ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

ペルー旅行記  1

2010年09月05日 | Weblog
   ☆ 大韓航空でロサンゼルスへ
 「ペルーハイライト周遊8日間」のツアーは、参加者20人だった。
 一人参加で誰も知り合いもなく、生まれて初めての地球の反対側への旅なので、バッグ
も軽い物を買い、荷物も自分で持てる程度に軽くした。
 スカートも、ハイヒールも、アクセサリーゼロの旅は、未だかって経験したこと
はなかった。いよいよ緊張と不安と、期待感とが織りなす、エキサイティングな旅
が始まった。わたしは事前に座席は通路側を希望したが、同じツアーで隣に座った
若いカップルと話したが、まだ今月結婚したばかりで、その結婚式の写真を見せて
もらったが、この旅は奥さんが望んでの新婚旅行だそうだ。
 ご主人はのんびりしたリゾートが希望だったが、奥さんのたっての希望で、この
ツアーに参加したようだ。若くてもこんな旅が好きな人がいるのだと、わたしは
ちょっとびっくりした。10時間以上かけてアメリカのロスアンゼルスに着いた。
 入国には10本の指全ての指紋と、写真を撮られ、厳しいセキリティーチェック
を受けた。アメリカは団体行動がいけないそうで、荷物を受けとるときにも、乗り
継ぐときにも、集合することができず、添乗員のOさんの指示で、止まらず、離れ
ずに歩きながら行動した。またコロンビアのアビアンカ航空に乗り継ぐときにも
同じように手荷物検査や、ボデーチェックを受け、ようやく乗り込んだが、大韓航空
と違って飛行機は古く、乗務員は風貌もきつく、また大変無愛想だった。
 それからペルーのボコタまで7時間以上かかったが、機内食も美味しくなく、通路は
ごみだらけ、トイレも着陸前行ったときには、考えられないほどひどい状態だった。
  ☆コロンビアの首都ボコダで飛行機が飛ばない
 次の飛行機は、現地時間午後9時55分ペルー行きだったが、
予定の時刻より一時間以上待たされた末、機材故障のため、欠航となった。
 航空会社ではホテルを準備してくれるそうで、民族大移動が始まったが、広い空港を
沢山の人が急ぎ足で歩いて外に出た。
 思いがけなくコロンビアに宿泊するなんて…外に出たら思ったより暖かかった。
「これほど大勢が一体どんなところに泊れるのだろう?」と、一行は心配し話し
あったが、一台目の空港バスは、わたし達が行ったときは、超満員状態で出ていった。
 それからバスを待つこと30分あまり、ようやく来たバスは同じく空港バスなの
で座る席はほとんどないが、10分あまりで着くと知らされ安心する。
 舗装もなく、灯りがない街をしばらく走り、着いたのは五つ星の立派なホテルだった
ので、全員ほっとした。そこのロビーには先発隊の人達が溢れかえってチェックインを
しているようだ。一体わたし達はどのくらい待たされるのだろうと思ったが、でも広い
ロビーのゆったりとした空間なので、とてもリラックスできた。
   ☆ ボコタのホテルで一泊
 さすが五つ星ホテル、フロントには美しいバラが豪華に飾られていた。
無論造花だと思っていたら、誰かが「これ本物よ」と叫んだので、わたしも傍に
行ってさわったら、まさに本物だったが、色はあまり見ないオレンジと白とが混
じっていたが、おそらく5・6〇〇本以上あるだろが、とても美しかった。
 でも香りはまったくない。ご夫婦の何組かは、そこで並んで写真を撮っていた。
それから予想より早く部屋に入ることができた。
 すでに12時近かったが、部屋はそれほど豪華でなないが、かなり広く快適だ。
航空会社からはデイナーが出るので、希望者は電話で注文するのだが、これから
大勢が注文するので時間がかかるだろうと思いパスした。
 後から聞いたら立派なステーキだったそうだ。バスタブにお湯を入れ、ゆっくり
入浴し、冷蔵庫からビールを出し、「この旅が無事有意義に過ごせるように」と一人で
乾杯し、部屋の電気はすべてつけてベッドに入った。
 それから、友人達からの励ましメールを再び読んだが、ベッドには友人達に
プレゼントされ、機内でもズット一緒だった、可愛い犬達のぬいぐるみを置いた。
 恐怖感はなかったのは、四年ほど前ロシアの国際心理学会に参加したとき
友人が「もういい加減一人立ちしなさいよ」と言われ、初めて海外で一人部屋
体験をしたのが良かったのかもしれない。
 モーニングコール5時半、朝食6時、出発7時、初めからタイトなスケジュール
だった。

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