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薪割機のパワー


薪割機 5DM-8ton だと、さすがに唸ります。

割れないってことではないんですが、ご覧のとおり実際割ってんですが(笑)

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ここまでひねくれた曲者の丸太だと役不足は否めません。

かなり無理してるってのが、エンジン音、その唸り声から分かりますね。 まぁ所詮は8トンパワーですから、て言うか、逆に8トンにしては十分頑張ってくれてますがね。

だからと言って、吾が家の薪作り程度なら27トンなんて大パワーは必要じゃない。

つまり、8トンで割れないものは滅多にないので、それだけのために大パワーの薪割機を所有するのは、大きくて邪魔くさいし、価格は3倍近くもするしで、自分の価値観としては要らないってことですね。
現に前に持ってた27トンは薪の生産者へ譲ってしまいました(笑)

広い納屋とかを持っていて、ぜんぜん邪魔にならないとか、45センチよりも長い薪を作りたいとか、薪割機を縦に使った方が作業が楽チンだとか、それに、やっぱ豪快に割るなら大パワーでしょ! って考える向きには27トンは良いのでしょう。

求めるものは人それぞれですからね。

という訳で、薪割機のお求めなら、ありがた屋へ(笑)



さて、今日は天気も上々みたいなので、これから磐梯山へ登ってきます。

先週は一切経山に登ってめっちゃくたびれて、いや、満喫できたんで(笑) もうしばらくの間、山登りは間に合ってたはずなんだけれども、何だかなぁ~ 今登っておかないとならないみたいな、妙にそんな気分になってます。

今日は冷たい水はやめて、あったかいお茶を持っていくことにします。 こないだは、山頂が思ったより寒くて、冷水持参で失敗したんでね。 あっ、それと、おにぎりも3個にします。 2個じゃ足りなかった(笑)

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薪ストーブの分解/二次空気サーモスタット


薪ストーブの分解/いよいよ本体にメス のつづきです。

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二次燃焼室は軟質のセラミック製なので、熱劣化してくると触媒が収まっている両壁が特に脆くなっているので扱いには要注意です。

二次燃焼室の正面下の蓋は4本のビスで留まってるので、それを外してやると二次燃焼空気の吸気コントロールのための仕組み、サーモスタットのセンサーが見える。
ここで二次燃焼室の温度を感知してバイメタルが反応して、吸気口が開いたり閉じたりして吸気量を自動で決めてる訳です。

これはダッチウエストの触媒機では手動式のダイヤルになってます。
自分はほとんど調整したためしがないんですが、て言うか、FA225では適当な隙間にしたままで開けっ放し状態です。

 
写真のとおりで、センサー先端はスッカリ融けてしまってずいぶん短くなってしまってる。 こうなると完全に要交換ですね。 

二次空気サーモスタットは、燃焼室の温度が上がるにつれて閉じていたバイメタルが広がって、吸気口のフタを持上げるという構造です。 二次燃焼室の温度上昇とともに、吸気量を増やして触媒の働きを活発化させるものなので、ここのサーモスタットが壊れていると適正な吸気量にならないことになるんだが、ちゃんとストッパーがついているので、全閉になることはありません。

いっそのこと、このパーツを外してしまって、開けっ放しにしたとしても大きな問題はなさそうな気もするが、メーカーの設計に逆らうのもどうかということで、まぁ付けておいた方が無難ですがね(笑)
FA225は手動式だし、そもそもが結構アバウトなものなのかも知れない。

センサー部が短くなった二次空気サーモスタットを引き抜いて、新しい二次空気サーモスタットと並べて比較してみると、ご覧の通りで、3年使うとこれだけ融けて短くなってしまうということです。 短くても一応は感知するのかも知れないが、焚き方にもよるだろうが、もっても5年程度ですかね。



つづく

※この記事は2006年の7月に書いたものを基に、今の感覚で加筆したものです。

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半端もの


時々やらかすんですよねぇ~ 思い込みってヤツです。

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一昨日届いた新しい一眼レフ、D7000用に、レンズを保護するフィルターを早速アマゾンで取り寄せたんですが・・・

蓋を開けたら、あれまっ、やっちまったい!

