ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

世界心理治療学会で発表した小池能里子からのアドバイス

2009年06月23日 | アドバイス
   ☆ 自己表現できない人に
 自分の意見や、その時々に感じたこと、思ったこと、反対したい気持ち
などを、すぐに言えず「あの時00言えば良かったのに」と、口惜しい
思いをしても後の祭り。あなたはときどき、そう感じることはないで
しょうか?その場ですぐに、ポンポン意見が言える人に比べたら、随分
ストレスを抱えることでしょう。そんなタイプの方は、このようにしては
いかがでしょうか。
1 どんなことでも、「どちらでもない」と、曖昧に答えず、必ず「イエス」
  か「ノウ」で答えること。
2 自分の意思に反する場合には、黙っていないで「いろいろな意見がある
  けど、わたしはそうは思わない。00が良いと考える」と、勇気を出
  して自分から提案してみる。
3 人と会う前に、その会話の場面をイメージして、(ああ言ったら、こう
  答えよう)などと、事前にシミュレーシヨンするクセをつける。
4 腹が立ったときには、ドアをバターンと閉めたり、ものに八つ当たり
  したりせず、その場を離れ、気持ちが落ち着いたら、その相手に勇気を
  出して冷静に話してみること。
5 周りに素直に自己表現でき、人間関係も良く、のびのびしている人が
  いたら、その人の言動を見習ったり、盗んだりする。 
6 過去に思ったことが言えず、残念だったり、損したりしたことなどを
  思い出し「これからは自分の気持ちに正直になろう」と、くり返し自己  
  暗示をする。
6 心ゆすぶられるような、自然の環境に身を浸して、心を開放したり
  芸術的な(絵画 音楽 演劇 映画など)作品などを鑑賞したり、自分が
  美しいと感じる花や、樹木を見たり、好きな動物を見たりすること。
 これは感動する機会を沢山つくることで、心の憂さを洗い流すために
  大きな効き目がある。
 7 日常の会話も「00はきれいだと思う」「00はとても素敵だった」
  (思うこと)ではなく、「00はキレイ!」「00は本当に素敵!」と、
   感嘆詞を(感じる)絶えず使うクセをつける。
 注(6)と(7)は感性を刺激するための方法ですが、感受性が高まると
  自然に表現力がついてきます。これらはご相談に乗っていて、なかなか
  自己主張できないため、ストレスが溜まり「心の中の風通しが悪い人」に
  わたしがくり返しアドバイスする方法です。
   また、必要以上に他人の評価や、視線を気にしたりする方にも、きっと
  役立つことでしょう。

  ※ これは前回「イエスマン」を読んで、イエスマンではないが、感じた
    ことや、思ったことを言えないため、いつも損をしたり、もどかどしい
    思いをしたりするとの、U・Kさんのご質問にお答えいたしました。

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