kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

日本一の学校訪問

2022-01-23 | 陸上競技
土曜日。予定していたことが全てなくなりました。とはいえ家の中にずっといるのも半端なくストレスが溜まる。私自身は「感染者」でも「濃厚接触者」でもないのである程度の活動はできます。もちろん様々な場所に出歩く気はありませんが。

休みの日は身体を動かしたいと思っています。年末にふくらはぎを痛めてからなかなか思うように走ることができませんでした。まー別に走る必要性はないのですが。多少なりと身体を動かすようにしたい。1人でやるのもなんとなくしんどいですが、散歩仲間がいるわけでもないので「強い意志」を持ってやっていこうかなと。

音楽を聴きながら少し歩く。他の高校の生徒が登校している姿が目につきます。そのときふと「あー、日本一の学校に行ってみよう」と思い浮かびました。年末からやりとりはしていますが、直接会うこともなく。まー別に会ったからといって「ドラマ」があるわけでもなんでもないのですが(笑)。単純にあるかだけよりは「目標地点」がある方がモチベーションが保てるかなというのもありました。距離的にどれだけあるのか分かりませんがなんとなく「行けるだろう」という気持ちに。

そこからゆっくりですがジョグで。大阪の尊敬する指導者が「職場から走って帰る」というのをときどき実践されています。たまには私も少しは走ってみようかなと。が、これまでの生活の中で走ったのは最長で「3キロ」です。連続でそれ以上の距離を走ったことはありません。11月末から身体を動かし始めてやはり長い距離走るのは苦手だなという感覚しかありません。でもとりあえずやれるところまで走って見ようと。

スマートウォッチなので1キロ毎にラップが表示されます。平均で6分20秒くらいでしょうか。トップ選手の倍はかかっています(笑)。上り下りがあるので怪しいですが下りの時は5分45秒くらいで走っています。今の私からすればかなり速い(笑)

とはいえ、「日本一の学校」までの距離がわかりません(笑)。風景であとどれくらいでたどり着くのかを予想しながら走りました。走っている途中に「練習やってるのか?」という気持ちにもなりました。辿り着いたのは良いが誰もいなかった時の辛さは半端ないなと。電話して確認しても良かったのですがそれはそれで悔しい(笑)。いなかったらそれはネタになるかなというのもあってひたすら走りました。「走ろう」と思うまで1キロくらいは歩いてたので残りの7キロくらいは走ったのではないかなと思います。トータルで8.5キロくらい。




1人汗だくになって「日本一の学校」にたどり着く。gt先生からは「何やってるの?」と突っ込まれる(笑)まー、たしかに普通のおっさんが遠くから走ってるというのは想像しないでしょうから。一応距離を置きながら話をしました。少し練習を見ながらあーだこーだ。上半身と下半身のタイミングが云々、ポール走とタイヤ引きの組み合わせが云々etc。相変わらず変な話しかしていません(笑)。一般の人が聞いたら「この人たち何?」みたいな雰囲気になるのでしょう。貴重な時間でした。




証拠として日本一の選手が練習しているところを撮影。1時間くらいいたでしょうか。帰ることに。

流石に帰りずっと走るというのは不可能だなと。すでに暑くなっていました。元々散歩するつもりで出掛けています。ウインドブレーカーも着ているので暑い。汗だくです。それでも進まないと帰れないので地道に走る。帰りは4キロくらいは走ったでしょうか。この辺りが限界ですね(笑)




自分で何か決めてやる。それくらいはしたいと思います。誰かに強制されるわけではない。とはいえ、何もやらないというのも時間がもったいない。そう思って走りました。かなりの負担(笑)

まーぼちぼち。どうでも良いことが増えるかもしれませんが書いていきたいと思います。毎日がドラマのように刺激的な事ばかり続くわけではありません。日常の少しのことに喜びや楽しみを見つけてやっていけたら良いなと思います。

お付き合いください(笑)


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活動自粛

2022-01-23 | 陸上競技
色々なことがあります。その関係で28日まで「家庭学習」となりました。こういう状況なので受け入れるしかないという感じがあります。が、2年前と何ら変わっていない感じがあります。あの時は「感染者」「濃厚接触者」というだけで大バッシングを受けていました。本当に酷い話でした。今度のオミクロンは感染力が高く多くの人が感染するリスクがあります。あの時心ない発言や行動をした人達は「今」をどう感じているのでしょうか。

