かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

御三家筆頭の凋落

2007-08-16 21:40:00 | インポート

幕藩体制時の「徳川御三家筆頭」と言えば名古屋城を誇った尾張藩に他なりません。

この2月4日に「御三家の危機・・北の国のお土産事情の昨今」と言う雑記を書きました。

北の国のお土産人気筆頭は「石屋製菓の白い恋人」が長い間ダントツの地位を誇ってきました。

先の雑記で書きましたように、新興勢力がこのお土産御三家を激しく追っています。

お盆の帰省客や旅行客の買い回りで、一年でも最も売り上が多くなるこの時期、御三家筆頭の石屋製菓の不祥事が発覚しました。

不祥事の内容については、これまた連日詳しく報道がなされておりますから、みなさんご承知のところです。

苫小牧の「ミートホープ社」による牛肉偽装事件の波紋が収まらないこの時期、全国的に名を知られ、誰でもが一度は口にいれたことがあるでしょう「白い恋人」の製造に「汚い不正」があったとは・・・言う言葉もありません。

該社のトップは二代目経営者で、この「白い恋人」の増販を柱に企業を大きくしてきたようです。

数年前から地元経済界でも主要な地位に付き、J2のコンサドーレのトップスポンサーであり、経営にも深くかかわってきました。

企業の経営が安定し、成長を始めたとき大きな落とし穴が待っている・・・と言われます。

北の国には他山の石とすべき破滅例が 沢山あります。
「拓殖銀行」「雪印乳業」などなど・・・

彼らの共通したキーワードは「驕り」です。
経営トップの「驕りと慢心」がどれほど社会に損害と迷惑をかけるか、日々を真摯に取り組んで居れば充分判る筈ですが、それがなされて居りません。

打ち続く企業の不祥事に、道民すべてが「うんざりし、憤り」を覚え、これ以上の「御三家の凋落」はぜひとも回避してもらいたいと思わずには居れません。

わずかに救いと言えば、今回の不正事件の発覚が「内部告発」によるものであった・・と言うことだけです。

コメント
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