かるさんのgooブログ <北国たより>

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「一栄一辱」――あるライバルの現実――

2013-09-15 11:13:43 | 日記・エッセイ・コラム

 文字面から意味が判る(いちえいいちじょく)と読む四字熟語です。Img_3265_2
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いまからおよそ10年前の2004年、「第86回夏の甲子園野球大会」で『駒大苫小牧高校』が済美高校を13-10で破り優勝しました。<o:p></o:p>

 真紅の優勝旗は、悲願の「白河の関」を飛び越えて、いきなり北海道へやってきたのです。

 翌夏の第87回大会で2年連続の優勝を成し遂げ、北の国の人々は狂喜乱舞したものです。<o:p></o:p>

 さらに第88回大会では、古豪の「早稲田実業」と戦い、1-1の引き分けを演じ、再試合で4-3で敗れ3連覇の偉業は夢で終りました。Img_3257

87回大会での優勝投手が「田中将大」で、翌88回大会では「田中将大VS斎藤佑樹」の投げ合いとなり「ハンケチ王子の斎藤」に凱歌が上ったのです。

いちやく人気者になった斎藤佑樹は早稲田大学へ進み、6大学野球界のスターとなって順調な歩みを見せたのです。

 いっぽう田中将大はいち早くプロ入りを目差し、数チームからドラフト一位指名を受け「楽天球団」に入りました。<o:p></o:p>

 大学を卒業した斎藤佑樹も、ドラフト一位指名で「日ハム球団」に入り活躍が期待されました。Img_3273_2

 田中将大は 楽天イーグルス入団以来7シーズン目の今期で、通算9635敗との好成績を残しています。<o:p></o:p>

なによりも今期は開幕以来無傷の21連勝と、鉄腕稲尾の記録を超えました。<o:p></o:p>

同時に昨シーズン途中からの連勝記録を25勝と伸ばしつつあります。
Photo
この田中投手のがんばりの所為か、リーグ最下位が定位置だった「楽天イーグルス」がリーグ優勝を目の前にしています。<o:p></o:p>

 このまま優勝ということになれば、偉大な記録をつくった田中投手が間違いなくMVPに選ばれることでしょう。<o:p></o:p>

 斎藤佑樹は入団時の2011年に6勝、翌2012年に5勝しています。<o:p></o:p>

 2013年の今期は右肩の損傷から抜け出したものの、2軍生活を余儀なくされて、巷間で「引退」の2文字が飛び交うありさまです。15445311
斎藤佑樹の脱落が原因かどうか、判断が難しいところですが、昨年リーグ優勝した「日ハム」、今シーズンは最下位を争う低迷が続いています。

<o:p> </o:p>両者の年俸も3500万円対4億円と10倍以上の差がつくようになりました。<o:p></o:p>

Img_3295甲子園時代からのライバルが、一方は大学時代までに栄光を極めプロに入ってから辛酸をなめています<o:p></o:p>

 もう片方はいち早くプロの洗礼を受け、いまや日本球界を代表する投手として君臨しつつあります。<o:p></o:p>

 <o:p> </o:p>「一栄一辱」の四字熟語があてはまる人物は、ライバル同士のどちらなのか・・・・ここで言うのはいささか早いのかもしれません。

「有為転変」は人が生きていく途中で、避けては通れないことだと思ったりするのです。

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コメント (6)
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