kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

正解は?

2018-11-23 | 陸上競技
思う事を。

生きている中で「正しいこと」を探す。ここはほんとうに難しいなと思う。以前も書いた内容と重なるかもしれない。世の中にある「正義」というのは人それぞれ。ある人にとって「正しい」と思う事であってもそれは他の人にとっては「間違っている」という事は往々にして存在する。争いごとが存在するのはやはり「正義」が異なるから。信じる「正義」によって同じものを見ても全く異なるように見える。

私のように一義的に物事を捉えてしまい気味な人間はその時その時によって考え方がブレる。根本的な部分は変わらないが、話した人や本を読む読んだことによって自分の考え方に「揺らぎ」が生まれる。その時に感じる事を自分の中で考えていく事がある。「正義」とは何か?を考えさせられる。多分、周りの人からすれば本当に面倒な人間だと思う。あれこれしつこく質問したりする部分があるから。

色々と考える。自分の考え方や行動は「正解」なのかどうか。絶対的に間違っていないと信じて行動できる人もいる。私は違うんだろうなと思っている。「正解」を探しながらもそれは見つからないと頭の中で分かっている。分かっていながらそれを探し続ける。tnk先生からあれこれ本を借りたり、新聞の記事を見せてもらったりする。大変な迷惑をかけている。相手をしてくれる数少ない人だというのは間違いない。練習の合間にもあーでもない、こーでもないと話をする。それは「答えのない問答」に近い。

正解なんかない。それを自分の中で理解しながら正解を探す。生きていることも競技に関して考えていくことも「正解」なんかない。そこに関して探す事は無意味なのかもしれない。まー私が生きて行動している事自体「無意味」なのかもしれないという想いもある。そうであればそれは意味があるのかもしれない。まー面倒な人間だというのだけは改めて確認できた。

今、練習に関してあれこれ考える。多分、これまでの人生の中で一番考えているかもしれない。そこに「正解」が見つかるかどうかは分からない。「間違っている」可能性だってある。大きな間違いをしないようにはしたい。私が云々ではなく選手にマイナスになる危険性があるから。慎重に考えていく。

この数年間で考え方も変わった。以前「正解」だと思っていたことが今は「違うな」と思うことが増えた。今「正しい」と思っていることであっても数年後には「なんなんだ」と思う可能性は十分にある。そこはもう分からない。

難しく考えすぎる部分はあるのだと思う。それをどう思うか。今は分からない。それでも私は私なりに「正解」を探していきたいと思う。

まとまらない。いつも通り。
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トレーニングのみ

2018-11-23 | 陸上競技
木曜日。この日は朝からめちゃくちゃ寒かった。寒さに弱いので冬は苦手。暑さにも弱いのですが。少しずつ厚着になっていきます。教室は暑いくらいですが廊下は寒い。この差が身体にダメージを与える気がします。

練習は中休みという感じにしました。結構走ってきたので少し身体を休めるようにする。走らずに体幹強化を中心にしました。この部分は以前に戻ってきた感じでしょうか。もちろん全く走らないというわけではないのですが。スパイクを履いて走るというのはしない。この日はスキップ走のみにした方が良いかなと判断。

がっつりトレーニングをしようと思うのですが既に疲弊してる感じがあったので無理はさせられないかなーと。バランス系をやってからこの日に購入した「リアクションボール」を使って遊ぶ(笑)。これは以前から欲しかったのですがなかなかタイミングがなくて。陸上競技とはほとんど関係ない気がしますが。何が必要で何が不要なのか。それもよく分からない部分があります。どこに跳ぶが分からないリアクションボールで20分近く投げて遊んでいました。もう目指す方向性が分からなくなっています(笑)

遊んだので今度は少し真面目に練習。DM投げの移動を。本当は毎日やる方が良いのかなと思うのですがやりたい事があり過ぎで全てをやる事が出来ない。その中で定期的に練習に取り入れていく形をとりたい。「同じ種目を徹底してやる」というのも必要だと思っています。また今日もやるのか〜という感じになるのは避けたいなというのもあります。今は本当にあれこれやる中で自分に合った練習を見つけてもらう方が良いのかなと。総合体力を上げていく感じでしょうか。身体の使い方も含めてあれこれやらないといけないと感じています。動きながら何かをするというのは苦手。だからこそこういう練習をしっかりとやりたいなと思いますね。

車系をやっておきました。前日やりたかったのですが時間的に厳しかったので割愛していました。体幹強化サーキットさえも省略していたので。やりたいことが多すぎるのでこの辺りは難しいなと思うのですが。優先順位をつけて少しずつやっていきたいですね。日替り幕の内弁当のように(笑)ワニウォークとエビジャンプも。

パワーランジも。軸を作ってから衝撃に耐えるという感覚。そこから新しく購入した紐付きメディシンでのスイング歩行を。ここも慣れなければ狙いとする動きは全くできません。手で回すだけになったら意味がなくなる。重いものを使えば良いわけではないと思っているので比較的軽量のものを購入して実施。なかなか上手くできません。体幹を使いたいと思っているのでこの手の練習をかなり増やしています。バリエーションを増やすためにはやはり道具も必要。飽きずに練習するためにこちらも工夫はしたいと思います。DMランジも実施。ランジ系もしっかりとやりたいですね。

