波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

             思いつくまま   

2010-06-16 10:05:06 | Weblog
毎日何気なく暮らしている中で、思いがけないことがあったり起きたりする事がある。何もあるはずがないと無意識の中で考え行動していて、予想もしないことが起きることもある。
事ほど左様に世の中のことは分っているようで、分っていないことが多いし、分らないことがたくさんあるのである。まして自分自身で勝手に想像し、勝手にイメージを作ってしまい、その影響で振り回されていることもしばしばである。ある時、医者の話を聞いたことがある。「一番困ることは、病気になると勝手に自分で病気を判断し、自分の病気を決めてしまっていて、負のスパイラルに入り込んでいることです。ちょっと胃の具合が悪くても、自分はガンではないかとかとか、欝ではないかとか思い込んでいる。」
いかにも人間の弱さと、不完全さを表しているのだが、そうでなくても人は生きている以上
何らかの悩み、不安のなかから抜け出すことは出来ないものだ。つまり何時も何らかの心配、不安の中にいることになる。それは貧富を問わず誰でもが抱えているものでもあるのだが。つらい現実から解放されるにはどうすればいいか。これは永遠のテーマであり、誰もが考え、いろいろなことを語っている。
その中にこんな記事が出ていた。「楽しい一瞬を共有するということは、誰にでも出来る
素晴らしい芸術だ。」というのである。
つまり一刻、一刻を楽しく過ごすことが大切であり、ほんの短時間でも厳しい現実から離れて他の世界に遊んでもらうことに心がける。それだけで気分は休まるものなのだ。
分っていても意識して頭に、この事を覚えてないとその雰囲気の中に飲まれてしまっている自分がいることに気付かないことがある。そんな些細なことが人の気持ちを変え、明るくすることを考えたい。
今年も梅雨の季節に入った。日本の季節が春、夏、秋、冬とあり、その間に梅雨があり、作物がこの恩恵を受けて育つ自然の恵みを改めて知り、感謝である。
地球温暖化、エルニーニョ現象など、地球の変化に人類が影響を受けざるを得ない時代の流れの中にあって、こうして生かされている不思議を思わざるを得ない。当然であって、当然ではないこの事実をしっかりと見つめ、自分が生かされてこの世にある意味を、もう一度考えてみることも大事なのではないかと思っている。
我が家の庭も少しづつ、夏ヴァージョンに変わりつつある。キューリが6本の収穫、トマトが現在20個ほど実をつけている。実験栽培にしては上出来である。