10月の機械受注は、「除く船電」で+10.7と驚きの結果だった。9月の伸びの反動減が出ると思っていたのでね。ただし、仔細に見てみると、ひと月限りの上ブレに終わる可能性が高く、結局、底入れしたくらいの評価になるだろう。
まず、製造業と非製造業に分けると、製造業は底入れ程度の上昇である。急伸は非製造業(除く船電)だが、内訳をみると、前月比プラスは、農林漁業、鉱業、運輸業、リースの4業種に限られ、中でも運輸業は、プラスの83%を占める。原系列では3業種で97%にもなる。運輸業の主な内容は鉄道車両の発注であり、持続性のあるものとは思われない。
そもそも、緊縮財政で所得が吸い上げられ、内需が停滞しているのでは、設備投資が加速する理由がない。設備投資についても、均せば極めて緩やかな増加の中で、月々のプラス・マイナスの振れに一喜一憂というのが続きそうである。
(図)機械受注統計調査報告・内閣府
(今日の日経)
軽減税率は加工食品も、財源1兆円規模。
まず、製造業と非製造業に分けると、製造業は底入れ程度の上昇である。急伸は非製造業(除く船電)だが、内訳をみると、前月比プラスは、農林漁業、鉱業、運輸業、リースの4業種に限られ、中でも運輸業は、プラスの83%を占める。原系列では3業種で97%にもなる。運輸業の主な内容は鉄道車両の発注であり、持続性のあるものとは思われない。
そもそも、緊縮財政で所得が吸い上げられ、内需が停滞しているのでは、設備投資が加速する理由がない。設備投資についても、均せば極めて緩やかな増加の中で、月々のプラス・マイナスの振れに一喜一憂というのが続きそうである。
(図)機械受注統計調査報告・内閣府
(今日の日経)
軽減税率は加工食品も、財源1兆円規模。
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