だしとり。
一番だし
「おいしいです!」
「なんか、
先月よりも美味しい気がする」Nさん。
とりたてのだし、4種の料理につかいます。
煮物(治部煮)、和え物(胡麻和え)、
ごはん(しめじごはん)、汁(里芋の味噌汁)。
治部煮の煮汁。
仕上げにわけぎを加えて。
銀杏。
だいぶお安くなりました。
鬼がらを割り、薄皮は、ゆでながら
玉杓子の底でこすりながらむきます。
銀杏は、滋養強壮によく、虚弱体質を
改善します。中国では漢方薬や高級
料理でつかわれてきました。
体力がなく寝不足の方、喘息や咳など
呼吸器の弱い方、頻尿など膀胱の働き
の弱い方におすすめです。
ゆでたのを、いろんな料理にどうぞ。
ただし食べ過ぎは禁物(のぼせます)。
5~7粒を食べ続けましょう。
菊の花
今年は出回るのが遅く、スーパーでは
在庫があっても1~3パックくらいしか
ありません。しかも1パック398円!
青森、長岡に出張してから、
菊の花を好きになり、今日も
「♫~飾りじゃないのよ、菊の花は(字余り)」
と歌いながらつかっています。
菊は、「不老長寿の花」とよばれ、
血液をきれいにし、血流を促してくれます。
高血圧や脳卒中を防ぐ効果がありますが、
生徒さんにとってはPC作業などで眼を
つかい過ぎたときなどに効果的。
これからの季節、菊をみつけたら
迷わず「買い!」。
庭先で育てた菊もつかえますよ。
胡麻和え、おひたし、酢の物、てんぷらで
毎日食べましょう!
胡麻和えの器、
今日は飯碗に盛りましょう。
秋、伝わりますか?
治部煮には、粉山椒をたっぷりかけて。
本式はわさびですが、粉山椒なら手元に
あるでしょう。
*粉山椒、七味とうがらしは常備すべし!
しめじごはんに銀杏、炊くときも入れて
ますが盛り付けのときにも加えます。
「銀杏、(ごはんの)上から自然な感じで、
落としてね」
「もうちょっと低いところから落としてね」
里芋も、入荷量が少ないですね。
まだ・・・。
歳のせいか、秋が訪れると、
「今年の里芋がおいしい」かどうか、
とても気になります。