これに伴い21日から1週間、部活動と当然ながらありません。土日と連続で舎監になっていましたがそれもなくなりました。

話を聞くと他の学校では欠席者が100人を超えるところもあるようです。それでも平常通りの授業が実施される。欠席している生徒はその間の内容は学習しないまま進んでいくとになります。オンライン対応の話もあります。が、ここ最近は「何となく大丈夫」という雰囲気があったので準備が足りていないところもあります。これから先のことを考えるとやはり必要なことなのかもしれないなと強く思います。

毎日のように「過去最高」と感染者の人数が取り上げられます。たしかにこれまでと比べ感染力が強いのだと思います。それでもマスクをしなかったり、「自分は大丈夫」と思うこと人も沢山います。感染する可能性は誰にでもある。そういう状況です。私自身いつ感染してもおかしくない状況にあることだけは間違いありません。しかしながら、「他者を感染させない」努力は必要だと思っています。

「インフルエンザの方が酷い」という意見もありますが、周りにインフルエンザに感染したという人は聞きません。マスク着用などの対策の効果があるのだと思います。以前はマスクの着用がなかったこともあり毎年のように感染者が増えていました。学級閉鎖も多かった。今はほとんど聞きません。きちんと「正しく恐れる」という部分ができればある程度の対策はできるのだと思います。

この状態が何年続くのか。感染するリスクを0にすることはできません。しかし、0に近づけるための努力はするべきです。そして「感染する」ことは「悪」ではない。誰にでも可能性がある。責めるのは間違っている。が、「感染することはないだろう」という気持ちで何もしないのは違う。

危機意識。ここは持ち続けてもらいたい。感染するかどうかではなく「対策」はする。こうやってblogに「家庭学習」になったと記すとそれに対しての批判もあるのかもしれません。しかし、現実として起きることです。そこを誤魔化しても仕方ない。世の中の「捉え方」を見直す必要はあると思います。

ということで、練習のことについてはしばらく書けないかなと思います。競技に関することや自主的活動に触れながら、ぼちぼち日常生活のことを書いておきたいと思います。

ぼちぼちです。
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検定のための勉強&少しの運動

2022-01-22 | 陸上競技
木曜日。この日は本来授業がほとんどありませんでした。3年生の授業が午後からなくなったからです。

が、真面目なので他の授業をもらってから2時間ほど検定のための時間としました。できるようになっている生徒からすればかなり苦痛だと思いますが。飽きてくる。さらにできない生徒にとっても苦痛かもしれません。とはいえ、ある程度やっている中で間違いなくできるようになってきています。

更に放課後1時間程度の補習も。何もなかったところから3時間の検定対策の時間を作り出しました(笑)課題も出しますがあとはやるかどうかです。本人達の意欲にも比例すると思いますが。

放課後、練習に行った時には5人程度しかいませんでした(笑)治療に行く選手、補習に参加している選手、不在の選手。こうなると練習どころではありません。私は治療院に1人連れて行く事になっていたのでグランドを離れました。とにかく人がいないというのは寂しい限りです。開店休業状態。

治療院に連れて行ってからまた戻ってきましたがこの日はミーティングと体組成のチェックと簡単なトレーニングで終わりだったのでかなり早く終わりました。

話が少し前後しますがこの日の朝、3キロを走りました。普段は朝グランドで1人で黙々と走っているのですがこの日は他の人と一緒に話をしながら。ペースを合わせて走っていたつもりですが自然と速くなっていました。




3キロ走っているあとは少し歩いたので平均のペースは落ちていますが。この日の最速の1キロは4分54秒。まー普通の人が走るペースに比べるとかなり遅いですが。それでもこれくらいのペースで走れるようになるまでにかなりの時間を要しました。一応まだ運動を続けています。すぐに足が痛くなりますが(笑)

ぼちぼちやっています。特別な目標があるわけではないのですが(笑)

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強運の持ち主

2022-01-22 | 陸上競技
またも読書の話。ちょっと時間が前後していますが土曜日に読みました。土曜日の出来事自体はまた書きますが。本を読んだ後の感想は出来るだけ時間を空けずに残しておきたいなと。もうすでに「読書」blogになっていますね。特段求められていないのはわかっていますが(笑)

今回は瀬尾まいこさんの「強運の持ち主」です。これも図書室にあったので借りました。今週は間違いなく本を読む頻度が増えると思います。




占い師の話。OLを辞めた女性が「時給1200円」に惹かれて始めた占い師。最初は本を読みながら相談者の運勢を占っていたのに、次第にそれはあくまで「参考」であって自分が感じたものを伝えていく。相変わらず柔らかい文章で読みやすい。

