宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

アマゾンの熱帯雨林で、史上最悪の干ばつ

2010年10月20日 | 異常気象
  
REITERS (動画ニュース)
 
  
異常に暑かった九月も過去のものとなり、ようやく秋らしくなってきた日本。本当の衣替えのシーズンが到来した。異常気象も、ようやく一服した感がある。
 
だが、世界に目を転じると、まだまだ異常気象が続いている。
 
異常に寒かった南米が、今度は干ばつに見舞われている。乾季を迎えたアマゾンの熱帯雨林が、「この数十年間で最悪の干ばつ」だという。「この数十年間で」というのは、今年の異常気象ではよく聞かれるフレーズ。要するに、「気象観測が始まって以来、こんなの初めて」ということだ。
 
ニュースによると、各地で水路や河川が干上がり、漁業や農業、水運に大きな影響が出ているという。アマゾン本流の水位低下も懸念されている。アマゾン川の水運は、ブラジルという国の屋台骨だけに、不安は大きい。

アマゾン川は、世界でも飛びぬけて巨大な川だ。ウィキペディアによれば、「アマゾン川全体の年平均流量はコンゴ川の5.7倍、長江の10.5倍、ミシシッピ川の14倍、ナイル川の78倍、利根川の850倍という途方もない量」だという。
 
 
日本にいると、たっぷりあるように思える水なのだが、地球上では、極端に偏っている。なにごとも極端なのが、地球の特徴だ。海水は塩辛くて使えないので、問題は淡水なわけだが、地球上の淡水は、南極の氷だけでかなりの部分を占められている。とはいえ、南極の氷は、凍っているから使えない。残りの、使える水の何割かが、アマゾン川の水系だけで占められている。他にもミシシッピ川とか、ナイル川とか、大河は世界にいくつもある。中国の長江なんかは、川というより海に近いほどの存在だ。だが、そんな中でも、アマゾン川の水量は別格で、飛び抜けている。 

これほど水の量が多いのは、広大な低地を流れているから。長いだけでなく、途中から高低差がほとんどなくなるので、川はゆっくりと流れている。川幅はきわめて広く、特に河口では何百キロメートルにもわたって広がっている。本流だけではなく、支流が無数にあって、流れは入り組んでいる。川を流れている水だけではない。流域全体に湿地が多くて、ジャングルや地下水脈にも膨大な水がプールされている。「太古の昔には、全体が湖だったんじゃないか」と考えている人もいるという。実際、川というより、「地球規模の、超巨大な貯水池」みたいな役割を果たしているのかもしれない。
  
これほどの大河だけに、地球環境への影響も無視できない。「地球上の酸素の三分の一が、アマゾンの熱帯雨林から出ている」というのは有名な話だ。幸か不幸か、ハリケーンの水分補給は不十分となるため、今年の北米では「ニューオーリンズ水没」みたいなことにならないだろう・・・という話になっている。また、今年末から来年にかけて、海流や気流に大きな影響が起きるのは、まず間違いない。
  

 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰でも科学で苦痛なく「不食」できる時代 (Unknown)
2010-10-25 01:16:24
コンサル星人さん、こんばんわ。
いつも楽しく、拝見させてもらっています。


私は、フリーエネルギーに並んで
意識の覚醒に重要なものの1つに
「不食」が上げられるかと思っています。

生涯、空腹感なく「不食」で生きていける技術は
すでに科学的に確立されているのでしょうが
世の中に広まることはありません。

原因は「権力者」の妨害

そして、世間での「不食」に対してのイメージ

「つまんない」とか「楽しみがなくなる」といった
マイナスのイメージが依然として強いことも
要因の1つだと思います。

「不食」技術が浸透すれば
圧倒的に「楽しくなれる」のに
プラスのイメージを持っている人は、まだまだ少ないのです。

これでは「権力者」の思う壺ですよね。


精神的に特別高いレベルの人だけが「不食」できる世界じゃなくて

楽しく「不食」できる、科学でそれが可能なんだと認識し行動すれば
「不食」技術が常識化する世界に、移行できるのではないかと思っています。
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Unknown (コンサル星人)
2010-10-27 09:25:05
>私は、フリーエネルギーに並んで
意識の覚醒に重要なものの1つに
「不食」が上げられるかと思っています。


確かに、「食べていけない」というのが、地球人を押さえつけている最大のプレッシャー。食べなくても生きていけるようになれば、大半の問題が解決するでしょう。

筆者も、一日一食なら十分に生きていけます。でも、「不食」はまだまだ遠いですな・・・(笑)
 
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