アジリティ系も。スティックを使った足の入れ替え。台トレーニング。速く動くという部分です。軸を作るが手足は動かすという感じは必要だと思っています。単純にアップとして入れるのではなく練習の途中に入れていくことも必要なのかなと考えています。タイヤ押しをしようと思ったのですが女子が難色を示す(笑)翌日から強化練習をすると伝えていました。ここでタイヤ押しをやったら筋肉痛で練習にならない!という主張。普段あれこれ言わないのにこういう所は主張をする。ある意味成長でしょうか。諦めて取りやめ。言いなりです(笑)

スーパー体幹補強をすることに。まー何がスーパーなのか全く分かりませんが。腹筋と背筋を組み合わせて実施していく。サーキットみたいなものでしょうか。2人1組で決められた補強をひたすらやっていく。今のうちの練習でこうやって寝転がって補強をするのはこのパターンのみ。他の体幹補強がしっかりと出来ていればここはやらなくてもいいんじゃないかと思ってはいますが、やはり最低限の部分はやっておきたいなと思います。それなりの補強。

最後にスキップ走。速いスキップではなく楽しいスキップを。スキップで行ってバックスキップで戻ってくる。これを数本やって終わり。練習終了は18時でした。早い。途中ひたすらリアクションボールで遊ばなかったらもっと早く終わっていた気がしますが(笑)。スイング歩行にも時間をかけてしまいました。まーそれもありなのかなと。休むという日も必要ではないかと思います。まーそんなに休んだとは言えないかもしれないのですが(笑)

とりあえず忘れながらも記録しておきます。危うい。
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スピードを出すために

2018-11-22 | 陸上競技
水曜日。先週は予定していた練習の流れが大きく崩れていました。原因を探ることにしていました。何故、あれだけの時間がかかるのか。選手がきちんとやっていないとは思っていません。そうであればやはりどこかしらに理由がある、


17時過ぎから長めの距離を走りたいと考えていました。そのため思い切って前半の体幹強化サーキットを省略。これは私の中で画期的。やりたいと思っているメニュー、やらなければいけないと思っているメニューを大幅に削る。「補強は絶対に外せない」と思っていました(笑)。これまでの成功体験に頼りすぎているのはあると思います。それくらい思い切ってやらないと間に合わないのではないかというのもありました。

バランス系をやってからBCT。動きの確認のためにチューブもも上げ。そのままハードルドリルへ。本来であればこの段階でもう少し体幹に刺激を入れておきたい。天秤にかけることも必要かなと。うちのグランドで練習をしようと思えば「やりたいこと全てはできない」というのがあります。それはどこでも同じなのではないか。そうであればできることを最大限にやる方が効果はある。そう判断。

スイッチングランへ。遠くから見ているとスイッチングのタイミングは良くなってきているかなと。が、スイングで腰が進まない。切り替えのことだけが頭にあってそこで進むという感じがつかめていない。ここは勿体無いなと。少し話をしておきました。同時に見ていると足首の固定ができていない選手は進まなくなる。ここも大きいことだと思いますね。何度も指摘をする。あとは本人次第かなと。私にできる事は限られている。最後は「その気になる」かどうか。

チューブ走をやって加速段階ドリル。ドリルといっても走るのですが。前半の動きを作るためにどうするか。細かいドリルをやるタイミングも必要だと思いますが今はその前段階かなと。やっているうちに動きが身につく。強制的に感覚を作り出すという感じでしょうか。前半マークまで実施。この段階で17時。前回の練習ではかなり時間を要しました。かなり削除してこの時間。私自身の組み立てが無謀だったということ。反省しなければいけません。やりたい事を詰め込むとこうなってしまう。ここは気をつけたい。

グループを2つに分けて140T-120-90-40↑30→を。長い距離を走るといってもこの程度でしかないのです。組み立てによって短長にも対応できると考えています。短長希望の選手もいるのでもう少し準備ができたら個別にメニューを変えていきたいと。なかなか最後まで走りきれません。ここも時間がかかると考えています。走れなくても仕方ないと考えている選手がいればそこまでなのかなと。促してはいきたいですが。

補強サーキットをやってからランジ系。少しだけです。ある程度疲労をした状態からバトン走を。2人1組で バトンパス。20から50まで。2本ずつ。走る量としてはそれほどではない。しかし、絶対に最大スピードでの受け渡しをするようにしています。渡してから10mは走り続ける。緩める事ができない状況です。単純に走るというだけではない。そうやってこちらの意図する部分をきちんとやれるようにする。最大スピードを出すという部分はやり続けたい。そのまま追いかけマーク走を3本。ある程度走れました。

最後に自主練習を20分。ここはこの冬に取り入れていきたいなと思う部分です。やるからやないかは選手次第。無責任と言われるかもしれませんが、本人達が判断して必要な事をするというのは必須。こちらが与える事だけではなく自分で考える時間も必要。自分が何をするのかを考えられないようでは最後は戦えないかなと。こちらも工夫をしていかなければいけない。

