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毎月、だしのテーマを決めて展開した1年間の
だし取り教室。
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粉だしからスタートし、グルリ廻ってひと段落しました。
7月、8月はお休みしますが、、
しばらくは、だしの基本中の基本、
昆布、かつお節、いりこ(煮干し)に集中。
今月は、いりこ(煮干し)と昆布。
いりこは小羽&中羽、香川県観音寺市の伊吹島産。
昆布は真昆布、川汲浜産
まずは、いつものように、だしを取る前の
だし素材の味見からはじめます。
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「この昆布、さっき、味見をした昆布と同じですよ」
「こんなに戻るんですか?」
「天然の、最高の昆布ですから」
「ハァ~~~!」
みなさん、驚きながら観察。
表面、切り口、じっと見てると、いろんな発見があるでしょう?
話はつきません。
わたしは、乾物が戻った状態がとても好き。
透明感のあるいりこ。
さっきまで泳いでいたよう。
「このだしがら、鮮度がよさそう・・・たべたくなります」
「まったく臭みがないし、いいですか?」
「どうぞ、どうぞ」
朝は、どしっと、ごはんと味噌汁!
味噌汁のだし、
みなさん、なさってるでしょうけど、忙しい朝はザルでこします
「おいし~~~っ!」
1歳半のお子さんのお母さん。
「絶対、こどもにいいですね!!!飲ませます」
「やわらかいものばかり与えてて、気になってました。
煮干し、かじらせます」
いろいろ感じていただけたようです。
だしの取り方を変えて、何回も味見します。
時間をかけて、じっくり。
「おいしいのと、びっくりで、ちっともあきないです」とKさん。
神戸出身、ただいま東京暮らし1ヶ月、婚約中のKさん。
「土曜日なんで、彼、家にいてはるし、どうしよう思うて
『だしの教室、空いてんねんて』言うたら、
『行き!』『行き!』て(笑)」。
「お好きなだけ飲んでください」
さぁ、さぁ、お味見のあとは、だしを使った料理をつくります。
香川県の郷土料理・いりこめし。
わたしのイメージのいりこめしは、
ごはんと煮物が一緒になったおかずめし。
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材料は、漁師町風に、ざくざく、ざくざく切って・・・。
いりこ、たくさん入ってますよ。
他に3種のお料理をつくりました。
内容は、ごめんなさい!
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事情がありまして、
7月と8月は、だし取り教室は、お休みいたします。
また9月にお会いしましょう。
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あ、昆布とかつお節の一番だしも取りましたよ。
もちろん。
Kさんは、諏訪にお住まい。
先月もおじょうさんと出席されました。
長い主婦の経験から、煮炊きの多くの質問をいただき、
その上で、だしの使い方をよくご理解いただきました。
「全品、何度も復習し、家族にとっても好評でした」
と、今月もご出席。