波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思い付くままに  「春。そして旅立ち」

2017-02-20 10:20:56 | Weblog
今年は未曾有の大雪が何度もふり、難儀をした人たちが多くあった事を知らされている。しかしそんな寒さと雪、そして風の寒さも何時しか和らぎ散歩しながら隣の庭を覗くと白梅、紅梅の花が満開を迎え「春一番」の風も過ぎていつの間にか春を迎える時期が近くに迫っている。
家の中にいるようになって昔ほど寒さを身体に感じることがなくなっているが、それでも気をつけないと体力のない老体には影響が大きい。しかし今年の冬も風邪らしい風邪も引かないですみそうだ。風邪も疲労と過労との積み重ねであることがよく分かる。のんびりして身体を休ませて充分な栄養と睡眠をとっていればそのリスクは少ないことが分かる。
そんな日々を迎えるこのごろ、18歳の少年が去年の9月に家を出て先週つまり2月の半ばを過ぎて青森県のある道の駅で逮捕されたと言う話が出ていた。
私たちには想像もできない行動で何が理由で何が動機になったのか、分からないが、何かしら
行動を起こさせるものがあったのだろう。人は他人には分からない行動が年齢を問わずあることであるし、自分以外の人の意見もよく理解できないことが多い。そしてなにが原因で誤解があり、錯覚があり、人間関係もギクャクする事も起きる。
この少年も何かの衝動に駆られて周りのことも考えず飛び出した事だろう。自分のしたことが
どんな影響をもらすかを考えたわけではないだろう。ただ無性に飛び出しただけの事かもしれない。「分別」がつかない。周りのことが分からない。先のことが分からない。危険な事もよそくできない。それが若者の特色でもあろう。そして経験し世の中を如何にじん生きていくかを学んでいくことが成長であろう。
その間には危険や冒険、失敗、後悔など人生経験をつんでいく事になるのだがそれはその人の運命であり、人生であろうと思う。
それはそれぞれの旅立ちであって、それがどんな事であっても勇気を持って立ち向かわざるを得ないと思うからである。