短編になっていてそれぞれにテーマがある。「ニベア」では「お父さんがいいかお母さんがいいか」という相談で困惑する。そんな重い相談に対して軽いことは伝えられない(笑)。

「ファミリーセンター」では「彼と仲良くなりたい」という相談に対してあれこれ答えるがうまくいかない。何度も訪れる女子高生に対して困惑しながらもきちんと話を聞きながら考えていく。

「おしまい予言」ではものごとのおしまいが分かってしまうという大学生が出てきて一緒に働く。「おしまい」を伝えることは幸せなことなのか不幸なのか。他人事から自分の事になった時に見えてくるものが違う。

「強運の持ち主」では新しく働き始めた真面目な占い師とのやり取りの中で「自分にとって大切なもの」が何かに改めて気づかされる。周りにあるさまざまな星の力を借りて生きていく。

あー、やっぱり面白い。時間をかけて読み終えました。こういう時間を有効に使いたいなと思っています。こんなどうでもいい話を「うんうん」と聞いてくれる人は稀なので、この場に書いておきます(笑)

また読みます。
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逆ソクラテス

2022-01-22 | 陸上競技
またも読書の話。多分これから読書の話が激増すると思います(笑)

前回気になっていた「フーガはユーガ」を読みました。そこで伊坂幸太郎さんの作品を読んだみようと。図書室を見てみると「逆ソクラテス」がありました。12月くらいに本読みたい欲求が高まった時に仲の良い指導者に紹介してもらった本です。息子さんが読んで面白かったと言っていたと(笑)

元々守備範囲の狭い私ですから作者を知らなかったのですが、同じ伊坂さんの作品でした。ちなみに本を読んでいるのでkd先生からは「視野が狭いんだから色々な分野の本を読んだほうがいい」と言われています。まだ、kd先生の世界には辿り着けません。もう少しクッションを挟みながら(笑)日本各地の「つまみ」の話も借りていですがマニアックすぎて(笑)人間の幅を広げるためにもそこにたどり着けるといいのですが。

短編集。伊坂さんの作品には色々な部分に「伏線」があります。「フーガはユーガ」を読んでさらに二作目を読むとそのことが改めて感じられます。この「伏線」を回収する内容に引き込まれます。最初の短編「逆ソクラテス」は「先入観」の話。「できない」と担任に決めつけられて、周りにも「この子はできない子だ」と先入観を植え付けるような話し方をする担任。それを覆したいという周りの子供たち。いや、私自身も気をつけたいなと。

「スロウではない」も面白かったですね。「え?」となる内容。そういう流れかーと。クラスの中でリレーチームを2チーム作って運動会に出る。1チームはクラスの上位の子供達。もう1チームはくじ引きで決められた走るのに自信がない子供達。その中でどうすれば足が速くなるかを考える。さらにそれをサポートしてくれる女の子に対して嫌がらせも…という展開からの流れ。ぜひ読んでほしいなと思いです。

他にも「非オプティマス」や「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」も。少しずつ他の話とリンクしていて面白い「逆ワシントン」でテレビが壊れて買いに行くという流れからのラスト。失敗をしてもやり直せる。

小学生が読んでもわかる部分もあるだろうし。我々が原点に帰るためかも読んでもらいたい作品だなと思います。たくさん書くよりは読んでほしい。本当にそう思う作品です。

また読みます。


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ぼちぼち書きます

2022-01-22 | 陸上競技
かなりバタバタしていたのでblogにたどり着くことができませんでした。水曜日の練習について触れる前段階で色々あったので。

いろいろな場所で新型コロナウイルスの影響が出ています。オミクロン株の感染力の高さはかなりなもののようです。感染力に持っているエネルギーを全部振ってしまっているイメージもあるので毒性は弱くなっているイメージもあります。実際はわかりませんが。

水曜日、練習は通常通り。この日も1時間程度補習をしてから練習へ。補習に関しては厳しくいう部分もあります。課題も出しますが、提出しない者もいます。こうなるともうこちらが手を貸すという話ではなくなるのかなと。少し突き放すこともします。高校生ですから手取り足取りやってあげるのは違うと思うので。最後は自分自身の意志だと思っています。家で全く勉強しないで資格取得できるほど甘くはないですし、今回受ける級を取得してもこれから先同じことをして通用するわけではないので。

