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楮(こうぞ)の原料液をすくって、
「こうして持ち上げて・・・」と先生。
作品に個性があらわれます。
下は、
森田千晶先生の作品。
伝統的な和模様とモダンなレース模様。
どれもおしゃれ。
とくべつのお便り用ですね。
楮(こうぞ)ならではの
天然の生成りの色とつや、魅力です。
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円形に切り取った繊細な紙。
模様の型は、上のカードもそうですが、
すべて、先生のお手製。
この紙は、障子に貼ってもすてきです。
ワークショップ終了です。
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「こちら、猫がいそうな雰囲気ですね」。
と言ったら、
「いますよ」。
ちょっぴりシャイな、こうちゃん。
もう一匹は・・・、
アアンアンアン、アアンアン~♪
ラッパー風に、ためを入れ、
歌いながら寄ってきて、
ごろんしたのは、のんちゃん。
2匹も・・・いいなぁ。
小川町和紙体験学習センターへ。
薄いピンクの横板の壁、
アメリカン風木造建築です。
本格的に紙すきが研修できる
機器が揃っています。
白壁と、面取りを施した窓枠の部屋。
こんな部屋が数室あります。
作品や資料の展示室。
別館。
これは、圧力釜。
麻などの強い繊維を、圧力をかけて
煮てやわらかくするのだそうです。
こあとは東秩父へ。
細川紙の、紙すき家屋。
茅葺(かやぶき)屋根の家。
風の温度がちがいます。
入って次の間に、いろり。
1800年代から、
ここに腰かけ、
お茶のみしながら、
値段交渉したりしたはず。
このあとは、
小川町霧里農場で栽培された、
青山の在来大豆を加工した
とうふ工房わたなべ、
産直野菜市場、
酒造会社で吟醸アイス、
とご案内いただき帰路へ。
伝説通り、どれもうなるおいしさ。
有意義な、おいしくて豊かな1日でした。
森田千晶先生、ありがとうございました。
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翌朝は、これです。
お豆腐も、なにも加えず
そのままを口に運ぶと
大豆の香りがほわっと広がります。