薪ストーブ暮らしが好きでブログ書いてます/燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
薪ストーブ2012

薪ストーブは暖房器具なんだから、ただ単に暖かければいいと言うことなら何でもいいんだろうが、クルマと同じで走れば何でもいいって物でもない。 少なくとも自分はそうだし、そういう人も多いはずですよね。

それはデザインだったり、使い勝手だったり、燃焼方式だったり、それを選んだ人の何かしらこだわりがあるはずですよね。
2003年の秋、燃焼方式の違いについて理屈では知っていたけれど、実際には何も知らなかった自分は、手ごろな価格と好みのデザインということで、今では廃盤になってしまったイントレピッドNC、クリーンバーンを選んだ。
しかし、この選択は大きな間違いだったことに気が付いて、結局、4ヶ月後には触媒燃焼のアンコールを購入したんだが、この失敗と気づきは高い授業料でした(笑)
どのメーカーでも大体そうなんだが、カタログスペック表記の暖房面積ってのは全くあてにならない。 もちろん居住地や住宅性能にもよるんだが、目安にもならないと考えた方がいい。 単に燃焼ピーク時の熱効率で換算したものだと思う。
要するに吾が家で使うにはイントレピッドではパワー不足だった訳です。 パワーが足りないから焚いても焚いても部屋は暖かくならない。 なので、薪はどんどんくべられて消費される。 結果として燃費は最悪だったよなぁ~
クリーンバーンの薪ストーブはヨツールのF100も焚いたことがあるんだが、実はこれも1シーズン焚いただけで触媒燃焼のダッチウエストFA225にチェンジしてしまった。 この時は狭い仕事部屋で焚いていたのでパワーは十分だったんだが、薪をくべるサイクルタイムが短かすぎてイヤになってしまったからだ。
自分が薪ストーブに求めるもの、それは実用性が第一なんだと思う。 確かにクリーンバーンの方が炎はキレイだと思うこともあるけど、自分にとってはただそれだけのことでしかない。
それよりも、使い勝手のいいトップローディングを備えていることが自分にとっては重要だし、ダンパー操作が面倒だと言う人もいるが、それは全く苦にならないし、逆にマニアックで面白いと自分は思うし、消耗パーツである触媒はランニングコストがかかるから敬遠する人もいるけど、排気が一番きれいな燃焼方式なんだし燃費も良いのだから、その程度のコストは自分は全く問題ないと考えている。
クリーンバーン機はランニングコストがかからないとよく耳にするが、そんなことはない。 バッフルとかエアーチューブとかバーンプレートとか、割れたり曲がってしまったりと、ちょくちょく注文が入ってくる。 業者に頼まないで自分で交換修理したとしても、パーツ代はどれも数万円コースです。
燃焼方式にかかわらず、イニシャルコストだけですむ薪ストーブなんてないのです。
だからいつも書いてるように、人の意見に左右されずに自分の気に入った薪ストーブを焚いたらいいのです。
まぁ好みやこだわりなんてものは何でもそうなんだが、誰も気にしないようなことでも、自分にとっては大ごとなんですよね(笑)

クリックすると薪ストーブが動いて触媒まで見えます(笑)

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