径72ミリで注文したつもりが、もう一本の既に持ってるレンズサイズの67ミリが届いたのでした。 注文履歴を確認したら、間違いなく67ミリ頼んでやんの。 はい、すべておっちょこちょいの自分が悪いんです(笑)

しょうがないので改めて72ミリを注文しました。 今日届くんですがね。 これでヤフオク行きがまた一つ、それもたぶん損切りですね(苦笑)

春から夏の間は閑古鳥な吾が商売なんだが、こんなに売上が無くて生活出来んのかよ、と、マジで焦りまくる期間なんだが(笑) 薪ストーブの季節が近づいてくると、一気に回復です。 特に10月はめっちゃ忙しい。

仕事の合間に、あわてて注文したのがそもそもの間違いだったんだな。
とかなんとか、誰も訊いてないのに言い訳してら(笑)

さて、本格的に秋です。 今朝なんて外は11℃しかありません。 とりあえず朝はブルーフレームで温まってます。

でも夜になると、ここのところ毎晩、吾が家では薪ストーブを焚いてます。 寒がりの家族を持つと大変です。 いまだに夏の格好なんだから寒くてあたり前なんですがねぇ~ 薪ストーブのある暮らしってのも、ある意味困ったもんです。

さてさて、画像は半端ものです。

2メートルの原木から45センチの玉を4つ作ると、どうしても端っこが少し余る訳です。 去年までは全部そのまま放置の野晒しで、腐朽菌が入りまくって半分朽ち果てた頃に薪場で焚き火をして遊びながら処分してたんですがね。


でも、それはやっぱ勿体ないことだなぁ~ と、これだって立派な薪になる。 それに、大量の原木が残ってて、これから先まだまだ半端ものは増え続けます。

と言う訳で、今年からはとって置いた半端もの、あまりに大きいので、せめて半分にはしてやらないと、とは思ってんですが、何せ今は書き入れ時なもので(笑)

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薪ストーブのガスケットとカメラ


自分の焚いてる薪ストーブメーカーのガスケットについては、バーモントキャスティングスもダッチウエストも調べ尽くして知ってるんだが、それ以外の薪ストーブのガスケットデータが無くて、これまで販売用のガスケットセットを組めないでいた。

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モルソーやSCAN、それにヨツールとか、時々問い合わせをいただいても、 「ごめんなさい、指定してもらえれば取り寄せます」 だったんだが、モルソーとSCANについては機種ごとのガスケットサイズが判ったので、今後はセットが組めます。

ただ、バーモントキャスティングスやダッチウエストのように全てのガスケットではなくて、ドア類とガラスだけなんですがね。 あとは、消耗パーツとしてバッフルや耐火レンガも受注OKです。 こうなると次に欲しいのはヨツールのデータですね。

どっから手に入れようか? 機種ごとのマニュアルには載ってるよね?
ヨツール焚いてる皆さんから情報いただけたらありがたいんだが、なかなかそう簡単にはいかないのでしょう。

それにしてもSCANのガスケットは種類が多い。 モルソーはVCやDWとあまり変わらず5種類だけなんだが、SCANに関しては18種類もガスケットがあります。

以上、これからはモルソーとSCANのガスケットもOK! というアナウンスでした。


さて、今日の写真はデジタル一眼レフです。

トップの画像はコンデジのDP1sで撮ったもので、すぐ上の画像はiPhoneなんだが、明らかにDP1の方がリアルです。 もちろんRAWで撮って現像したのであたりまえなんだけれども、iPhoneで撮ったものでもブログ記事に使う程度なら十分かな。

そんな訳で、ぜんぜん使ってない DP1sはヤフオク行き となりました(笑)

コンデジならiPhoneのカメラで十分です。 ちゃんと撮りたければ一眼レフ持ち出せばいいだけです。 まぁそんな訳でという訳でもないんだが、一眼レフをこれまでのD90からD7000に買い換えました。

D90はもう3年使ったし、D7000が発売から2年経って価格がずいぶん安くなったこともあって、そろそろ買い換えたかったんですよね。

さっそくD90をヤフオクに出品しようと写真を撮っていたら、そこへ友達がやって来て、有無を言わさず2万円置いて、さってばさーっとD90を持ち去ってしまった(笑)

オークションの落札相場を見ると安過ぎです。 でもまぁ35年来の友達なのでしゃ~ないなぁ っと、あきらめました。 2万円置いていっただけでも(笑)


レンズはこれまで18-55と18-105の2本あったので、友達に付けてやったのはもちろん安い方の18-55です(笑) なので、18-105が残り、今回のD7000のズームレンズは18-200なので、使い分けにちょうどいい感じです。

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夜明け前の焚き火


暗がりで時計の見間違いってやりません?