早めに終わりました。あとはそれぞれがどうするか。温度差が多少なりとあるのかなとは感じています。そこを埋めていく作業はしていきたい。少しずつでも。

自分自身で考えながらやっていきたい。そう思います。
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感謝する心と自分の中の殻

2018-11-21 | 陸上競技
時間を作って本を読んだ。

前も少し書いたが稲盛和夫氏の本。この中で「感謝」について触れてあった。自分が生かされていて、全ては自分だけの力ではない。大きな力が働いているからだと。多くの人に支えられているから今がある。そのことに対して感謝の気持ちを忘れない。云々が書いてあった。

その話を読んでいて勝手に20年前を思い出した。全然重ならない話。全日本インカレの標準記録を突破して人生で初めて東京に行くことに。田舎者が。その出発の前に大学の監督さんと話をする機会があった。1998年だったと思う。多くの人に支えられていたからここまで来れた。スタート地点に立つ時に多くの人に感謝の気持ちを持て、という話をされた。当時、私は本当にスタート地点に立った時に「みんなありがとう」と自分の手を胸に当てて思った。そこでの行為自体は紛れもない事実。

が、今になって本読んで思い直してみるとその時の「感謝」は心からのものではなかった気がする。「感謝の気持ちを持て」と言われたからそう思っただけに過ぎない。心から支えてくれた人たちに感謝していたのか。20年経過して改めて気づかされた。ひょっとしたらその時の想いを読まれていて「感謝しろ」と諭されたのではないかと思う。恥ずかしい話だと感じた。

当時の私は「自分の努力によってここまできたんだ」という自負があった。誰からも指導を受けず、自らが思うかままに練習をしていた。遠回りをしたけど全国の舞台に立てた。その事を誇らしく思っていた部分は間違いなくあったと思う。心の中にその想いがあった。それは間違いない。高校時代、大きな活躍ができなかった私がそこまできたのは努力の積み重ねがあったから。そう思い込んでいた。高飛車な学生だったに違いない。

それが本を読んでいてガツンと頭を殴られたような感覚になった。「自分が自分が」という感じがあったのではないか。20年前とはいえ恥じるべき考え方だったのではないか。若かったといえばそれまで。しかし、「他者に感謝して生きる」事ができていたのか。「利己的」ではなく「利他的」に生きる事で初めて道が拓けるという考え方に触れてなんだか自分が情けなくなった。松下幸之助然り。経営者の言葉に触れる事で今の自分の存在の大きさや考え方について考えさせられた。

が、信頼している人によってこの話をした。情けない話なので公にblogに書くのも恥ずかしいと思っていたのだが、話をしておきたいと思った部分があって心の底にある部分を打ち明けた。恥を隠さず。その返答は「自分の力でやってきたという感覚があるのであればそれはそれで良い」というものだった。こちらは頭を殴られたという感覚よりも車で轢かれたくらいの衝撃。え???と。

経営者の本をや一般的に受け入れられる本。これは「人としてどうあるべきか」と書かれている。ブッタの言葉には「欲しがることの業」に触れてあった。人は欲しがる事でカルマを背負う。与える事ができない。欲しがる事では欲望でありそれは人をダメにするのだ、と。今回は「自分を犠牲にしてでも他者に尽くす」という美徳が書かれていた。「お金を稼ぎたい」という「利己的」な欲求を持っているよりも「他人のために尽くす」という「利他的」な人間の方が上手くいくのだ、と。

私自身、好んでこの手の本を読んできた。哲学の本であったり経営者の思想を学ぶ事で自分自身の生き方を考える事ができるのではないか、と。かま、話をしていて「儲けたいと思う事は普通の感覚ではないか?」と言われた。日本人の美徳は「儲けるというのは卑しい」と捉えられる。士農工商という身分制度のを見てもそれは分かる。他者にモノを販売して自分が利することを「卑しい」とされていた。そういう風土だから「自分の利益を追求する」というのは「悪」だとされてきた。でも、そういう感覚で生きることで結果的に他者にプラスの影響を及ぼすこともあるのではないかというノンストップの車に轢かれた。吹っ飛ばされた感覚、衝撃を通り越して涙が出た。自分自身が小さな小さな「殻」の中で物事を考えていたのだと思い知らされた。

少し前に心から慕っている尊敬する方に「今の考え方だったら生き辛いだろう」と言われた事があった。この時も涙が出たのだが、自分でどうしたらいいのかまったく分からなかった。こういう性格なので「こうありたい」とか「こうでなければいけない」という感覚が自分の中に強くて大きくある。そこからはみ出してしまう事が自分の中で許せない。だから「生き辛い」のだと思う。多くの場面でストレスを感じてしまう。

本を読んで「自分の生き方」や「自分の考え方」の小ささを突き付けられていた感覚があった。が、「いーじゃん、別に」という言葉をもらって心が折れすごく軽くなった。自分自身に無いものを持っている人に惹かれる。それは大きな事だと思う。小さな殻の中で生きている私にとってはそのことは大きい。生き辛いと言われてそれを受け入れるしかない自分自身がいた。