練習に行った時にはハードル走が始まるところでした。3本2セットなのでかなり早めに終わります。帰りはスプリントなのでかかる時間としてはそれほどではありません。詰まる選手は隣で連続跳び出しのような動きに変えました。力に応じて変更するのは必要だと思うので。

その後はスプリント。同時段階で補強中心にやっている選手に対して負荷をかけることに。とにかくひたすら補強をさせようと。kd先生が特別メニューでずっと補強をさせておられましたが、この日は私がやることに、ひたすら腹筋。ひたすら腕立てみたいな感じで休む間もなくやり続けました。「走れないのであれば走っている選手よりも負荷をかけなければ」としつこく言い続けながらです。単純に「補強をしよう」というだけではなかなかモチベーションが維持できないと思ったので。

スプリントは少人数でした。故障者が増えているのもあり。何人かが不在だったこともあり。仕方ない部分です。それでもやれることをやるという感じですね。短長が150+100を3本2セット。200組が150×3を2セット。女子が120×3を2セット。競争しながらですね。スタート地点で出していたので細かい走りを見ることができませんでしたが。競争はできていたかなという印象。

そして補強組はずっと補強。鉄棒を使っての斜懸垂なども。股関節強化、中臀筋強化。他の選手がケアなどをしている時間も含めて2時間近く休まずにやったのではないかなと思います。こういう部分は得意です。補強だけで3日間はずっとできる自信があります(笑)選手の身体がもたないですが。

走れないから補強をする。当たり前の話かもしれません。が、その負荷に関しては千差万別だと思います。ちょっとだけやっているか、めちゃくちゃ負荷をかけるか。赴任当初は自主的に補強をやっている感じがありました。やってはいますが筋力が上がった感じがない。それを打破するためにはやはりある程度こちらが主導権を握ってやっていく必要があると思います。任せられる部分もありますが足りない部分も多くあるので。

この日が全体で練習ができだ最後な日となりました…。なかなか現状は変わらないですね。2年前から何も変わっていない気がします。どうなのかなという疑問点を掲げながら。

また色々書きます。ぼちぼち。
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徹底的にトレーニング

2022-01-20 | 陸上競技

火曜日。この日も放課後は補習。授業の時に「本当にやる必要があるのか」という話もしました。批判の対象になるのかもしれませんが。きちんとやる生徒にとっては今学習している内容はそれほど難しくありません。言い方は悪いですが「パターン学習」的なところがあるので、ある程度回数をやっていけば間違いなくできるようになります。「理解する」かどうかは別の問題として。しかし、そこに至っていない生徒がいるのが現状です。課題は出さない、間違えてもやり直さない。これでは・・・。

 

競技に関しても同じことを書いていますが。お腹が空いていない人の前に美味しい料理を提供しても「別に食べたくない」という理由で口にしないと思います。「食べたい」と思っていないのですから。検定学習に関しても「検定に合格したい」という気持ちがなければ課題を準備してもやらない。だからこの時間はほとんど意味のないものになります。少しその手の話をしました。やるのは誰なのか。

 

私自身は「詰め込む」ことをメインにしたいとは思っていません。学習活動を通じて「取り組み方」や「考え方」を身に付ける。そこができなければ意味はないと思っています。資格だけ取ればいいんでしょう?というのは違うのかなと。「資格」や「検定」に関しては取得することも大切ですが、そのプロセスで様々なことを身に付けることができると思っています。「資格」「検定」が評価を受けるのは「きちんとした努力ができる」ことに対してではないかと。暖簾に腕押しみたいなところもありますが。

 

放課後は頼まれて他の学年の補習を。そのための準備を1時間くらいかけてやりました。通常であれば5~6時間かけて丁寧にやるところですが、時間がない。週末の検定に向けてという感じですから。こちらは「学習したい」けどそれができていないという生徒なので準備と指導はしっかりとしたいと思っています。本当に基礎的なことをやらないといけないので絶対的な時間が足りません。申し訳ないなという感じがあります。できることは最大限に。

 