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夜明け前、昨日のことなんだけど、なぜかすっかり目が覚め冴えちゃって、少し早いけどまぁいいか、と、布団を抜け出して3階から1階の仕事部屋に下りたんです。 そして電気を点けてみたら・・・

4時かと思ってたのに、まだ3時でした(笑)

ヤバ、たったの4時間しか寝てないや!

普段は最低でも7時間は寝ないと気がすまない。 て言うか、昼寝の習慣はないのでね。 なので、毎晩9時とか10時には寝てしまうんだが、たまたま前の晩は、気分もよろしく酔っ払って、ギター抱えて一人コンサートをやってしまって、気付いたら2時間も歌ってたりして、寝たのが11時過ぎだったと言う訳です。

3時かぁ~ これから酒飲む訳にもいかないし、真っ暗じゃ散歩もしたくないし、つうか、夜明け前の徘徊オヤジなんて怪し過ぎね? それにだ、外はもう寒いんだよね。

しょうがないので薪ストーブに火を入れて、しばらくは扉を開けっ放しでパチパチと薪の爆ぜる音をただポケ~っと楽しんでました。

朝飯まで長いのなんのって、何もしなくたって起きてると腹が減るんですねぇ~


ようやく夜明けです。

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へこたれんな!


かなりへこたれます!

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これは長さ45センチの玉なんだが、長さ2メートルの原木だから1本から4玉取れます。 で、先週末の作業では18本の原木から72玉作って限界でした。

限界ってのは大袈裟って言われるかも知れないけど、確かに時間的には数時間のことです。 この仕事で飯を食ってるならもっと頑張れるだろうし、毎日のことだったら使う筋力も鍛えられて苦にならないレベルなんだろうが、そういう事情ではない。

だから、やっぱし数時間でへとへとになるし、それが頑張りの限界なんですよね。

チェーンソーで丸太を切る作業自体は、少しは楽しいってこともあってそんなに大変だと思わないんですが、大変なのは出来た玉を軽トラックに積んで、それを今度はビニールハウスの中に運び入れることなんですよね。

これも同じ理屈で、本業で無い自分は限界ハードルが低くなる。 毎日やってたら、きっと普通に頑張れる肉体労働です。 自分には、そういうことが当たり前だった時代もあるんで、良く解ります。 でも、今は違う訳だ。

この力仕事は一人でやってるとイヤになる。 ホント、かなりキツイです。

へこたれちゃイカンのだけれども、どうしようもなく毎回へこたれてます(笑)


ちなみに語源はというと、ヘコタレ は 「ヘノコ(陰茎)」 + 「タレ(垂れ)」 のことで、元気のないことを言うのだそうで、な~るほど、それなら、へこたれるなんて言葉は軽々しく使っちゃダメだな。 だって、まだまだ ヘコタレ じゃないもの(爆)

※語源については、もの言う翔年(ユリウス) さんより引用

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今日は写真集になってます


薪ストーブの記事じゃないと、なかなか読んでもらえない、て言うか、マジで読者数は激減、半減するんだが、今日はそんな日になりそうです(笑)

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昨日はなかなかの良い天気に恵まれて、最高の登山日和になりました。

6時に家をでて、7時10分には浄土平の駐車場に着いたんですが、好天の秋の日は日曜日ということもあってか、既にたくさんの登山客でにぎわってました。

みんな早起きなのね(笑)

7時15分から登り始めたんだが、途中で写真を撮ったりしてゆっくり歩いたんだが、て言うか、結構な急斜面でゆっくりしか歩けなかったんですがね。 おまけに石がゴロゴロしていて歩きにくいのなんのって、やっぱスニーカーじゃダメだワ、登山靴じゃないと滑って危なっかしい。 特に下山の時は滑る。

標高 1,600m の駐車場の気温は3℃だったので、2,000m 近い頂上あたりは氷点下だったのかも知れません。 登山道の日陰には霜柱がいたるところにあった。

日頃の運動不足もあって、久々の登山はくったくたでした。 十分満喫したので登山はもう当分間に合ってます(笑)

でも、頂上で食べたおにぎりは最高に美味かった!