「別に自分が儲けてもいいじゃないか」という言葉。「こうあるべきだ」と思って生きていた私に不足すること考え方。涙が出た。よく考えると本を読むという時に無意識に自分が好む本を読むようになっていた。本屋で選択する本は「人として正しく生きる」というような本が中心になる。それは無意識に「不自由な選択」をしていたのではないか。自分の意思で選んでいるつもりであっても気がつけば「こうあるべきだ」という概念の中でその本を選ばざるをえなかったのではないか。

こうやって思わせてもらえる方々がいる。それに関して心から感謝している。自分一人ではそのことは分からない。20年前の感謝と今の感謝は同じ「感謝」という言葉を使っているが本質的に全く異なる。私が肌で感じて心からそう思って湧き出る感謝。これが本物なんだと思う。誰から「感謝しなければ」と言われてするのとはまったく違う。当時も感謝はしていた。しかし、今の感情や感覚とは全く違う。表現はできないが。

もう一度自分自身を見つめ直したい。私がこんなに生き辛いと感じているのであれば、わたしの関わる多くの選手は「生き辛い」と感じるのかもしれない。変わるべきは私自身ではないか。まーこう考える事が「殻の中で生きる」という話になるのかもしれないが。

まとまらない。それでもこのことに関しては絶対に記しておきたい。思っている感情の全てを書くのは難しい。それでも今までの「kaneko」という小さな世界の中から抜け出せるキッカケはあると思う。見つめ直したい。

硬いですね。お許しを。だから、「生き辛い」だろうって言われるのだと分かってはいるのですが。心の底からありがとうと思う。それ以上でもそれ以下でもない。感謝という言葉では示せない。しっかりと考えて生きたい。硬い(笑)。

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スピード練習

2018-11-21 | 陸上競技
火曜日。この日も2年生が不在。練習はスピード重視にしようかなと。特別意図があるわけではないですが、やはり冬季の間にスピードを上げていきたい。距離を踏んで体力をつけるという時期なのかもしれませんが。

練習開始前に個別に話をすることに。日誌を見て。ここは考えないといけない。自己表現が苦手だからやらなくていいというものではない。これまでの少ない経験上、やはり日誌がきちんと書ける選手は強くなる。その日の練習に関して振り返りができるか。表面的に練習をやっていてもここには全てが出てくる。何のためにグランドに立つのか。そこもきちんと考えてもらいたい。20分くらい時間を割いたでしょうか。

軸系をやってからバランス系。ここは毎日のようにやっている気がします。練習の開始時にはここを意識したい。そこから股関節強化サーキット。サーキットに関する命名は思いつき。そこを使う種目が多い場合はなんとなくその名前を。他のサーキットでも同じような種目をやっている部分はある。何となく分類をしているだけなのかも。

そのままスイッチングランへ。動き的な微妙な選手に関してはミニハードルの距離を狭くすることに。これでもやりたい動きとは少し違う。タイミングの部分。別の形でここを習得させなければいけないのだろうなと。やりたい動きがあってある選手はできる。ある選手はできない。この段階で全く同じことをさせていても意味はない。意識して修正できる部分とそうではない部分がある。ここはこちらとしても考えないといけないなと。反省。そこからチューブ走。2本やってトーイング。スピード刺激を入れてから10バトンと25並走。単純に刺激を入れて終わりにするのはもったいないので。

先日からやりたいと練習計画に入れていた複合走をやっと実施。他の事をやっていたのでなかなかできなかった感じがある。狙いが重なる部分をできるだけ同じ日にやらないようにと考えると結局後回しになってしまう。仕方ない部分ではあるかなと。BT→B→DMの順で。感覚の変化を作り出すというのがここ数年のテーマなのでそれを感じ取ってもらうための練習。終わってから休まずにDM往復走。有酸素系をかならず入れたいと考えています。これまでのうちの練習には不足している部分だから。

そこからはシャフト補強。ここは選手に任せる。それぞれがどのような意識で取り組むのか。私が指示をする、側で見続けるからきちんとできるというのでは困るので。終了後車系。もう一度軸を作ってそこから合流走。これを2本ずつで終わり。かなり疲労していました。後半休まずに動き続けているのもあると思います。総合体力を上げていくためにやはりこういう部分も必要かなと。

一応やった事だけは記録。中身は薄いですが。
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感覚と判断

2018-11-20 | 陸上競技
月曜日。この日から2年生が修学旅行で不在。例年であれば1年生だけの練習となる。今年は大学で競技を続ける選手が複数名いるのでかなり助かるなと思う部分がある。まだまだ1年生だけでは狙い通りの練習はできない。3年生もまだまだ。そ!でも居てくれることは本当にありがたい。

7時間授業だったので練習開始は17時前。少しだけ前の記事に書いた内容を話す。そこから練習を始めることに。限られた時間だからこそ精一杯やりたいなと考える。バランス系をやってからBCTを。正確性を求めながら進めていく。そこから体幹強化サーキットを。やはり20分くらい時間がかかる。歩いている時間をジョグに変えればもっと早く進むのではないかと考えながら見ていく。総合体力を上げるという意味でもこの辺りは大切な考え方なのかなと。こちらも正確にやること求める。

