①いつも大会には一人で車で行くが、今回6人で行った。慰安旅行みたいで楽しかった。
②台風が来るので少なくとも、曇り・強風・雨は覚悟していたが、炎天下になるとはまったく考えていなかった。
③こんなにひどい炎天下は初めてである。久留米熊本あつあつマラソンと同じ暑さだった。しかし、こっちは大会である。ゆっくり行くわけにはいかない。途中雨にならなかったら、完走していたかわからない。
④こんなにひどい雨は初めてである。金峰山の雨の比ではない。その中を傘もささずに走る。制限時間があるから雨宿りするわけにもいかない。靴はぐっしょり、足指はふやけ、靴下は破れた。
⑤95kのエイドで女性スタッフ達から「前にいる女性を抜かんといかんよ」と言われ、抜けずに女性のうしろについて走っていたら、うしろから車できて「早よ抜かんね。ゴールで待っとるよ」と言われ、しかたなくペース上げてその女性を抜き、ゴールでまた抜かれていたら格好悪いと思い、その女性に抜かれないように必死にゴールまで走った。95km過ぎてこんなに走ったことはない。
⑥炎天下、大雨のときはレースとかどうでもいい、早く終わりたいという気持ちだった。なのに新記録。うれしい。
⑦帰ろうと車の前でカギを探すとない。走っているときになくしたのか、風呂場でなくしたのか、一瞬にして顔が青ざめた。夕陽館まで全速力で走り、鍵はそこにあった。駐車場で北○くんが待っているので、雨の中を全速力で走った。100km走ったあと1kmをダッシュできた自分が信じられない。大会で一番きつかったのは、このダッシュだった。
いま思うと久留米・熊本あつあつマラソン、金峰山ぐっしょりマラソンが役にたったのかもしれないですね。練習すればいつかその成果は出ます。
なにはともあれハチャメチャないろいろなことが起こった大会でした。一生忘れられない大会になりました。