日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

クルヌーブ公園まで

2005-09-12 06:19:01 | フランス
日曜の午後、フランスの赤旗祭りこと
FETE DE L'HUMANITE
を見物に郊外のクルヌーブまで行ってみる。

「行ってみる」なんて、簡単に考えていたのだが、
ネットでクルヌーブ公園への行き方を
調べると思いのほか、遠い、複雑。
どのくらい時間がかかるんだろうか、と
一抹の不安を抱きながら7号線のメトロに揺られる。

まず7号線の終点、クルヌーブ1945年5月8日
駅まで行く。メトロの終点なんて、しかも7号線
の終点だよ。駅の改札をすりぬけ地上に出る。
そこには殺風景な典型的なパリの北の郊外の
風景が広がっていた。舗道に無造作にちらばった
タバコの吸殻、ごみ。誰もそんなもの気を止めない。
汚れ放題の街路。低層の薄汚れた壁のアパルトマン。
カフェがあるんだが、客はみんな男ばっか。
どんよりとした空の色と同じ雰囲気。

大丈夫かよ、などと思いながらFETE DE HUMANITE
行きのシャトルバスの乗り場へ移動。舗道は僕のような、
フェスティバル参加者たちで溢れ、乗り場まで大勢の
人々が移動している。シャトルバスの中もほぼ満員。
若者も、男も女も、家族連れも、黒人も、白人も、
ありとあらゆる人々が乗っている。

バスはほどなく発車。クルヌーブの町を公園に向かって
移動していく。バスに揺られて10分。
広大なパーキングの入り口にたどり着く。
クルヌーブ公園だ。遠くのほうに
おびただしい数の白いテントが見えた。
やった、フェスティバルだ。



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