すぐにスパイクを履いてスキップ走を。ここも休まずにやるのでかなり疲労感はあると思う。それでもやり続ける。が、スキップ走を見ながら色々と感じることがあった。この次に「複合走」を実施する予定にしていたのだがこのまま「複合走」をやることに違和感があった。自分でメニューを作っておいて今更感はあるが。スキップ走→チューブ走→前半マークの流れの後にもう一度「複合走」をやるとなるとここで行ったスキップ走と感覚が重なるのではないか。それは意味があるのだろうか。それよりは他の練習をした方が効果的なのではないか。ここも自分の中での感覚なので分からない。

見ていて感じた部分なのでメニューを変更した。まー元々メニュー作成自体が私の独断と偏見で行われているので別に問題ないといえばないのだが。練習の後半に行う予定だった「追っかけマーク走」をここで入れることにした。中間のイメージを作っておいてそこから走練習に入っていこうと。グランドが広く使えるので少し長めの距離を走っておきたいなと考えていたのもあってそこに時間を割きたいなと。走る中でしか分からないことも出てくる。競争してから走練習に入ることに。

この日は120T-140-40↑30→を計画。120Tで負荷をかけておいてからの140。まーこの辺りの距離は適当に計られているので本当に120あるのか、140あるのかは分からない。大体の場所から走っている。関係ないかなと。長距離種目であれば「ペース感覚」が必要になる。これは最近tnk先生と話す中で感じている。何周も走る中で1秒のズレは大きな差になる。ペースを守るという事でトータルで結果を出すことになるから。しかし、今のうちの選手にとってはこれが120だろうが125だろうがあまり関係ない。最初から全力で走って最後まで持たせるというのがテーマなので。ショートスプリントだからこれくらいの距離が走れなくても良いという話にはならない。絶対にここは走りきれるようにしなければいけない。

ここでグループが別れてしまったのでもうそれぞれで補強サーキットをやることに。2人組にして進めていく。プレート、パワーロープ、台トレーニングをやってからハードルを使った股関節の動き。休まない。長い距離を走ることはないのでこういう部分で総合体力を上げていかなければいけないかなと。NMが大学に進んで苦労しないようにこちらとしては最大限のことはしておかなければいけない。お世話になっているfjk先生にご迷惑をおかけしないようにする。そこも高校指導者の最低限の礼儀。

そのままスパイクを履いて120-120。これは当初から予定していた。が、男女混合でやるつもりだった。見ていて男子が遅いので早く終わった女子に待たせておくのはもったいないなと感じたので2人ずつ走らせる。競争という意味ではもう少し多い人数で走らせる方がいいのかもしれませんが。

本当はこの後に「追っかけマーク走」をやる予定でしたが前半で既にやっているので変更。バトン並走へ。ここも感覚的なもの。10バトンと25並走を1本ずつ。最大スピードを出して終わりたいなと。ここ最近はメニューを決めるようにしている。過不足が出ないようにした方が良いかなと。が、こういう時にはある程度柔軟に対応できなければいけない気がする。判断という部分。どうしようかなと悩むのではなく「やる」と決めたら一気にやってしまう。無駄に悩む時間がもったいない。

自分の中で色々と思うことがある。それを行動に移していく。何が必要なのかをしっかりと判断していきたい。

まとまらず。
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能力×熱意×考え方

2018-11-20 | 陸上競技
少しずつ本を読む読み直そうと考えている。小さな世界、小さな自分から何とか抜け出したい。もがいてみたいなと。40歳で「不惑」を迎えて数年が経過していますが「不惑」どころか生き方に迷いしかない。小さすぎる自分がいて、その部分とどのように向き合うか。

論語に関する本を読み直し、ブッタの言葉を知り、更に現代に戻ってみようと稲盛和夫氏の著書に目を通す。経営者の考え方というのが好きです。成功する人にはそれなりの信念があってそれは「不易」なもの。そこから感じ取る部分というのは多いと思う。いつのまにか見失っている「何か」がある。

以前読んだ本をもう一度読み直してみようと。その本の冒頭の部分に「結果というのは能力×熱意×考え方」の掛け算で成り立つと書いてあった。以前この本を読んだときにもblogに書いた気がする内容。能力とは「生まれ持って備わっている力」のこと。健康や体格、知能など。しかし、それを持っていたとしても「磨く」という感覚がなければ育たない。そこには「熱意」が必要になる。寝ても覚めても「絶対に結果を出す」という熱い想いを持ち続けることができるか。

更に一番大切なのは「考え方」になる。これは0から始まるのではなくマイナスにもなる。持っている力を入れてどの方向に使うのか。「振り込め詐欺」は最たるものではないかと思う。首謀者は自分が捕まらないために組織を作っている。役割分担を決め、それぞれが持ち場での仕事を徹底する。相手を信じさせる設定なども詳細に決められている。が、それは「人を騙す」ために使われているエネルギー。明らかにマイナスでしかない。これをプラスの方向に使ったらどんなことが起きるだろうか。方向性が違うだけで全く違ってくる。