自分にとっての備忘録を兼ねて、以下、時系列で写真を並べてみました。

7時10分浄土平駐車場にて

険しい? 登山道

霜柱

一切経山の登山途中からの鎌沼

頂上方向

頂上が見えてきたけど、近そうで遠い

頂上付近から見下ろす吾妻小富士

やっとたどり着いた 1948.8m の感動

近寄ってきて一緒に記念撮影の見知らぬ子供なんだがカワイイね

一切経山の頂上から魔女の瞳(五色沼)

遠くに見えるのは安達太良山?

下界は福島市

下山して分岐点から鎌沼と姥ヶ原へ向かう

鎌沼への木道

前大巓方向

鎌沼のほとりを歩く

鎌沼のほとりを歩く

鎌沼のほとりを歩く

鎌沼のほとりを歩く

鎌沼のほとりを歩く

鎌沼から下山途中に見える吾妻小富士と桶沼と渋滞の列

今日も元気に噴煙

歩いたルート図

ずっと歩き続けた場合が3時間ってことです。
山頂でおにぎり食べたり一服したり、景色を眺めたりで30分過ごしたので、実際の所要時間は3時間半でした。

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年はとりたくないぜぇ~


食欲の秋のはずなんだけれども・・・

近頃ほとんど昼食を食べてません。 8月からなんですが、それでも9月の中旬頃まではカップラーメン食べたり、素麺を100グラム茹でて食べたりしてたんですが、それ以降は殆ど食べなくなってしまった。 とくに今月に入ってから食べてない。

て言うか、今ではすっかり一日二食に慣れつつあって、これから先も二食でOKみたいな。 カラダが、もうそういうことなんだろうかね。 なので、外食のランチもぜんぜんご無沙汰だ。 食欲の秋のはずなんだけどなぁ~

年はとりたくないぜぇ~

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2011年の前期カタログまでで廃盤になってしまったウェザースティックなんだが、吾が家の風除室で今も現役です。 ウェザースティックはやっぱ軒下だわ の記事の通りで、天気の良い日は若々しく10代? いや、20代? 曇り模様なら30代? 40代? 雨降り模様の時にゃ50代? それとも、すっかり老人?

あ~ヤダヤダ、年はとりたくないぜぇ~(笑)


晴れの日にゃ、スティックの先端は天井にくっつきます。


さてさて突然ですが、決心しました。

天気も良さげだし、これから磐梯吾妻スカイラインへ一人で向かいます。
浄土平に車を停めて、登りたいと妙に心惹かれた一切経山 (いっさいきょうざん)標高1,949mの頂上を目指してきます。 おにぎりと水筒もって出かけよう。
頂上でビールが飲めないのは残念だけど(笑)

ではでは行ってきます。

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薪ストーブのガスケット交換


ファイヤースクリーンで焚き火をして遊んだ翌日の朝、薪ストーブのフロントドアのガスケットが無残にも食い千切られていた。 犯人は吾が家の猫ちゃん(笑)

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まぁしょうがないので張り替えることにしました。

去年のちょうど今頃、アンコールの フロントドアのガスケット交換 をしたんだが、本来なら5/16サイズのガスケットなのに、太い方がキツクなって密閉度も高くなるだろうなどと、安直な浅知恵よろしく、少し太目の3/8サイズをその気になって貼ったもんだから、扉のラッチが完全に閉まらなくなってしまってた。

なので、丁度いい機会、て言うか、猫がきっかけを作ってくれたのでありました(笑)

さて、今回は耐火セメントを使いません。 シリコンシーラントってものを使ってガスケットを接着します。 バーモントキャスティングスのアンコールやデファイアントで数年前から使われているものなんですが、使用場所はフロント扉と灰受け扉に限定されてます。

