経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

5/1の日経

2019年05月01日 | 今日の日経
 設備投資が崩れると、次は雇用だ。生産活動が衰えると、設備を増強しようとはしなくなり、人員も補充がいらなくなっていくという、当たり前の理屈である。新規求人増加数(対前年同月比)の「除くパート」を見ると、製造業はマイナスに突っ込み、全体でも、ほぼゼロになっている。「パート」だと、全体が既に明確なマイナスだ。アベノミクスは雇用の「量」が自慢なのに、今の時点で2014年増税後の底に近い状況では、秋に増税したら、底を突き破るのは必定だろう。令和元年を、アベノミクス崩壊の年にしたらいかんと思うよ。

(図)



(今日までの日経)
 「令和」幕開け 新天皇陛下が即位。中国PMI0.4ポイント低下 4月、2カ月ぶり悪化。保育無償化・利用急増「3歳の壁」再び。職員の「乱」、閉園余儀なく 質への警鐘「処遇改善が先」。

※供給側の実情を置いて、タダを振り撒いたら、こうなったということか。一度、タダにしてしまうと、質のために改めて保育料を取るのも難しい。一気に進めれば、混乱は生じがちだ。

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