「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

特別区の現状と課題 特別区長会事務局次長のご講演より。児童相談所の区への移管は重大課題!

2018-08-30 18:58:08 | 公約2015

 特別区の区議会議員を対象にした講演会に出席。

 講師は、特別区長会事務局次長 入澤幸氏。

 入澤氏が、限られた講演の時間内で、論点と挙げられた特別区の課題を、私の理解・解釈の下で(ご本人がその通り述べたというのではなく)列挙致します。

1、特区財政調整の都と区の協議の停滞

2、児童相談所の特別区への移管

3、不合理な与党税制改正大綱における①地方消費税の清算基準の見直し、②法人税制の国税化、③ふるさと納税

4、医療費上昇に対する持続可能な国保運営

5、東日本大震災、熊本地震、大阪地震、西日本豪雨などへの支援体制

6、オリンピック・パラリンピック開催都市としての準備

7、首都直下型地震への備え

8、人口減少社会への対策 都の人口2020年ピーク1335万人に人口減少、2100年713万人で622万人減少(H28.11月東京都公表)

9、少子高齢化対策

10、地方創生への貢献策、

11、羽田空港飛行経路を都心上空変更問題

以上

 たいへん有意義なご講演であったと思っています。

 政策の検討の中で、活かせるよう努力して参りたいと思います。

 小児科医としては、当然、最重要と認識していたところですが、行政側の論点としても、やはり、児童相談所の区への移管は重大課題であることを再認識致しました。
 

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