そういえばmihoは高校時代、トレーニングルームにこの言葉を貼っていた気がします。中学時代から全国で活躍している選手達と比べると「能力」は劣っているかもしれない。それでも掛け算なので「熱意」が大きければ逆転できる。私が指導してきた選手の大半はこの「熱意」の部分で戦っていたと思います。必死に強くなろうとする部分。一冬超えて大きく力を伸ばす要因はここにあると思います。単純に練習をすればそれでいいというものではない。何を目指してやっていくのか。「考え方」が出てくる。

今の私はどうだろうか。「熱意」が本当にあるのか。「考え方」は正しい方向に向かっているか。もう一度自問自答していかなければいけない。何をもって今の自分を評価するのかは分からない。自己評価なのか他者からの評価なのか。ここさえ分からない。いつのまにか「利己的」になっていなかったか?自分さえ良ければという小さな考え方になっていなかったか。

「今」は分からない。もっと自分自身を磨く必要があるのだと思う。本を読まなくなって明らかに「頭が悪くなった」と思う。ここは自省しなければいけない部分。生きている間に何をするか。そこをしっかりと見極めたい。

思うがままに書いているのでまとまりは相変わらずない。まーそんなものかなと思う。
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再会

2018-11-19 | 陸上競技
土曜日。この日の夜は色々あって食事に行くことに。先日周南市に整骨院を開院した教え子と少し前にお母さんになった教え子と3人で食事へ。話を聞くとこの子達はすでに27歳になるとか。早いものです。こうやって10年近く経過しても一緒に食事ができるというのは幸せなのかもしれないですね。

誘われたのですが体調は微妙。とはいえこのタイミングを逃すとなかなか次の機会がないので必死に行きました。わざわざ近くまで迎えに来てもらえました。色々な意味で感謝ですね。予約を入れているとのことだったので付いていくと残念ながら「お洒落なお店」でした(笑)。いやいや、オッさんはジャージだから。長い付き合いになりますがまだ私のことを分かっていない(笑)。本当は居酒屋を取ろうとしたらしいのですが忘年会シーズンということで予約で一杯だったようです。

お洒落なお店で「牛ステーキフォアグラ乗せ」「トリュフオムレツ」などを食べる。いやいや、こんなもの食べた記憶ないし(笑)ホタルイカの沖漬けくらいが私には合っています。居酒屋とは縁遠いお店でした。予約してくれた子が「お勧めはパエリアですよ」というので頼んだのですが「私、パエリア苦手なんですよね」と言いだす。なんだ?!(笑)

それぞれの近況報告をしてあっという間に3時間くらいが経ちました。この子達と話をすると当時の記憶が蘇ります。本当に真剣に陸上競技と向き合っていました。私も選手も。私自身も寝ても覚めても競技のことだけを考えていた気がします。それだけに生きているエネルギーを全て注いでいた気がします。考えられないことです。私生活も全て使っていた気がします。もう一度あの頃の情熱を持ちたい。何が何でもやるんだという熱意を私自身が持たないといけない。この子達に恥じることのない生き方をしなければいけないなと感じました。

今でも「熱心だ」と言われる部分が多少なりとあります。しかし、あの頃と比べるとどうだろうか?そこまでの熱意を持っているだろうか。歳を重ねたことをいつのまにか言い訳にしていないだろうか。今の選手ときちんと向き合えているのか。やはりそこは考えないといけないと思います。

この子達との出会いがあったから今がある。全ての出会いが意味があるのだと思います。何がキッカケで今の自分が存在するのか分かりません。それでも多くの人たちとの出会いがあったからこそ今があるのだと思います。久しぶりに会って原点に戻る感覚がありました。今の自分がやるべきことを見直せる機会だったと思いますね。

やらないといけないことをやろうと思います。この機会を与えてくれた教え子達に感謝したい。それぞれがそれぞれの持ち場で全力で取り組んでくれています。「頑張ることを頑張る」のではなくやるべきことをやりたいと強く思いました。前を向いて取り組みたいと思います。
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走練習中心にする

2018-11-18 | 陸上競技
土曜日。この日はグランドが比較的広く使える状態だったので走る予定にしていました。元々短い距離しか走らないというのもあるのでこういう機会にしっかりと走っておきたいなと考えていました。まー距離的なものは限定されるのでその中で最大限のことをするというのがテーマなのですが。

練習の始めの段階で少しだけ話をしました。ここ最近の練習を踏まえて。来年の春のことを考えておかなければいけません。今のままの力では戦うことは難しい。それは間違いない。これまでの経験上、ひと冬越えると大幅に記録が伸びます。練習にもよると思いますが指導歴の中ではここは間違いなく言えると思います。単純に冬を越えるというのではなく強くなって越えるというのが最大テーマですから。本当に強くなりたいのであればどう練習に取り組むか。ここだと思います。

様々な練習をしていきます。その中で「どれだけ意識しているか」というのは大きい。どこをどのように意識しているか。使い方も含めて外側からは分かりません。本人が意識しているかどうか、本当に考えているかどうかによって効果は違う。この冬はBCTを練習の中心におきたいと思います。こればかりやるという意味ではなくこの手の練習を大切にしたい。目に見える部分ではなく内側をどうするか。すぐに結果につながることはないと思うので我慢強くやっていかなければいけないだろうなと。