耐火セメントで接着した時よりもガスケット交換が容易らしいです。 つまり、ガスケットを剥がした時にセメントだと鋳物にへばりついてて、これをキレイに削り取るのが一苦労なんですが、それがシリコンシーラントだと、同じへばりつきでも比較的簡単に剥がせると言うことのようです。 それと、接着力がセメントよりも強いようで、それで開閉頻度の高い扉に採用しているのかも知れないね。

ただ、画像で分かるように耐熱温度が華氏500度までで、摂氏に換算すると260℃でしかない。 それでフロント扉と灰受け扉の限定な訳なんだが、実際フロント扉は260℃以上にならないのかって思ってしまったんだが、メーカーが採用しているのだから大丈夫なんだろう。 もしかしたらエアーカーテン効果もあり通常の焚き方であれば260℃を超えないのかも知れない。

いずれにしても今回は試しに使ってみて、もしも260℃を超えてしまっても使えるものなのか? 剥がしやすさは本当なのだろうか? いろいろと成果がありそうです。


マイナスドライバーの頭をハンマーで「コンコンコン」と叩きながら、へばりついてるセメントを削り取る作業ってキライです。 て言うか、メンテナンスそのものがそんなに好きじゃないです。 手は爪の中まで真っ黒になるし(笑)


塗付量はこんなもん?


追記

話はがら~っと変わるんだが、最近読んだあるブログの記事が切なかった。

薪ストーブの記事なんだけれども、どうやらその人はそのストーブが、て言うか、メーカーそのものなのか、とにかくキライらしい。 好みの問題だし、それはそれで別にいいと思うんだけど、問題はその書き方、内容です。

その薪ストーブの最悪なケースを持ち出して、あたかもそれが一般的なことのように書いているんだけれども、何なんだろうね?

そんなにしてまで自分の気に入ったストーブ、いや違うな、その人の商売上の都合なのかも知れないが、あるメーカーだけが最善みたいな、読んでて伝わってきたのはそんな印象ですかね。 もちろん、そう思うことは本人の勝手なんだが、自分の好みや考え以外のことは全て否定してしまう。 そんな人を想像してしまいました。 思いやりのかけらも無い文章だと思いました。

自分はいつも情報発信は公平であるべきだと思ってます。 特定のメーカーをネガティブなことで攻撃はしたくない。 なぜならば、それを好んで選んだ人を否定することになるからです。 好みと言うのは押し付けられるものではないのです。その人の感性で決まるものだと思ってます。

だから、自分はこれまで自分の好きな触媒機についての思いを、一人のユーザーの意見として書いてきました。 そして、その内容はポジティブなことだけでなく、ネガティブなこともあえて書いてきました。 それは、これから薪ストーブを導入しようとしている人たちへの正確な情報として伝えたかったからです。 たまたま自分はクリーンバーンを好まなかっただけで、否定をしたことはありません。

しかし、そのブログを読んでると、明らかに意図を感じました。 こういう情報もネットならではのことなのでしょうが、あまりにも偏った記事です。 薪ストーブが大好きな自分としては何だかとても悲しくなります。

焚き火が好き、薪ストーブが好き、ただそれだけです。

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薪ストーブの分解/いよいよ本体にメス


薪ストーブの分解シリーズを毎日ではないけれど書き続けてますが、画像はすべて吾が家のメインストーブであるバーモントキャスティングスのアンコールのものです。

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アンコールの場合、まずは二次燃焼室への入口にあたるスロートフードを少し持ち上げてスライドさせて外すんだが、このパーツは高熱にさらされて歪んでいることも多くて、激しく歪んでいたりすると外しにくいこともあります。 そんな時はハンマーで少し叩いてやると外せるんだが、もう何度もやってるので、最近ではコツをつかんでることもあって叩かなくても簡単に外せます。

その後、ファイヤーバックを押さえている左右のクサビを下からハンマーで叩きながら抜いてファイヤーバックを外すのだけれど、このパーツはかなりの重量物です。 先に手前のアンダイアン(薪止)を外しておいた方が作業しやすい。これはボルトで固定してあるだけなので簡単に外せます。

