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玄海100kmウルトラマラソン

2014年07月21日 16時34分06秒 | インポート

真夏の100kmシリーズ、第2弾「2014玄海100kmウルトラマラソン見野偲想会」無事終了・・・意外な展開、結果に終わりました。

午前3時、福岡津屋崎の宮地海水浴場前をスタート。参加者は40名。気温23度、天気晴れ。蒸し暑い。

10091914 スタート前に主催者から「炎天下が予想されるので、無理と思われたら各自ショートカットして時間内(18時)にゴールすること。無理に全コースを走らなくてもいい」とのことでした。

また、参加費タダで、エイドなし(70kmのみ)、地図の提供なし、道しるべなし、道誘導なしということだったので、みんな地図や食料をいっぱいバックに入れていたが・・・主催者の優しさ?でエイドはいつものように設置され助かった。

私は前回(4年前)と同じペース(12時間20分)で行く予定にした。前半はキロ6~7分のペースで、少し飛ばした・・・・ここで異変。誰かが付いてくるだろうと思ったら、誰もついて来ない。あとで聞いたら、道をはっきり覚えてないので集団で走ったそうです。だから遅かった。

●10km(見坂峠)のエイドで「ダントツですよ」と言われた。しかし、後半抜かれるのは毎度のことで、なんとも思わなかった。

●20kmの脇田温泉(2時間5分経過・午前5時)。やっと明るくなったぐらいだが、湿度が高く蒸し暑い。すでに汗ビッショリ。ここのエイドに力水が置いてあった・・・さすが、よくわかっている。さっそく1杯目・・・結局レース中4杯飲んだ。

  問題の間夫峠(26km)の犬だが、そこだけゆっくり足音を立てずに進んだら、現れなかった。防御用にサロンパススプレーを手にしていたが、使う必要はなかった・・・・後続の選手の時は現れたとのこと

●50km地点を6時間で通過。予定より20分遅い。しだいにスピードがなくなってきた。もうそろそろ誰かに抜かれるだろうと覚悟した。以前アーリースタートでここまで1番で来たことがあったが、これ以降正規ランナーにどんどん抜かれた経験がある。

しかし、後方を見ても選手の影はない。あとで分かったことだが、午前11時ごろがものすごい暑さで、多くの選手が60kmの赤間でショートカットしたそうだ。

Dscf8322 ●地蔵峠(66km)を越え、70kmの大エイドに到着(11時40分)。2番手は3人組でナント1時間近く遅れているとのこと!・・・信じられない、よっぽど暑さで参っているのだろうか?

ここで「最後の湯川山にも上る気ですか?」と聞かれたが、どのエイドでも「ダントツですよ」と言われると、フルコース行かないというわけにいかず、「時間があるから、行ってみます」と答えざるをえなかった。

このころが一番暑く、気温は33度前後。体感気温は36度はあった。サウナの中を走っているような感じで、じっとしているとフラフラする。自販機を見つけては冷水で頭を冷やし、タオルをジュクジュクにして頭にかぶってしのいだ。

最後の試練、成田不動寺のある湯川山に登った(80km)。エイドがあった。その人にあとで聞いたら、私以外は誰も登ってこなかったとのこと(実際は50分遅れて5名登った)。88kmでまたその方がエイドをされていた。私1人の専属エイドのようになり、恐縮した。

Dscf8380 最後のイベント「勝浦の海岸3kmを走り」(93km)はたった一人だった・・・というより、走行中他の選手にまったく会っていない。

海岸走りを終了し、残り5km。タイムは12時間45分経過。この時点では1番でゴールすることよりも、大会の関門時間13時間半を切ることに目標を置いた。

5km45分、脚は限界に近い状態。スピードがでません。暑いので水を飲もうとしたらペットボトルがない!どこかで落としたらしい。残り5km自販機なし。

結局、13時間24分でゴールできた。

最後までフルコースを走ったのは6名だけだった。2番手はいつも優勝しているT?君。最後追い上げたが追いつかなかったとのこと。彼曰く「道を覚えていないので、先頭を走れなかった」。

今回はレースでも大会でもなくイベントとして行われただけで、多くの選手は楽しみながら、ショートカットして走ったようだ。しかし、その中に6名の変人がいてその中で1番目に帰れたことは、うれしい。

来週は九州横断・・大丈夫かな

http://www2.ocn.ne.jp/~astu/xa14genkai.html

コメント (3)
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