波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

足跡   「愛の像(かたち」

2017-02-01 11:15:26 | Weblog
夫婦になっても夫が妻の事を何もできない場合のほうが多いだろう。それを男の性の違いとするか本能とするか各々違いがあるが、中には稀に夫が妻の仕事(掃除、洗濯、食事。片付け。子育て)が出来る人もいる。(嘗て私の友人にいたことを記憶している。)しかし一般的には夫が妻の仕事を理解する事は少ないと見ていいだろう。(私自身は妻の仕事を手伝った事は殆どなかったことを反省しているが)しかしそんな夫婦でも長い人生を過ごしている中で、ふとした機会と動機で変わることがある。例えば妻が始めての出産を迎えて何も出来なくなったとき、それをサポートする人間がいなければ夫は已む無く全ての家事をせざるを得ない。そして俺がきっかけで夫は妻の立場を理解し、出来ないまでも少しづづ手伝うことが出来るようになる。そこから夫婦はお互いに助け合い守り守られる事を覚えて信頼関係を深くすることができる事になる。
極端な例で言えば二人が警察のような日々危険な職場では足りていて何時しかお互いが守り
守られながら仕事をしているうちに愛が芽生えていくケースもあるだろう。その場合、二人は夫婦とは言えないまでも、相互に力を合わせ危険を避けながら仕事を追及することになる。
二人は何時しか結婚を考えるようになるが、男はその女性を大事に守る事を深く考えるようになり、人質にさえなっても惜しくないと考えるようになる。
すると男は結婚を前にこの女性を生涯守るには自分が危険な警察の仕事を続けることが出来なくなり、(自信を失い)その女性を愛しながらその職場を離れ一人旅立っていく問いう場合もあるのだ。つまり愛と言う像は人間の場合、理想的には結果としては終わることはなく、むしろ悲劇で終わることが多いのかもしれない。
親子であっても強大であっても、時として愛は残酷な形になってしまうことがあることも覚悟しておく必要が人生ではあるのだ。

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