超巨大熱波のオーストラリア(紫色のところが54℃だそうな) GIZMODO
「温暖化、温暖化」と言われてきたけど、今年の日本の冬の寒さは異常だ。北海道も、隣の韓国も厳寒に見舞われているらしい。
異常に寒いのは、日本ばかりではない。あの南国・インドも、史上最大級の大寒波に襲われている。
AFPの記事によると、
>インド・ニューデリー(New Delhi)は9日、気温が摂氏3度にまで低下し、40年ぶりの寒さとなった。インドで最も人口の多い北部のウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州では、寒さで80人を超えるホームレスが亡くなるほどで、地元当局は各地に暖を取るためのたき火を設置するなど対応に追われている。北部では大半の地域で15日まで学校が休校となった。
インドも、全国が常に暑いわけではなく、冬には、北部はかなり寒くなる。でも、今年の寒さはやはり異常だという。インドでも、バングラデシュでも、気温が3度にまで下がった。南国で、この寒さはコタえる。死者が続出する騒ぎになった。
しかも、昔と違って、急速な工業化で大気汚染がひどくなっており、濃霧が発生しやすくなっているという。インドというより、まるでイギリスみたい。
一方、夏と冬が逆になる南半球のオーストラリアでは、「史上最大級の熱波」が来た。
このところ、この時期は、いつもこんな調子だ。つまり、「北半球は史上最大の寒波、南半球は史上最大の熱波」というような話を、ほとんど毎年のように聞かされてきたわけだが、それが年々、エスカレートしてきている。
今年のオーストラリアでは、なんと「気温54℃」を記録した地域もあるという。史上最高記録を、大幅に更新する暑さだ。おかげで、上の「ヒートマップ」に使われる色が足りなくなり、新たに紫色が付け加えられたという。
ますます狂ってきた、というより、極端に乱高下するようになった地球の気候。
気候だけではない。政治や経済の乱高下も、ご存知のとおり。
もはや、ジェットコースターみたいになってしまった、今の地球・・・。
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