波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

「新聞週間に思う」

2019-10-21 08:41:20 | Weblog
毎年10月には新聞週間が設けられている。(15日~22日)この時間に関心を持っている人はあまりないかもしれない。一部の関係者だけがこの時間を大切にしていて特別なセレモニーもあるわけではない。しかし「新聞」の持つ役目を大切に出来るだけこの文字から見える大きな変化を読み取り自らの備えとしなければならないことを知るべきだと考える。最近は本を読むことも物を静かに読みながら考えるという習慣が次第に減っている傾向がある。TVやスマホによる機能で短絡的にその便利さと自己の目的だけを達すれば、あとは必要としないものの考え方が増殖しているようだ。しかし静かに考えてみよう。日本は言うに及ばず世界は日々刻刻変化しつつあるのだ。そしてその影響は自らの周辺にも影響しつつあることを一人一人が知るべきであろう。そしてそれぞれが置かれた立場において備え考えるべきであろう。
決して他人事ではないのである。新聞は日々の出来事は言うに及ばず世界の動きをできるだけ知らせようと世界にネットを張り、体を張ってその様子を知らせている。アメリカはトップとしていかに自国を守りながら世界の安定を図るかをか苦慮しているし、中国も香港問題をどのように安定させるかを考え、イランはシリアを安定させんと戦いを続けている。これらは多くの難民を招きかねない大きな問題につながり、ヨーロッパの国々への影響は少なくないことにつながる。事程左様に世界は今や他人事ではなく日本への影響と直接連結していることを認識すべきであろう。
翻って日本も日々事件が起きていて、平安な日が一日としてない。
しかし他の国々に比べれば島国であることで直接的な他の国との関連問題が起きないことで安定しているかに見えているだけである。
このような状態であることを他人事にせず新聞を通じて認識し自らの糧として自覚し、しっかりと自己の立場を認識する責任を持つべきであろうと思う。新聞週間はその問題を改めて惹起させる大きな役目を担っているのである。