宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

第四密度に移行する地球 ~ プリズム・オブ・リラ

2009年10月03日 | ラー文書 プリズム・オブ・リラ
       
「ラー文書」以来、「宇宙は七つの密度から成り立っている」という考え方が定着した。「プリズム・オブ・リラ」も、この世界観を採用している。
  
ラッキー・セブン。パチンコ業界にとどまらず、精神世界においても、「七」は特別な意味を持つ神秘の数だ。
 
虹は、七色。無色透明な太陽の光を、プリズムに当てると、目にも鮮やかな七色に分離する。音階も、ドレミファソラシの七音だ。このように、光と音という物質世界の波動も、それぞれの波長によって7つに分かれている。それと同じように、精神世界の意識的な波動も、大きく分けて7つの波長に区分できるという。
 
  ←プリズム(画像はwikipedia 「虹」より)

「密度」(density)といえば、物質世界では「体積の割りに、重いか、軽いか」という話になる。でも、ここでいう「密度」は、精神世界の話。精神世界の波動における、「振動数の高さ」を意味している。ひらたく言えば、「波動のキメ細かさ」といったところか。
 
低い密度の世界は、振動数が低くて、波動が粗い。それだけ、進化段階の低い粗雑な世界ということになる。一方、密度が上がるにつれて、振動数は高く、波動がキメ細かくなる。それだけ、精妙な意識世界になり、加速度的にエネルギーが大きくなる。

「プリズム・オブ・リラ」によれば、第一密度は、主として鉱物や水の世界。まだ、生き物とはいえない存在たちだ。第二密度は、主として動物や植物の世界となる。生き物には、大なり小なり、意識がある。心があるとはいえ、まだ自我には目覚めていない。「俺は、俺なのだ」というような自覚がないままに、無我夢中で生きている。
 
第三密度に至って、自我を持った人間が登場する。われわれ地球人類の世界は、ここに属している。良くも悪くも、「俺は、俺なのだ」という自覚ができてきた。ここで初めて、ボクやアナタという、自他の区別が発生する。それまでのような、十把ひとからげ、「ひと山いくら」の生命ではなく、それぞれの自我が目覚めてきたのだ。

ここで、「分裂」という幻影が発生する。分裂は、対立を生み、闘争をもたらす。人類の歴史は、対立と闘争の歴史だ。残念ながら、人間同士のエゴが衝突して、「俺は生きる。お前は死ね」という世界になってしまった。
 
人々が、「大いなるすべて」という根源を忘れて、バラバラに分離したとき、対立と闘争が生まれる。この第三密度は、もっとも分離した状態。第一密度から第三密度にかけて、分離が進んでいく。第四密度から第七密度にかけて、再び統合に向かう。つまり、第三密度こそは、最もバラバラに分離した世界。「大いなるすべて」というワンネスから、一番、遠いところにある。待っているのは、はてしない混乱だ。われわれの住む地球が、まさにその状態にある。
 
もっとも、このような分離も、悪いことばかりではない。これがなければ、人々の個性が光る、多彩で豊饒な世界は生まれないからだ。ボクやアナタの区別もなく、みんな同じで、のっぺらぼうのように画一的な世界。それじゃまるで、どこかの全体主義国家みたい。「プリズム・オブ・リラ」によれば、かつてのプレアデス人が、この陥穽にハマったのだという。平和で安定している代わりに、個性がなく、沈滞した社会。これじゃ、やっぱり面白みがないだろう。世の中は、バランスが重要だ・・・。
  
バラバラに分離して混乱の極みにある地球。でも、地球だって、いつまでも第三密度にとどまっているわけではない。いまや、第四密度に移行している真っ最中。さまざまな面で急激な変化が起きているのは、このためだ。

それでは、来るべき第四密度の世界とは、どういう世界なのだろうか。ここでは、「分離」という幻影が乗り越えられ、「統合」が実現するという。プリズム・オブ・リラによれば、「自我の保持と、集団意識が両立する」という世界。「いったん分離したものが、再統合される」というところに意義がある。分離によって個性をもった存在たちが、再び統合されて、より豊かな世界を創るのだ。
 
それは、各自がそれぞれの個性を持ち、自由にのびのびと生きているにもかかわらず、争いが起きることもなく、平和で安定した世界が続く・・・という世界。それはまさしく、かつて幻の惑星・エイペックスが目指したという、「全体主義でも個人主義でもない、第三の極」そのものだ。
 
孔子は、「七十にして、心の欲するままに従いて矩を踰えず(のりをこえず)」と言った。つまり、七十歳を過ぎてからの孔子様は、やりたい放題、したい放題に生きていたにもかかわらず、やることなすこと、ことごとく人倫にかなっていたというのだ。全員が孔子様みたいになれば、「各自の自由意志と、全体の調和との両立」が実現する。誰かから強制されるわけでもなく、自律的に調和した社会が維持される。権力による上からの管理がなくても、社会が整然と運営されていく。

残念ながら、これは、自分勝手で闘争的な、第三密度の人類には難しい。「それが理想なのは分かるけど、現実は違うよね。世の中には、いろんな人がいるから・・・」ということに、どうしてもなってしまう。それは仕方がない。自律的な調和社会は、目覚めた意識を持った個人による集団にして、初めて実現するもの。なんだか、ヘーゲル哲学でいう市民社会の理想像、「人倫の共同体」を思わせる。やっぱり、ヘーゲル大先生は偉かったか・・・。
 
それはともかく、第四密度では、周波数が上昇してより精密な波動の世界となり、意識の覚醒が起きる。第三密度では、時間は「過去から未来」へと一方的に流れ、ガチガチに人間を縛っている厄介な存在だが、第四密度では、過去・現在・未来が流動的になり、人は時間に縛られなくなる。その意味では、「四次元世界」と言ってもいい。異次元世界と交流する能力も増すという。要するに、「この世」が「あの世」みたいになってくるということだ。

実のところ、宇宙では、第四密度に属する文明が最も多いんだそうな。われわれにとっては、慣れ親しんだ第三密度の現実がスタンダードに思えるのだが、実は、宇宙では第四密度が主流であるらしい。さらに、その上には第五密度、第六密度、第七密度・・・と、さらなるワンネスの実現に向かって、「大いなるすべて」へと回帰していく世界がある。
  
現在、地球は第四密度への移行期のまっただなか。「プリズム・オブ・リラ」によれば、多くの人々が薬物依存症からの脱却を図っているのも、このためだという。週刊誌を見たところでは、のりピーも、薬物依存症からのリハビリに励んでいるようだ。まさしく、それはアセンションへのプロセス。

いまでこそ、人口に膾炙(かいしゃ)した「第四密度への移行」なのだが、1989年の時点でこれを明言した「プリズム・オブ・リラ」の先進性は、いまも色あせていない・・・。
 
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2 コメント

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Unknown ()
2009-10-10 04:35:34
地球はどうなってるのかな?(^_^;)
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Unknown (コンサル星人)
2009-10-18 17:28:42
多忙のため、(つづく)と書いたまま、2週間が過ぎてしまいますた・・・(泣)。

それ以前から、すでに忙しくなってきていたため、移動中の携帯入力で、何回かに分けて少しずつ書いてた。

これからは復活しますので、ヨロシク・・・・・。
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