異変は玄海100kmウルトラマラソン中に起こった。
80kmあたりから、首の右側に痛みが・・・カメラ用のポシェットを首にかけていたので、そのせいと思い左にかけ直した。
しかし、しだいに痛みは強くなり、後頭部まで響くようになってきた。振動を加えると痛みが増すので、残り10kmはゆっくり走ったり歩いたりしてゴールした。
家に帰ってからも痛みは引かず、数分ごとに右頚部から後頭部に痛みが起こるようになってきた・・・このときはまだ頚部の筋肉のこわり程度にしか思わなかった。
翌朝も痛みは取れずしだいに悪化。首の筋肉も腫れてきた。夜には1分ごとに激痛が右耳後に起こり、痛くて寝れない・・・・・筋肉の炎症?中耳炎?後頭下神経炎?三叉神経痛?ヘルペス?・・・・脳腫瘍??脳梗塞?・・・・だんだん心配になってきた。
翌日は阿蘇縦断の日だったが、とても行けそうにはない。掲示板にお断りのメールをした(O田先生すいません)。
翌朝、我慢できなくなり当番医を受ける事に。ナントH手君が当番だったので、さっそく宇土まで行った。耳はOK。鼻腔内ガンの疑いもあると言われ、一瞬血の気が引いた・・・・・鼻腔内カメラ異常なし。投薬してもらいほっとして帰宅。
帰るとM村先生から連絡あり。MRIしましょう。すぐ行った。
脳実質・脳血管・・・・・異常なし。ほっとした。結局、炎症反応が出ており、神経炎+筋炎・・・という見解。
私は走り方がおかしいようで肩の筋肉がよくこわる。最近、超長距離、ハードなコースを頻繁にするため、筋肉・神経へのストレスがいっぺんに爆発したのかもしれない。
どこも傷めないのが自慢だったが、ついに壊れた!!・・・・・気は若くても体は老いていました・・・というより・・・・・・やり過ぎ!!
今回のことで「てれっと」のすばらしさを再確認しました。
記録を争って走って楽しむばかりでなく、徹夜でマラニックしたり、走りをつまみに酒を飲んだり、走ること以外でも同じ趣味で酒を交わしたり、コンサートに行ったり、今回のように病に伏したとき親切に検査・診療をしていただき感謝です。
痛めてわかる健康のありがたさ・・・・・馬鹿な自信は持たず、地道に走りましょう(できるかな?)