引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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夏休み日誌。手すきの紙ワークショップ。

2013年08月03日 | ときどき日記

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想えば、最近は筆を走らせて

便りを・・・なんてことしなくなりましたね。

好きなんですよ、手すきの紙。

今日は、かつての生徒さん達に
お誘いいただき
手すきの紙ワークショップに参加しました。

池袋から東武東上線にゆられて40分。
坂戸駅へ到着。少し歩くと線路脇の建
物の前で手を振る方が・・・。

今日、教えてくださる

「アトリエ線路脇」の森田千晶さんです。

www.senrowaki.com/chiaki

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アトリエの右隣には原料の木、

楮(こうぞ)が植えられています。

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「紙の原料には、雁皮(がんぴ)、

楮(こうぞ)、みつまた等がありますが、

これが原料の楮(こうぞ)の木です」

「この小さな枝ね、これは芽。

芽かきも必要な作業なんですよ」

早くもワークショップスタートです。

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甘皮をむいた楮。風通しの

よい場所で乾燥させます。

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工房です。

網戸の向こうは、線路。

工房のネーミングが「線路脇」というのが

うなずけます。

冷房はありません。

紙は冬季の仕事ですから。

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左が、甘皮をむいたもの。

右は、煮出して繊維を柔らかくしたもの。

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水をくぐらせて、叩いて、

さらに繊維をやわらかくします。

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こんな風に。

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かきまぜますよ。

この液を網ですくって漉(す)きます。

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さあ、はじめましょう。

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森田先生の手取り足取りの指導で

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なんとか、形になりました。

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5㎜厚さ位の、八枚のはがきの
台ができました。
好きなように、葉っぱなどを
あしらいます。
わたしの材料は、今朝、起きて、
家の雑草を摘んだもの。

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乾燥は、先生におまかせ。

乾かして、後日、送ってくださいます。

緑の葉は枯葉色に変色する

そうですが、

さて、どんなふうになるのかな。

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