かるさんのgooブログ <北国たより>

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北の海の異変

2013-09-07 13:38:07 | インポート

 集中豪雨、熱暑、竜巻の発生などと、この夏全国的に「高温多雨」の異変による被害が続いています。<o:p></o:p>

 この北の国でも、この夏(68月間)の平均気温が平年より1.2度高く、過去10年間で2番目の高さになったとのことです。Img_3627

つられて、北海道近海全体の平均海面水温が、78月に18度にもなり、平年比で1.5度も高くなっています。<o:p></o:p>

 「海水温は魚の餌のプランクトンなどの生息環境を変え、魚の分布図も変わってくる」のだそうです。<o:p></o:p>

 いま北の海では、秋の味覚の「サンマ」が近海に寄らず不漁となり、「サケ」の定置網には「マンボウやクロマグロ」がかかって困惑しています。<o:p></o:p>

 道南(函館方面)では、「スルメイカ」の定置網に暖水を好む「ブリ」が大量にかかっています。Img_3637

「サンマ」の水揚げ日本一を誇る根室花咲漁港では、「サンマ」が獲れず、変わってその網に「マイワシ」が大量に獲れています。同じように去年豊漁に沸いた「マサバ」も上がっています。(どちらも以前はほとんど獲れない魚種です)<o:p></o:p>

網走でも、8月に入って「マス」の定置網に「ブリ」がかかり始めています。

 

函館の夏の名物「イカ釣り船の漁火」が意気消沈で、なんと「スルメイカ」は知床方向の羅臼沖で豊漁が続いています。<o:p></o:p>

 Img_3644 ことほどさように、いま北の海の漁場は異変続きで、獲れる魚種が大きく変わってきている始末です。<o:p></o:p>

 こんな調子で変化が進むとすれば、北の海にも「色彩鮮やかな熱帯魚」が獲れることになるかもしれません。<o:p></o:p>

 ですがその前に、人類が生き残って居られるのかどうか? なんとも不安な気象の変化による生態の変化ではあります。

≪画像は「山の水族館」の淡水魚です≫

Img_3655

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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スーパーで「秋刀魚」が一匹500円でした! (harusan)
2013-09-07 20:30:41
買えない~~~(笑)。

海も山も、人間も「天候異変」で戸惑うばかりですね・・・。
これって、私たちが原因を作ったんですよね・・・。
自業自得?
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>はるさん、 (karusan)
2013-09-07 22:07:05
けっきょくそう言うことになるんですね。

驕り高ぶった人類が、知らず知らずにこの地球をダメにしてきたんでしょうね。

宇宙の仕組みから来る部分もあるのでしょうが、人為的な要因も大きいかもしれません。
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