萩往還～完踏確率

私はこれまで１４回、２５０ｋｍに参加しました。その内２回リタイヤしました。リタイアした場所は２回とも仙崎エイド。

青海島を終えて戻ってきたとき、めまいで立てなくなり、あえなくダウン。それ以外は、すべて完踏しています。

その経験から、「宗頭を出発できたら１００％完踏はできる」と思っています。

そう思っているためか、宗頭を出ると急に元気がでます。気持ちの問題ですが・・・

そこで、各地点での完踏可能性はどのくらいなのか、調べてみました。

右グラフ参照ください。昨年の記録を参考にしています。縦軸はその地点からゴールできた選手の割合（完踏確率）。割合は完踏者数（２９５名）÷（各地点の選手数）で計算。横軸は各ポイント。

■結果：

・各ポイントの完踏確率は、スタート（５１．５％）、豊田湖（５２．９％）、油谷（５５．８％）、川尻（５８．８％）、日置（６３．９％）、仙崎入（７３．７％）、仙崎出（８５．２％）、宗頭入（８７.５％）、宗頭出（９４.８％）。虎ヶ崎（９５.７％）

・完踏率は５１.５％ですから、スタート時点では、全選手が５１．５％の完踏の可能性（完踏確率）があることになります。

・進むにしたがって、リタイア者がでてきますので、完踏確率は上がってきます。

・仙崎を出た選手の完踏確率が急に上がっている。

・宗頭を出た選手の完踏確率も急に上がっている。

・虎ヶ崎をスタートした選手３０８名中、リタイアした選手は１３名のみ。９５．７％（約９６％）は完踏できている。

■結論：

・宗頭を出たら９４．５％の確率で完踏できています。ですから、宗頭を出発できたら、９５％の確率（ほぼ１００％と思う）で完踏できるという自信を持つ。

・虎ヶ崎をスタートしたら、９６％の確率で完踏できる。ほぼ勝利は手中にあると言える。自信を持つ。

・仙崎をスタートできたら、完踏確率が大きく上がる。仙崎でリタイア者が多い。そこをクリアすると完踏確率は大きく上がる。なんとか、しばらく休憩してでも、そこを出発するように努力することです。

 

萩往還～日置最低時間

日置（へき）中学生エイド（１３１ｋｍ）に何時までに到着すればいいか？調べてみました。

昨年の全選手の記録を参考にしました。

右グラフ参照。縦軸は日置に到着した時刻。横軸は人数。青棒は完踏した選手。赤棒はリタイアした選手。

■結果：

・午後２時から３時に到着する選手が一番多い。

・午後３時までに到着した選手は７０％以上完踏している。

・ところが、午後３時～午後４時到着した選手は半数以上がリタイアしている。

・午後４時以降に到着した選手はほとんどリタイアしている。

■結論：

・日置には午後４時までに着かないと完踏の可能性は少ない。

・千畳敷はここから６ｋｍ手前。休憩を入れて、千畳敷から１時間かかると計算すると、千畳敷には午後３時までには着かないと危険。

以前から「千畳敷には午後２時に着けば大丈夫」と言われていたが、午後２時なら安心です。

 

萩往還～宗頭到着最低時間

「萩往還マラニック２５０ｋｍ」、とうとう１ヵ月を切りました。そろそろ、装備等をそろえていきましょう。

今回は「宗頭文化センター（１７６ｋｍ）」にみなさん何時ごろに着かれているのか、何時までに着くといいのかなど調べてみました。

右のグラフは昨年の記録を参考にまとめたものです。縦軸は宗頭に到着した時刻。横軸は人数。青棒は完踏された選手。赤棒はリタイアされた選手。

■結果：

・午後１１時～１２時の深夜に到着する選手が一番多い。

・午前１時までに到着した選手は９割近い選手が完踏できている。

・午前１時～午前２時に到着した選手は半数以上がリタイアしている。

・午前２時～午前３時までに到着した選手では５０％がリタイア。

・午前３時以降に到着した選手で完踏できた人はいない。

■結論：

午前２時までに、休憩時間も考慮すると午前１時半までがいいが・・・宗頭に到着した方がいい。それ以降は完踏の可能性がかなり落ちる。

午前３時、４時に宗頭をスタートして完踏している選手もおられますが、その選手のみなさんは、早く宗頭に到着して十分休憩されている選手です。

宗頭で重要なのは、出発時間より到着時間が重要です。