波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「上期を顧みて」

2017-07-06 10:07:16 | Weblog
月日の経つのは早いと最近思うようになった。高齢に成り毎日何をしようかと考えていたときには一日が長いと考えるときもあったが、今年になって一日が意外と早く感じるようになった。なぜなのだろうか。何が変わったのだろうか。
そんなことを考えながら今年を振り返るとすでに半分が過ぎているのである。日々悩みの中にあってこれからのことを考えると不安が消えたことはなかったが、(その影響からか動悸や
ストレス、精神的な不安)で体調も安定せずいつもトラウマの中にあったのだが、いつしかそれは消えて現在では健康な状態に近い感じで不安のトラウマも消えかけている。
その理由は自分ではわからない。何時からか「私は一人ではないという支えが芽生えてきたことにあるかもしれない。日々おきる出来事、耳に入る心配事、それらはいつもなら自分で何とか処理しようとあれこれと考え込んでいたが、何時しかそれをしなくなっている。そして、祈りの中に「すべてをゆだねる」ことができるようになった。冷静に考えれば自分でできることは何もないのだ。それは年齢と共に深くなっているのだが、さらに深くなる。何事につけても自分ではできないことを自覚するほどにその思いは強くなる。そしてそれが心の不安を取り去ってくれるのだ。だからといってすべてが安心できる状況にあるわけではない。
しかし自分でどうすることもできないという達観に徹するとき、その不安は消えるのである。
日本は東京オリンピック、アメリカは新大統領と華々しいスタートをきった2017年だったが果たして現在はその思い、期待にこたえて変化しつつあるのだろうか。
現在のところはまだ着手したところで混乱の中にあるのかもしれない。準備ともいえない状況の中で動いているようだ。
むしろ世界が不安の中にあって日々何が起きるかと思っている状況である。
新しく始まりそうなものもなく、人は自らのことで精一杯で大局的なものはない。
期待できるものも見当たらない。これから今年の後半に入るが、世界が叡智を結集して
世界平和にどのように貢献していくのか、、少なからず期待したいと思っている。

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