1時間くらいしてから練習へ。前半部分の練習が終わったところでした。そこから補強に入る。女子はウエイト代替種目が入っています。男子がウエイトをやるのでそれに合わせてセット数を3セットにしています。が、やはり男子のウエイトが40分程度かかるので時間が余ります。3セットのまま種目を増やすか、4セットにするか。この日は独断で4セットに増加。かなりしんどいとは思います。筋力的に。それでも「身体づくり」はし続けたい。肥大させずに出力を上げる。この部分に関しては色々なことを考えて導入しています。任せてもらえる部分もあるので責任をもって。特に故障して走れていない選手もいるのでその間に「負荷を増やす」必要があります。走っている選手と同じレベルのことをしていたら離されるだけ。「強くなった自分」をイメージしながらやっておく必要があります。

 

本来は選手が意識してやっていければいいのでしょうが。より正確性を高めるために声掛けをし続けています。これは良いことなのかどうか分かりませんが。やはり疲れてくると正確にできなくなります。そこでポイントを指摘しながらやっていく。「しっかりとやらせる」ための声掛けです。ある程度はきちんとできると思いますがこういう性格ですから、徹底的にやるというのは必要かなと思っています。

 

選手が声を出せるようになってきました。私自身も盛り上げながらやっていきたいと考えています。選手と一緒にとまではいきませんが、声をかけて前向きにしっかりと取り組ませる。きつくなったところで乗り越えていけるようにする。叱咤だけではなく「乗せる」ことも必要だと感じています。アメとムチではないですが。それなりにこちらのことも理解してくれていると思っています。声掛けに関してもしっかりとしています。なぜそのようなことを言うのか。理解してくれれば捉え方も変わるでしょうし。もちろん、「いやだな」と感じる選手もいるでしょう。「誰のための言葉か」が分かれば素直に入るのですが、そうでなければ「また言われた」と感じるでしょうし。今の状況からすれば「変化の兆し」を本物にできるのかなという感覚はあります。

 

記録しておきます。また書きます。

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少しの変化

2022-01-20 | 陸上競技

なかなか練習についての更新ができませんでした。個人的に思うこともあって。部活に対してではないですが。そういう年齢だと思っていただければとは思います。

 

月曜日の放課後は1時間程度補習をすることに。授業中にテストを行って採点、その結果に合わせての補習です。3級程度なのできちんと勉強をすれば合格圏内に届きます。できる生徒にとってはかなりしんどい時間になると思います。時間を持て余すことになるので。逆に得点が取れない生徒は「課題」そのものをやらない。家で勉強をしないのだから得点も上がってきません。理不尽というかなんというか。

 

学生時代、練習で「サーキット」をやることがありました。とにかくきちんと負荷をかけたいと思って運動は最大負荷、移動時間はできるだけ早くジョグで移動する。休憩しないで負荷をかける。これは私にとっては当然でした。が、中にはのんびりやる選手もいました。だから待ち時間がかなり生まれる。当時まだ若かったで「なんでこの人たちに合わせて待たないといけないのか」という憤りがありました。目的意識が違うのであればわざわざ待つ必要があるのか。

 

今回のことはまた話が違うのかもしれませんが、「勉強しない生徒に合わせる」ことがどれだけの意味があるのか。教育活動ですからそれは必要なのかもしれません。授業の一環で検定に向けての学習をする部分もあります。これが普通校ならまた違ってくるのかもしれないなと。専門学科を有する高校では一般的に「検定のための補習」を行います。「勉強時間の確保」のためといってもいいと思います。これは本当に意味があるのか。やる気になれば自分で勉強することができます。それをやらないのに「補習」で勉強を教えるのか。その時間だけやってできるようになるのか。正直、3級の内容ですから間違いなくできます。

 

初任校、検定の前日までに2級の得点が40点台。前日にかなり遅くまで付きっ切りで勉強しました。この子は部活の生徒だったので練習後にかなりやりました。結果、翌日の検定は95点くらいで合格。70点で合格ですからかなりの余裕があると思います。が、この子が卒業するときに「簿記って結局何だったんですか?」と言っていました(笑)。もうこうなると「検定を取るだけ」になっているというのが明らかです。コツコツ努力することを身に付けるとか、目標に向かって計画的に取り組むとかの「目には見えない力」を養えればとは思っています。今の現状を考えると「時代に合っていない」のかもしれないですね。「勉強しないから残してやる」というのは本末転倒というか。「やらないならそれでいい」という社会の仕組みがあります。それにより最終的に損をするのは自分自身。格差社会とも言われますが、「学校」という守られた世界の中で許されることであっても外に出ると許されない。その時に気づくのかもしれませんが。

 

