波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「ニュース」

2016-04-02 09:28:55 | Weblog
人間はこの世に生まれ、生かされている。しかしその昔神は一人の男を作り「人が一人でいるのは良くない。彼に合う助けるものを造ろう」と言われて、女(エバ)を造られたとある。このようにして神の思いで造られた人間で日々起きつつあるニュースにおいて、信じられない出来事があることを知らされ、何故同じ人間でありながらこのような事が起こり得るのかと考えさせられている。それはもし自分も同じような状況の中に置かれたら自分もまた同じような信じがたい事件を起こすのであろうかと言うことであり、他人事として見過ごすことはできないし、何故か、
人間不信と罪悪感に捕らわれる気持ちである。
人はそれぞれにおかれた環境と状況のなかにあり、条件次第では生きていくために手段を選ばないことや人間としての尊属を忘れてしまうような自己中心な考えにはまり、そこから離れることが出来なくなり、無意識のままに罪悪を重ねるものなのか。
日本だけでも年間自殺者が3万人を超すといわれていると統計で出ているが、最近はあまり驚くこともなく見過ごしているが、人は何故隣人、つまり交わりを持つ人との関係を大切にして気を配らなくなったのだろうか。確かに色々な条件のもとにあって、「それど頃じゃあないよ。自分のことで精一杯なのさ」と言われてしまえばそれまでだが、そうであろうか。
否、それだからこそせめて各人がそれぞれに交わりを持つ人間同士の中で出来ること、出来ないことを含めて思いやり、励ましあい、助け合い、気遣うことこそ、大事なのではないだろうか
家庭でも職場でもお互いに出来ることを考えるだけでも
其の状態は変わるものと信じている。人が人を傷つけあうことだけがニュースにならない日が来ることを願っている。