ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

春風に誘われて

2010年04月02日 | Weblog
   ☆ ペンペン草は昔と違った
 今日は久しぶりに暖かった。友人と桜上水に住むクラスメートを訪れる約束が
あり、わたしは春風に誘われて早めに家を出て、梅が丘から豪徳寺駅まで歩いた。
小田急線の駅と駅との距離は短いので、ゆっくり歩いても10分位だ。
 満開の桜の木もあったが、遊歩道にはいろいろなお花が咲いてきれいだ。
ペンペン草があったので、一本とってへらのような音が出る部分を反対に引いて
みたら、すべて切れてしまった。何本も試したが、全部同じだった。
 昔はその部分を全部下に向けて、その部分がすれる音がするのが面白く
子供達はそうして遊んだものだった。でも今のペンペン草はみんなそうなった
のだろうか?これって外来種との関係かしら?などと、わたしにしては珍しく
考えてしまった。

 世田谷線で下高井戸乗り換え、桜上水で友人と待ち合わせて、Tさんの家を訪ねた。
彼女は糖尿病の上、さらにヘルペスを患い、その痛みがしばしばあり、あまり外出
しないので、わたし達の集まりにも参加できない。
 でも今日は二時間半も、三人で良くしゃべり、よく笑いとても楽しかった。
でも異口同音に地元のR大に入って良かったねと話し合ったが、わたし達は無論
同世代だが、わたしより年下の彼女達は、それぞれ治療的な薬を飲んでいる。
 笑うことは痛みを取り除く効き目があるので、これだけ笑えば多分Tさんの今日の
痛みはかなり楽になるのではないかしら。
 あまりの痛さに、ときには泣き出してしまうそうだが、本当にお気の毒だ。
それなのに「どこも悪くないと、いつ死ねるかわからない。だからある程度の
年齢になったら自分で命を絶ちたい」などと、かなり本気で考えているわたしは
やっぱり健康だから傲慢なのかと、少々反省しながら家路に着いた。

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