2016年最後のだしとり教室。
卒業されたMさんがご主人とカップルで
参加してくださいました。
削っていただいた血合いの入らない
部分です。
上品なやさしいだしになります。
左から
市販の袋入り「花かつお」・「本枯節の削りかつお」
と、「本枯節を削ったもの」
昨夜から水だししておいたもの。
右は、昆布+いりこ
鍋に入れたところ。
これから火にかけます。
ご主人森田さんののみこみの速さに
びっくり。
宮城ご出身の方。
仙台でのだしとり教室のこと
ご存知でした。
うれしいです。
干し椎茸も昨夜から戻して。
今日は冬菇です。
しっかりした軸でしょ。
時間をかけてもどしてますから
軸もやわらか。
小口切りしてつかいます。
ごぼうを笹がきに。
こういうときは、金ぴらくんを使います(笑)。
伊勢丹の「三之助豆腐」でみつけた
まんまるな油揚げ。
伊勢丹企画のクリスマス商品とのこと。
つい、ついゲット!!!
お雑煮にしようかとも思ってましたが、
だし+干し椎茸のだしをはじめ、
油揚げ、ごぼう、人参など素材からの
だしを味わっていただきたく炊き込み
ごはんに。
わたしが一番好きなのは、
ごはんが炊けたときの生徒さんの表情。
やっぱり、日本人の主食はごはんです。
プランタで育てている三つ葉。
真昆布+本枯節の削りたての
一番だしで、吸い物を。
香りをたしかめて・・・。
小松菜のおひたし。
ひと振りの削りかつおが
香りとコクをそえます。
炊き込みごはんをおかわりして
汁物は、お味噌汁に。
納豆と豆腐のみそ汁です。
あたたまりますよ。
このなかに焼いたお餅を入れて
味噌雑煮にしてもおいしいですよ。
即席漬け
今日のだしがら昆布。
真昆布と羅臼昆布です。
<2016年のだし男子>
3月、北京赴任中の奥さんに送り込まれた
だし男子Aさん(3回目です)。
現在、北京の大学に語学留学中です。
もちろん、だし素材と共に!!!
お料理、がんばってるそうです。
*
4月、アメリカ留学前に参加された
村田想くん。
アメリカで親子丼をつくり大好評だった由。
愛されて、のびのび生活している様子が
目に浮かびます。
*
9月は、ワーキング・ホリデイの滞在先ドイツ
から申し込まれた坪田大佑さん。
ドイツの人々も和食への関心が高く、だしを
始め、会う人会う人から和食に関する質問を
浴びせかけられ、これは基本のだしのとり方
を体験しておかなくてはと思って、とのことでした。
帰国されて間もなく沖縄へ移住されています。
fb上で、沖縄で入手できるだし素材の研究と
坪田さん流だしとりを記事にされ、味と香りを
想像しながら興味深く拝見しました。
続けていますか? 坪田さん。
来年は、きほんのだしに、野菜だしを
加えて展開します。