話がそれまくり(笑)。練習。1時間程度遅れての参加となりました。私が練習にたどり着いた時には専門練習の時間になっていました。この日はハードルということだったので5歩ハードルと歩数の切り替えの部分の練習。練習を続けているのでそれなりにハードリングはうまくなっています。一人は故障のためハードル練習できず。これはもう仕方ないかなと。前日にkd先生にお願いして治療をしてもらいましたが走るまでにはたどり着かなかった様子。他の選手は5歩ハードルを繰り返して最後に歩数の切り替えの部分も。

 

1月になったらより専門的な練習をしようと考えていました。ヨンパのための練習。その中で必要な要素は「歩数の切り替え」です。ほとんどの選手がレースの途中で歩数の切り替えを要します。レースの大きな部分を占めるのですがそこに対しての練習というのはほとんど行われません。ぶっつけ本番みたいな。「合わなくなったら切り替える」というのもありますが、高校生でそれほど器用な選手はいません。基本はレースパターンを事前に決めておいてそこの局面で切り替えていく。練習では5歩から6歩に切り替えることでストライドの調整をすることができます。大切。

 

1時間程度の専門練習だったので最後の20分くらいは切り替えの部分をやりました。ヨンパの切り替えの練習をするためにはある程度のスピードである程度の距離を走らないといけません。実際の35mでやると数本やって終わってしまいます。そこに対応するための練習計画を立てています。距離設定が必要になってくるというのはこういう部分です。まだまだですが時間をかけて準備をしていきたいなと思っています。それでもハードリング自体はそれなりに上手くなりました。走るのが遅いとそれが生かされないのでまずは走れないとだめなのですが。

 

この辺りのバランスを考えながらやっていきたいと思っています。タイトルに「少しの変化」と書いているのに内容が全くそこに触れていない(笑)。先週顧問が全員で言い続けた影響もあって声がある程度出るようになりました。まだまだですが、兆しが出ています。変わるときには一気に変わりたい。それができるかどうか。声が出るだけで雰囲気も変わっていきます。自分自身がど個を目指すのか。行動で示してくれるといいなと思います。変化あり。

 

また書きます。

 

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フーガはユーガ

2022-01-19 | 陸上競技
またも読書の話。

kd先生からお借りしたデープな本を読むまでモチベーションが上がらないので、図書室で本を借りました。何かのタイミングで情報が入っていた本です。伊坂さんの作品。

読もうと思って。全く先入観がない中で。少し読んでみるとユーガとフーガの双子の話でした。双子だから感じえる「不思議な感覚」について触れてある。完全にファンタジーなのですが初めて伊坂さんの作品に触れる私にとっては色々と考えさせられる部分もありました。

双子。ユーガとフーガ。この2人があるタイミングで入れ替わる。ふと見た時に誰も変わらないというくらいのそっくりな2人。性格的には全く違うけど、やはり双子だからという部分。

私の人生の中で「双子」との出会いは人生を大きく変えたと思いますし、価値観の大きな変容を生み出したと思っています。2組の双子と出会えました。そのうち1組は3年間(正確には4年間)時間と空間を共有させてもらいました。この子達に出会えなかったら今の私はいない。間違いない事実です。この子達から多くのことを学びました。会う機会も劇的に減っていますし、連絡を取ることもほとんどなくなくなっています。それでもずっとずっと大切な存在です。

読み始めて双子ということもありかなり没頭して本を読みました(笑)

推理小説のように読む部分もありました。ユーガの視点で書かれていて何を意味するのかを考えながら読んでいきました。内容的にしんどいなと思う部分もたくさんありましたが、それでも視点を大切にしながら読むことができめした。

naoもmichiも今年4年生になります。最後の年に納得できるパフォーマンスが発揮できたら良いなと思っています。力になれは部分は皆無かもしれませんが。やはりずっとずっと応援し続けています。また、先日誕生日だったsuzuneも。この子達と出会えたことで人生そのものが変わった気がします。本人たちはそんなことは思っていないでしょうが。私にとっては大きな存在です。

あれ?本の内容がほとんど書かれていませんが(笑)。伊坂さんの作品に触れて色々と感じることがありました。私の中で大切な大切なものに触れることができた気がします。

自分が何をするか。他のブログを見たりしながら自分自身の存在を確認していきたいと思います。是非ともフーガはユーガを読んでもらいたいなと思います。文学作品に触れる中で自分自身の存在を確認することができたのかなと思います。

