KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2020.01.29 国見山

2020年01月30日 | 四国の山

今日のWOC登山部は以前から計画していたメモリアル(追悼)登山で、徳島の国見山に

登ってきました。一昨年WOC登山部では初めて国見山に登って雪山の楽しさを知りました。

その時は防火帯の下りを尻セードで滑り、『今度はソリを持って来よう!』と決めて、

昨年はその防火帯をゲレンデと名付けて、大の大人がキャーキャー言いながら遊びました。

その時一緒に登ったメンバーがこの国見山が最後の登山となり、故人を偲んでの登山でした。


メモリアルと言う事で天候に関わらず大勢のメンバーが参加。もちろん初めての雪山の方もいて

期待して参加してくれたのですが、予想通り山に雪は無し。道中でも車の中から山を眺めては

『雪は無いなぁ~』と話しながら上の駐車場に着きました。

少し雨もパラツキはじめ、全員カッパを着こんでスタートします。







僅かな望みにかけてヒップボード(ソリ)を持っていく麺法師さん




登山口の階段を登り樹林帯の中に。日差しもなく薄暗い道を進んで行きます。







杉林を過ぎると九十九折れの急登が始まります。静かな森の中に女性陣の賑やかな話声が響きます。







ジグザグ道が終わると防火帯の第一ゲレンデ?。雪が融けた後の道はぬかるんでいて注意しないと足を滑らせます。

やはりここまで来ても雪は一切見当たりません。IRIBITOさんのザックに付けた

二枚のヒップボード(ソリ)が揺れて擦れてカランコロンと空しく音をたてています。










第一ゲレンデから一旦傾斜が緩くなり、直ぐに第二ゲレンデの登りが始まります。

槍投げを失敗したような意味不明なポーズのヨウちゃん!










このゲレンデ(防火帯)を登りきりると1370mの標高点の下から左に道を折れ尾根道になります。

目新しい道標が一つ増えています。

尾根道はブナ林になり何本かの大木が大きく枝を広げて、幻想的な雰囲気を醸し出しています。














急登が終わって余裕が出てきた杉さん!








晴れた日でも雪の日でもない道ですが、霧に煙る道もそれはそれで雰囲気があっていいもんです。








避難小屋の脇を抜け山頂を目指しますが、いつも歩いている山頂直下の急登は通行禁止になっていました。

そのまま直進をして山頂から西に延びる尾根まで回り込みます。








尾根の分岐から最後に山頂を目指します。少しお疲れ気味?に見えるまゆりん。あと少しですよ!










やはり山頂もガスの中。昨年は360度の雪山の大展望を堪能しましたが、今日は一息入れた後記念撮影をして下山します。










一応麺法師さんは三角点でバンザイ!





初めて登ったやまじいやっさんも山頂標で記念撮影。

ひなちゃん・ゆかりん・ルリちゃんのかしまし娘?の三人も!











楽しみにしていた下りのゲレンデでは何人かが尻もちをつきました。

ぬかるんだ場所では登山道を避け、脇の笹を選んで下って行きます。










イメージしていた去年のゲレンデ!








登りは鈍行、下りは急行のヨウちゃん。カメラを構えているとなかなかおいしいとこ(尻もち)を見せてくれません。







杉林まで下って来ると次第に周りは明るくなってきました。登山口まで戻るとスタート時点では

全く見えなかった南側の景色が見え始めました。今日、唯一の眺望です。










思ったより早く登山口に着き、路面も濡れているのでお昼ご飯はひばり食堂に出かけることにしました。







ひばり食堂はあの美空ひばりにちなんだ名前の食堂で、名物のかつ丼のボリュームは

高知県のみならず、県外の人にも有名な食堂です。







とんかつが二枚載ったかつ丼はボリューム満点。あの田中陽希さんも立ち寄った時は、

なんとこの並盛の上をいくかつ丼大を注文したとか!

女性陣はさすがにミニかつ丼を注文。他にもとんかつ定食もカツカレーもかなりのボリュームです。










『もう晩御飯が食べれんね~』と言いながら店を出た後、空は青空が広がっていました。

登山あるあるの『山から下りてきたら晴れた!』です。







期待した雪山登山は不発に終わったメモリアル登山でした、幸い雨に降られることもなく、

静かな静かな山の中を11人で賑やかに楽しく歩いた国見山でした。

今シーズンもう一度雪の日にリベンジを誓って帰路につきました。

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