心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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天気に左右されて

2021年01月26日 | ほんのすこし
わたしには持病と呼べるかどうかわからないけど、困った症状がある。天気予報みたいなもの。

今から17年前に救急搬送され、6時間以上もかけて開頭手術。術後の経過は先生も驚くほどの回復で、後遺症と呼べるものも見当たらないほどだった。先生曰く珍しいとのこと。あのくらいの手術なら、どこかに、例えば話すことや食べることや歩くことなどに不具合が生じてもおかしくない状態だったらしい。
ただ、たった一つ、あるとすれば。手術跡の痛み。
額の右が開頭部分だそうで、傷跡として残っているようには見えない。だが、ときどき嫌な痛み(といってもズキズキでもなく、鈍痛)が出るときがある。
我慢できないほどではないので、スルーするしかない。気にしないようにすればいいのだ。

今日は朝からそこが機嫌が悪く、何度も手を当ててはいるが。手を当てたからといって治るわけではない。先生曰く一生付き合っていかなくてはならない、と。ははあ~、お代官様、わかりました。
自分に残された唯一の病気の跡。痛みが出るたびに昔のことを思い出してしまう。思い出したくないのにね。

この痛み、いつもどんよりした天気だったり、雨だったり荒れたりする前日に多い。気圧の関係かしらとも思う。手術あとには痛み止めをいただいて飲んでもいたが、すぐに止めた。
今は、痛みがあると、あ、明日は崩れるかなと思う。天気予報みたいな頭だ(笑)

17年も経ったんだね。頭の中にあのときの残り物がある。丸いクリップ。レントゲン写真にくっきり映っていた。一生残るもの。

あの頃を反省し、最近は少し家の中で運動をすることにしている。昨日で一週間が過ぎた。まずは一か月を目標にやってみるつもりだ。目標は出て来たお腹を引っ込める。体重も少し減らそう。まだまだおさらば出来ないぞ。母より先に行くまいぞ。



夕日がかぶるんです

2021年01月26日 | ほんのすこし
二階の共有スペース。
本棚の向かいの壁は絵を飾ることができるようにとピクチュアレールをつけてもらいました。今は、リトグラフとオルセーの湖畔の写真(写真家の小川さんが写した)の二枚をぶら下げています。

本棚と階段の高い位置に小窓が三枚。最初は本棚脇の作り付けのテーブルの上の小窓だけにロールカーテンを取り付けしてもらいました。
でも、まさか階段の小窓から西日がこんなにも差し込むとは知らず、リトグラフの上にばっちり被っています。慌てて、残りの二枚の小窓にもロールカーテンを取り付けてもらいました。

二階に寝ていたときにはこまめにカーテンの上げ下げをしていたのですが、西日の差す頃に二階に上がることが多かったので。でも最近は母のそばのソファで寝起きしているので、西日が差す頃に上がることがなくなりました。
だから、ついついこんな状態になっていることに気がつかないことが・・・
リトグラフはもともと古いものをオークションで購入したもので、さらに日焼けしてしまいそう。

でも、夕日が被っているのもなんだかいいなと見方を変えれば、いいなとも思える感じです。
夏の強烈な日差しとは違う、ほのかな日差しが寒々とした二階を緩めてくれているなと感じたのです。

ほんとは忘れずにカーテンの上げ下げをすればよいだけのことなんですけどね。
面倒くさがりのわたしは、こんなところでも駄目さ加減を出しています・・・