--女子ジャンパー、高梨沙羅の実績――
この21日から、選抜高校野球大会が始まりました。
16~17歳の若者たちのはつらつとしたプレーに魅了されます。
かれらの若さを見ながら、同年代で、世界のジャンプ台を駆け巡って競技する「高梨沙羅選手」に思いを寄せるのです。
ロシアのソチで行われた「冬季オリンピック/パラリンピック」は成功のうちに終わりました。ですが、その後のかの国の「他国侵略行動」は受け入れられるものではありません。
そのソチの「冬季オリンピック」に女子ジャンプで出場した「高梨沙羅選手」は、圧倒的な金メダル候補と目されていましたが、残念ながら4位に終り、メダル獲得はなりませんでした。
スポーツ競技における自然の影響の恐ろしさを思い知らされたところです。
本人の無念さはいかばかりだったかと、いまさらながら思うところです。
高梨沙羅選手はオリンピック後、覚悟もあらたに「ジャンプワールドカップ競技」の転戦に向かいました。
で、この22日スロベニアのプラニツアでの、個人最終戦で大ジャンプを飛び優勝したのです。
けっきょく高梨沙羅選手は、今期のワールドカップ個人戦18戦のうち、15回の優勝を果たし、残りの3試合も表彰台に立っているのです。そのけっか、団体戦でも日本の優勝が決まりました。
スポーツの国際大会で、これほどの勝率を残している日本人選手はほとんど居ないのではないでしょうか?(わずかに、女子レスリング辺りかな?)
ソチでの敗北をかみしめながら、それでもこの最終戦の勝利者インタビューで、「Complete」という言葉を使っていましたから満足感はあるのでしょう・・・・
表彰台の真ん中での、小さな体格の彼女の姿を見るにつけ「たいしたものだ!!」と感心し、あわせて「ソチのオリンピック」での不運を共に嘆かずには居られないのです。
北国の春はまだ遠く、きょうは吹雪もようも明けて、久しぶりに青空が見えた一日ではありました 。