宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

異常気象 2010 ~ 過去130年間で最高気温のロシア

2010年07月19日 | 異常気象
  
西日本を中心に、全国各地で洪水や土砂崩れを引き起こし、猛威をふるって暴れまわった梅雨も、ようやく明けてきた。
 
もっとも、洪水に悩まされているのは、日本だけではない。新華社通信の報道によると、中国の南部では、洪水で3000万人を超える被災者が出ているという。10万棟を超える住宅が破壊され、100万人を超える住民が避難したというから、まるで民族大移動だ。南部の長江流域だけかと思ったら、北部の陝西省(古都・西安があるところ)でも、「洪水で100人以上の死者が出た」と発表された。東南アジアに近い山岳地帯の雲南省でも、「洪水で死者11人」と報道された。いったい、どこまで洪水が広がっているのか。考えられない事態だ。
 
とはいえ、日本では梅雨が明けてきた。ホッとしたのもツカの間、今日の東京は、いきなり気温が36℃に達する猛暑。気温の高さもさることながら、湿気がすごいのなんの。スチームサウナの中で、服を着て動き回ってるみたい。外出すると、体力の消耗がひどい。

冬から春にかけて、「なんで、今年はこんなに寒いのか」と皆が首をヒネッていたことなど、もはや遠い過去になってしまった。気象庁も、「今年は冷夏になる」という予報を、早めに修正しておいてよかったと、さぞかし安堵していることだろう。

これまた、この傾向は日本だけではなく、世界的にも同じのようだ。今年前半の世界平均気温は、過去120年間の観測史上で最高だったらしい。おそらく、7月も暑かっただろう。
 
あの北の果ての凍てつく大地・ロシアも、すさまじい暑さで話題になっている。モスクワでは、気温が35℃に達した。夏でも気温が20℃ちょっとにしかならない朔北窮寒の地で、これはひどい。あまりの暑さで、水に飛び込む人が続出しているようだ。

スポーツ報知によると、ロシアではウォッカを飲んでから水浴する人が多く、水浴中の事故で死んだ人が、6月だけで1244人、7月は400人以上。7月13日だけで49人が水死した。1日だけで60人以上が亡くなった日もあるという。

記事には、「同国では6月中旬から、130年ぶりという記録的猛暑で、気温40度を超える地域もあり、降雨もない酷暑が続いている」とある。ついに、政府が非常事態を宣言するに至った。

う~ん、なんという途方もない暑さ。どこまで進むのか、今年の異常気象・・・。
 
 
アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
   

最新の画像もっと見る

コメントを投稿