ファイヤーバックを取り出すと見えてくるのが軟質セラミック製の二次燃焼室です。 焚き方にもよるのだろうけど、吾が家の場合は相当焚き方が悪い、て言うか、酷使しているのか、だいたい3~4年でかなりボロボロな状態になってしまいますね。

二次燃焼室の触媒(キャタリティックコンバスター)が収まる部分の損傷が大きいとそこから排気がもれてしまうので、大きな隙間の場合は、そこに適当な太さのガスケット(グラスファイバーロープ)を詰め込んだりして、できれば5年は使いたい。


現在(2012年)、ダッチウエストジャパンでは金属触媒、バーモントキャスティングスのファイヤーサイドではセラミック触媒が標準となっているんだけれども、あくまでも自分の焚き方、見解としてですが、逆が良いように思えて仕方がない。

金属触媒は反応温度が低いし、構造上表面積も大きいので、触媒としての性能はセラミックより上なんだと思うが、欠点として、目が細かいゆえに目詰まりしやすいことと、過燃焼による溶解が起きることがある。

セラミック触媒は金属よりも目詰まりしにくいことと、熱に強いことがあるんだが、問題はその構造で、セラミックの周りを金属枠で囲んであって、これが過燃焼に弱い訳です。 触媒自体は過燃焼の高温に耐えられても、金属枠が歪んでしまって結果としてセラミックを壊してしまうパターンが多いのです。

更に酷いケースでは大きく歪んだ金属枠が二次燃焼室の壁まで壊してしまうこともあります。 その点、全てが金属製の触媒だとこの歪みがセラミック触媒と違って全体的なものになるので、二次燃焼室の破損率が下がります。

特にアンコールの場合には金属触媒が有効だと思っていて、デファイアントやダッチウエストのFAシリーズなどと違ってバッフルプレート(炎返し)がなく、スロートフードという残留ガスの誘導路、触媒のカバー的なものしかないので、炎をそのまま取り込んでしまって決して分散してくれないのです。 もちろん上手に焚いている方も見えますので、このことはあくまでも自分の焚き方の場合という前提ですが、これまでの経験からそう思う訳です。

もう一台、FA225も焚いているんだが、バッフルがあるのでセラミック触媒は3年使っても壊れなかった。 けれども、金属触媒は2年の使用で中心部が過燃焼からか少し溶解してしまった。

そんなことから、自分としてはバッフルを備えたFAシリーズならセラミック触媒がいいと思う訳です。 バーモントキャスティングスでもデファイアントならバッフルがあるのでセラミックもいいでしょう。 もちろん、過燃焼に気をつけて焚けば性能的に優れる金属触媒は魅力的なものです。 どちらの触媒を選ぶかは最終的にユーザーの好み次第でしょうかね。


次に両サイドのエアープレートを外します。上下2本のボルトで固定されているだけなので簡単です。 一次空気はこの空間を通ってフロントドアの上部へ導かれ、ガラスを汚れにくくするエアーカーテンとして炉内に供給されてます。

ここのガスケットは3/8サイズで、気密保持のためにもできれば3~5年に一度は替えたいところです。

右側のエアープレート内部には自動温度調整機能のための一次空気サーモスタットが格納されてますが、この時は特に異常もなくワイヤーの張り具合も問題無しだったので特に何もしません。

※稀にあることなんですが、空気調節のレバーの動きがおかしいなと思ったらここを疑ってください。 パネル接合に使われたはみだした耐火セメントが欠け落ちてワイヤーに引っかかっていることがあります。

一次空気サーモスタットは定期交換部品ではないでしょうが、動かしてみて一次空気の取り入れ口の開閉がスムーズに出来ていればまぁ大丈夫でしょう。 でもバイメタルは劣化するので、5年くらいで交換しておけば間違いなさそうです。



吾が家の薪ストーブはコーナー設置なので後ろ側に人の入れるスペースがなく、背面を見るのはなかなか難しい状況なんだが、状態の悪い薪を焚いた時に出来たらしい液ダレのあとが数本見えます。


それと、煙突口元のガスケットが寿命でした。上から覗いてみると部分的に0.5ミリ程度の隙間があり、ここの5/16ガスケットも要交換ですね。

つづく

※この記事は2006年の7月に書いたものを基に、今の感覚で加筆したものです。

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