練習はダブルダッチから。ほとんど遊んでいますね。飽きずに練習をしたいというのもあるのでこうやって少しずつ遊び感覚を取り入れていきたい。10分程度行ってバランス系とBCTを。上述のように体幹に意識を置きながら進めていく。ゆっくりやるだけではなく使っているところにどれだけ意識を置けるか。丁寧に。そこで軸意識を行なってから車系とワニウォーク。前日にやりたかったのですが時間がなくなったので省略したメニューをここで導入。体幹を固めながらも手脚を動かす。ここはテーマの一つです。しっかりとやりたいですね。更にランジ系を。どれだけ走らないんだという話ですが(笑)。走るまでに様々なことをやっておきたい。

やっとハードルドリル。サイドをやってワンステップハードル。ワンステップハードルに入る前に壁抜き。重心移動を作り出します。感覚の部分があるのでここも身につけさせておきたいなと。もう一度やりたい事を確認しながらやっているので少し手間取りました。流れを止めてしまう部分があるので。ここは今の時期は仕方ないのかなと。適当にやるわけにはいかないので。スパイクを履いてワンステップハードル。Nの動きがかなり良くなっているのでお手本を示してもらいました。この動きができるかどうか。狙っている動きが分かるかどうか。大きな事だと思いますね。

チューブ走をやってから前半マーク。走りの流れを作っておきました。そのまま中間疾走を意識するための練習を。BT走→B走→DM走を1セット。身体の前で足を動かすイメージで。単純に走るだけでなくどうすればそういう部分がイメージできるかも大切にしています。本当にあれこれやります。もっと同じ動きを繰り返して定着させるというのも必要なのかもしれません。が、方法論が違うだけで全ての練習はやりたい事が同じ。そこを理解させて手を替え品を替えやっている。選手がきちんと理解してくれているのかというのもありますが。

前半のメインへ。140-120-40↑30→を。グランドを広く使って140を走る。これくらいの距離を数セットできると随分違うのかもしれません。走り込みという形でガンガン走るとその中で身に付けるものもある。今はその形は取らずに走る本数は減らしています。減らしているというかこれくらいで十分だと考えているところもあります。最後まで走りきれるようになればある程度の結果につながると思います。休まずに120を走っていきました。これで終わらせずにT走の往復と40↑30→を。60のT走で折り返す。かなりキツいと思います。単純にパワー練習ではない。進まない中でどう動くのか。ここは本人達しか理解できない部分です。どうやるのか。考えながら取り組ませたいなと。

走り終わってからシャフト補強。ここは全て選手に任せました。声かけ。「ファイト」としか言わないのでそこに関してはもう少し考えて言葉掛けをするように伝えました。練習がキツいからというだけではなく、そこに対してどのように取り組むか。最後まで動き続ける。周りが盛り上げながらやっていけると随分変わってきます。キツい所で励まされて「やってやる」という気持ちになってもらうと大きいなと。遠くから見守る。

もう一度走りを作りたいなと思っていたのですがかなり時間を要していたので諦める。本当は複合走をやる予定でしたが取り止め。ここはその時の判断で良いかなと思っています。選手に聞きながら10バトンを4本に切り替えました。短い距離で最大スピードを出したい。もちろん、すでにかなり負荷をかけているので走るというのは簡単ではありません。重いというのがあると思います。だからこそ短い距離で刺激を入れておく。可能な範囲で走る。

最後の最後に再び140を。せっかくなので140T-140-40↑30→を。疲労感満載の中でどう身体を動かすか。走りきれるかどうか。140Tは最後身体が動かなくなると思います。今後は何度かやらないといけないなと感じています。1人最後に足が動かなくなってフィニッシュと同時にパタンと転ける。いや、そこまで大きな負荷ではないと思いますが。それでも最後の一歩まで走りきろうという姿勢が見られました。こういう選手には強くなってもらいたいなと改めて思います。更にT走往復と40↑30→を走って終わり。

ここまでやるとやはり達成感はあると思います。悲壮感なく練習できていたというのは大きいかなと。飽きさせない。退屈させない。こちらがそこまで気を配る必要があるのかは分かりませんが、どうせやるなら楽しくやりたい。今の私の考えの中にはこの手のことがあります。もちろん追い込む時は必要だと思います。普段の練習をどうやっていくか。知らないうちに負荷の高い練習をやり切ってもらおうかなと考えています。バレているかもしれませんが。

しっかりと練習ができました。こういうのが続けば大きな伸びに繋がると思います。まだまだやることは沢山あります。少しずつ積み重ねていければと思いますね。
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やりたい事を明確にしてやる

2018-11-17 | 陸上競技
金曜日。お陰様で朝から絶絶不調(笑)。前日の夜は具合が悪くてなかなか眠れませんでした。正確にいうと寝ていたと思うのですが眠りがかなり浅く寝た感はありません。可能であれば休みたいというのもあったのですが授業と面談、更に実施すると予告していた実習テストを行うことになっていました。いや、これはなかなか。休むわけにはいかない。命がけとは言いませんが。相変わらず身体が弱い。情けない話です。