まとまりませんが。また色々と書いていきたいと思います。自分を保ちながら。何が正義なのか。どうやってそれを確かめるか。色々に人の繋がりの中で自分がどうするか。それを感じさせられる作品でした。感謝。


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時間の使い方

2022-01-19 | 陸上競技

思うことを。

 

時間を有効に使う。「有効」というのがどういう意味合いを持つのか分かりませんが。何かに向けてやろうと思えば「最大限のことをする」というのは当然だと思っています。が、それは私にとっての「当然」であって、それ以外の人にとっては「特別なこと」なのかもしれません。ここは非常に難しい。

 

例えば「課題」がある。それを提出しない。別に構わないと思います。提出はするが答えを写して提出する。これも結局は「自分自身」の問題です。しかし、そこに意味があるのかどうか。徹底的に課題を出さない。それはそれで自分の考え方だと思うのでいいのかなと。しかし、「評価」としては厳しくなります。社会に出たときに「与えられた仕事をやらない」とか「期限を守らない」というのは許される行為ではありません。学生時代は「忘れていた」ということで済むかもしれませんが。

 

次年度から高校での評価が変わってきます。中学校の時に近づくのかなという感じです。我々としてはかなり煩雑になるのでメリットはありません。生徒にもわかりにくくなると思います。それでも偉い人が「意味がある」と思って導入するのだからやらざるを得ない。その中で「知識」を問う部分の割合が小さくなります。共通テストでもそれを受けて出題形式が大きく変わっています。得点が過去最低になるくらいの変化です。偉い人がそれをやるので受験生はかなりの被害にあっていると思います。

 

とはいえ、それを導入せざるを得ない。そうなると「評価」は物事に対する姿勢も大きく影響してきます。上述のように「時間を有効に使えない」生徒に関しては間違いなく評価が下がります。「課題」をやる時間は確保できないが「スマホ」でゲームをする時間は確保できる。それが自分にとってどのような意味があるのかが分からないのです。それはそれで「選択」なのでいいのかなと。

 

「転ばぬ先の杖」だと思って「きちんとやる」ほうがいいと話します。が、それは転ばない間は分からない。転んだ時に気づく。そうであれば普段からは一般的なことだけ、業務だけを遂行するほうが圧倒的に楽になります。結局、「課題をやる」ことを伝えてもやらないのだから。仕事として「授業をする」のは当然のことです。プラスアルファで「資格取得」に対しての援助をする。しかし、「その気」がなければ課題もやりませんし、検定取得しようともしません。そうであれば別に「協力」する必要はないのかなという気もします。

 

以前は「教員なんだから自分自身を犠牲にして生徒のためにやる」ことが「当然」と言われていました。多分、今でもその感覚を持っている人は多いと思います。が、「やりがい」があるのだから「生徒のために」やるのが当たり前という風潮は如何なものか。もちろん、「一生懸命にやりたい」と思っている生徒に対してはサポートする必要があります。目標に向かって進んでいくことに対しての協力は当然かなと。が、それは「強制」されるものではない。自分自身の「意思」で行動するべきだと思っています。

 

「課題」を提出しない。ここに関しては「記録」していく。「評価」が低い時に抗議されたら「根拠」を示して説明する。好き嫌いでやるわけではありません。きちんとやっている人間に対して正当な評価をする必要があるからです。こうやって考えることが自分自身にとって「時間」を有効に使うことになるのかどうか分かりませんが。

 

いつもいつも気楽に考えているわけではありません。きちんと「考え方」をもってやっています。そこに対して不満を感じる人もいるのかもしれません。が、実際問題「正当な評価」なんかはこの世には存在しません。社会に出たときには「不当な評価」のほうが多くあります。まーやるべきことをやらないで「権利」だけを主張するのも違いますから。「主観」ではなく「客観的指標」が必要になるのでしょう。陸上競技の「記録」は「客観的指標」になる。「努力」をしたからといって「記録」が伸びない選手だっている。これは「不当」なのかもしれません。「努力」をすれば「夢」は叶うという「幻想」だけではよくないなと思います。

 

時間をどのように使うか。何のために使うか。重要なことだと思います。限られている時間です。その部分は人それぞれ。長い目で見たときに後悔するかもしれませんし、しないかもしれない。その時になってみないと分からない。それはそれでいいのかなと。人生の長い時間の中で何が失敗なのか分かりませんから。

 

まとまりのない文章になっていますが。記録しておきます。

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