上昇しはじめる。
ひそかに組み込まれたDNA情報は、それを合図にして、スイッチ・オン。いったん、これが起動すると、人類は絡まった糸がほどけるように、これまでの狭い視野から抜け出し、「大いなるすべて」の全容が見え出すという。この、人類覚醒プランこそが、「生命の木」の正体。
この件について、これ以上のことを知りたい人がいたら、エハン・デラヴィ氏の出番でしょうな・・・(?)。
人類覚醒の場 →
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