ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

国会議事堂見学記

2016年01月16日 | えっせー
 14日は空が真っ青で、とても美しい冬晴れだった。
毎月のクラスメート達の催しは、国会議事堂の見学だった。
 地下鉄国会議事堂前で待ち合わせし、出席者男女12人。
娘の親しい知人の衆議院議員の紹介なので、秘書の若くてハン
サムでかっこいいMさんが、改札口まで迎えに来てくれた。
 見学するためには、事前に参加人数、住所氏名などを申請して
あったが、見学者用の名札をつけて、Mさんの案内で見学した。
 議員の紹介は「議員食堂で食事ができる」のも興味があり
楽しみだった。その日は衆議院本会議場で「補正予算案審議」
の本会議が1時からあるそうで、私達はそれを傍聴できることになり
とてもラッキーだった。
 
 国会見学の紹介者の議員は世田谷区選出の維新の党公認の
「落合貴之氏」まだ36歳という若さの新米議員だが、私達一行と
議員食堂で一緒に食事をした。
 私はダイアモンド婚式に、お祝いのお花を頂いたお礼を言った。
全員で会話しながら食事をしたが、娘から時折聞かされてはいたが
落合議員の政治に対する、小学生からだったと言う熱意や、真摯さが
感じ取られ、また、お人柄も良さそうで好感度が高い方だった。
 後で「もしかしたら、将来日本を背負って立つ大物政治家になるかも」
とクラスメート達と噂をしたが・・・

 食事後すぐに「衆議院本会議での補正予算案審議」を傍聴する
ために、まるで迷路のような広い会場を案内され、エレベーターを
二度乗り換え「傍聴人入り口」まで行った。
 そこでまた傍聴するために申請書に記入し、傍聴するための札を
首にかけ、厳しいチェックを受け、本会議場に入場した。
 傍聴席は会場の最も高い位置にあり、その下には報道陣の
カメラが立ち並んでいた。テレビでは時々見ているが、実際にその
会議場入ったとき、私の五感での臨場感はリアルで、ちょっと
感動した。名前を知っている議員達が次々と着席し、やがて安倍総理
をはじめ二〇人以上の大臣達が前の席の着席したが、対面で大臣
達を見られたのは、とても壮観だった。
 
 会議が始まったが一番初めは、まるで芝居がかったような発言
で驚いた。会場は議員が檀上で話しているのに、沢山の野次が飛び
声が聞こえないほど実に騒然としていた。
 でもその審議案は次々に承認され、あっけないように可決したが
その大きな流れの中では、小さな抵抗ははかないもので、これが世の
中の常なのだと痛感した。私は興味深々で傍聴したが、傍聴席の監視官
の男性と女性は、チラチラ観察していたら、視線だけ動かすだけで
四五分間微動だにしないのには本当に驚ろき、訓練で体はあんな風にも
なれるのだと妙に感心してしまった。
 
 それから衆議院会館に案内されたが、こは物凄く大きな建物だ。
やはり入場の札を配られ、それを改札のようなところでタッチして
入った。議員の個室は広々としていたが、私のイメージとは大分
違っていた。少し疲れた私達は、地下にあるコーヒーショップで一休み
したが、その議員会館は許可なしでは出入りできないので、最後まで
Mさんが付き添ってくれた。歩きながらも細かい説明など、以前来た時
とは全く違う懇切丁寧な案内は大変心地よく、全員が喜んでくれた。
 
 階段を昇ったり、降りたりだが、4キロ以上もあるという赤じゅうたん
の感触はとてもよく、昭和11年に完成した建物は格調高く素晴らし
かった。外に出たり、また建物に入ったり、結構早い速度で歩いたが
全員元気で、議会傍聴など初めての経験は、大変有意義で楽しく
また勉強になった。長年霞が関から日比谷公園の往復に眺めていた
「国会議事堂」がとても身近に感じられ、私も「もっと政治に関心を
持つべき」だと、改めて思った楽しい一日だった。


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