必死にあれこれやっていく。何とか全てを乗り切りました。いや、我ながら良くやった気はします(笑)。久々に一日中マスクをして過ごす。単なる風邪ですが他者に移すわけにはいきません。まーそれなら休めよと言われるのかもしれませんが。何とかかんとかやりきった感じです。

この日の練習は私的にはかなり課題を持っていました。練習の流れとしてです。トータル的な練習はしたいと思いますがこの日は「加速段階」に特化した練習にしたいなと思っていました。前任校の指導の際から金曜日はスタート練習として位置付けていました。土曜日の練習のことも考えて金曜日に大きな負荷をかけるのは得策ではないかなと。金曜日の夕方練習をして土曜日は朝から練習となる。疲労度のこともあると思うのでやはり調整は必要なのかなと。

バランス系の練習をしてからBCT。ここは最重視したいと考えています。単純にやればいいというのではなく「狙い」を持ってやりたい。BCTは最たるものではないかと。意識してやるかどうかによって効果は全く異なってくる。同じような動きをしていたとしてもその「狙い」が明確であって更に「内側」の部分がどうなのかによって違う。最初の段階はここにしっかりと付きっ切りでやりたいなと考えています。ある程度できるようになれば任せることはできる。しかし、基礎となる部分の意識や身体の使い方は最初の段階できちんとやっていかなければいけない。慣れてくるとやるだけになってきまう危険性も出てくる。徹底したいですね。

前回のかなり時間を要した体幹強化サーキットを。この日は練習開始が10分近く遅くなっていました。BCTが終わったのが16時20分くらい、体幹強化サーキットが終わったのが45分くらいだったでしょうか。前回はここから車系をやったりしたのもあります。それでもこの日は比較的スムーズに進みました。原因を探ってみようと思っていましたが結局良く分からず。やろうと思えば早くできるのだろうなと思います(笑)

加速段階を意識した練習をする。そのために両足での倒立とDM投げ。中間につなげていくためのランジを。選手には一つ一つ意味と次への繋がりを説明。単純に練習をするよりは「今やっている練習が何の意味があるのか」を考えながらやる方が楽しくなるのではないかなと思います。加速段階を作る、スタブロからの出を作るために何をして準備するのか。この冬でここもしっかりと作っておきたいですね。

その流れの中で「加速段階練習」へ。本数は多くありませんが複数の種目を組み合わせてスタブロへ繋げていきます。加速段階でやりたい動きをいくつかの段階に分けて組み込んでいるものです。単純にスタブロから出るだけが「スタート練習」ではないと思っています。技術的に何を身につけさせるか。ここは大きいかなと。前段階で地面に力を加えてやる動きをしています。そこから足運び、膝と腰の移動をやっていってリズム作り。やっとスタブロです。本数を多くすることで考える時間は作れるとは思います。しかし、それだけをやっていくわけにはいかない。バランスを考えながらも取り入れていく必要がある。これまでやっていた種目に色々と工夫を加えてみました。選手に感覚を聞きながら進めていきたいですね。

加速段階の練習をしたので今度は少し走る。ひさびさに合流走を。今はリレーメンバーが固定できません。4人きちんと走れる状況でもないですし。そうであってもバトン練習の基礎くらいはやっておきたい。更に競争もしたい。そこで合流走を。ばとんの「出」の感覚と同じようにして合流走する。さらにそこから決められた距離まで必死に競争をする。勝ち負けも意識させたい。加速段階を作るのと中間の動きの感覚を作りたい。これは前任校の3060の流れから出てきた練習です。あれこれやりたい私にはぴったりの練習なのかもしれないですね。

DM往復走をやって休憩の代わりにハードルを使った股関節の柔軟性を上げるような練習。走りだけではなく合間にこうやって使い方を意識することで色々な変化はあると考えています。リズムスキップもやっておきました。競争しながらあれこれやるという感覚も持ち続けたい。

休まずにT走とDM走。これを2セット。本数的にはほとんどやっていません。加速段階の動きを中心にしていますがだからといってそこだけの練習をするのは良くない。重きを置く部分とは別にきちんと走っておく必要はあるかなと。中間の動きを少し意識して追っかけ40↑30→を。前回私が不在時にやらせましたが残念ながらコンセプトがずれてしまっていたようです。仕方ない。今回はきちんと説明してマークを置きました。どのような状態でもきちんと自分の走りをする。段差でスタートさせますがやるべきことは自分の動き。スタートで出遅れたからといって動きを見失わないようにしなければいけません。そこも意識して追っかけ。遊んでいるようなものですね。

最後に60バトンを2本やって終わり。ここも競争。文字として残しておきたいと思ってこうやって打っていますがあれこれやりすぎ(笑)。狙いは明確にしていますが「◯◯を3セット」というような形ではないので文字にするのが大変。飽きさせないというのもテーマの一つです。悲壮感のある練習は楽しくないので出来るだけこちらも工夫はしたい。前も書きましたがやりたい動きや内容は同じであってもそこにたどり着くまでの方法論は違う。だからあれこれやってもいいんじゃないか。そう考えています。

意図がある練習を丁寧に。今の課題です。しっかりと取り組みたいと思います。長々と書きました(笑)読む方が大変なのでは??という気もします。長すぎる(笑)申し訳ないです(笑)自己満足なので。
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