「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区の地域防災計画修正 パブリックコメントの〆切日が3/12(火)です。参考までに、令和3年修正の際の前回のパブコメへの区の考え方から、令和6年修正での進捗を見る。

2024-03-10 10:40:05 | 防災・減災

 中央区の地域防災計画修正 パブリックコメントの〆切日が3/12(火)です。

●パブコメのページはこちらへ⇒ https://www.city.chuo.lg.jp/a0010/bosaikeikaku.html

 参考までに、令和3年修正の際の前回のパブコメへの区の考え方から、令和6年修正での進捗を見ます。

●令和6年今回の修正で進捗したもの、残る課題

1、1について、今回時系列の記載が充実

2、2に関連して、防災区民組織、防災拠点の訓練内容などが充実
 防災拠点訓練で、中学生も参加。子どもから大人まで楽しめる企画も導入。
 ペット同行避難が全23拠点でできるようになりました。

3、3~7、外国人への配慮や支援策
 令和3年から、英語、中国語、韓国語に対応。
 防災拠点への案内板を、令和6年度から実施。

4、個別避難計画
 令和3年修正では、人工呼吸器使用者のみ作成する姿勢。
 令和6年修正では、全員に作成する姿勢へ進展
 
5、ホテル避難
 令和3年修正では、誰を受け入れるか不明確。要配慮者を受け入れる姿勢が特に不明確。
 令和6年修正では、要配慮者を受け入れていく姿勢を明確化!

6、10、タワーマンションの電源確保
 マンション防災マニュアルの作成の拡大の姿勢
 マンション防災マニュアル作成の手引きの更新
 タワーマンションの電源確保の課題は残る

7、11,施設の浸水対策である遮水板、止水板
 きちんと設置していくべきところで課題は残ろる

8、12と13、避難所の感染対応
 コロナ禍であり、当然のことであるが、令和3年修正のときから、①一人当たり1.65㎡から4㎡の確保、②「避難所における新型コロナウイルス感染症対策基本マニュアル」作成、③感染症対策チームが72時間以内に全23か所の防災拠点を回る、④備蓄品購入、⑤拠点訓練実施の充実が図られた
 令和6年修正では、引き続き対策が取られることに期待。

9、14、消防団の位置づけ
 令和6年修正では、単独で章(第1編 第3章 消防団活動の充実・強化)を割いて記載が充実!

10、15、内水排除計画
 令和3年修正時すでに、下水道施設は、1時間当たり50ミリの降雨に対応可能、ポンプ所内の電源も水没の可能性なし。

11、16、聖路加国際病院でのトリアージなど
 聖路加医師が、トリアージも行う方針。
 現在、区の方が、全体的に、災害時医療救護活動従事スタッフの登録を推進中(現在18名登録)
 聖路加国際病院の非常電源は、11日間持つ。

12、17,参照には、そのページも記載できている。

13、18,ヘリコプター発着は、月島運動場のみ。

14、19,防災拠点へのアプローチ 別に一つのみの道路とは設定していない

15、20、晴海五丁目の記載
 令和6年修正では、晴海西小中学校を防災拠点に新たに位置づけ、防災拠点数が23から24に増加。

以上








*******前回パブコメ 令和3年**************










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