kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

冬季強化合宿

2017-01-06 | 陸上競技
更新できず。色々とあってバタバタでした。それでもやるしかないのですが。

1月4日から1泊2日で毎年恒例となっている冬季強化合宿がセミナーパークで実施されました。指導スタッフは全員年末に行われた中四国合宿の指導者。かなり恵まれた環境だと思います。その事に選手が気づいてくれるのか?この部分は大きいのですが。当たり前感覚かもしれませんね。

今回は場面場面で指導者が変わりながらやることになりました。意図的にやっている部分があります。様々な指導者からの指導を受けることで変化がある。指導スタイルが異なっていても「動きの基本」は変わらないはずです。様々な方法で選手と関わることが必要なのではないかと。

私は初日の一番最初に。この日から練習開始というチームもあるので様子を見ながら練習開始。とはいってものんびりやっている暇はありません。バーっとやり続ける。細かいことは書きませんがひたすら動き続けました。人数が多いので細かい説明をする余裕がありません。してもいのですが時間が難しくなる。ある程度のことを指示してひたすらやり続けました。

補強的な事をやってダッシュ。かなりやってから縄跳びを使って走る。グランドが300mトラックですから150mで交代することにして5本。跳べない子もいるのでなかなか難しい。この練習後に先輩が全体に指導されました。「できない」で終わらない。できなくても出来るように工夫する。まさに大切なことです。

ここで指導交替。スパイクを履いてスピードスキップと変形ダッシュ。本数的にはそれなりにやりました。休み期間中に身体を動かしていない者はかなりキツいのではないかと思います。この辺りは選手たちの「意識」の問題です。

休憩を挟んで午後からはまた指導交替。今度は坂道を使ってのドリル的な動きや腿上げ。基礎的な事をやってまたも指導交替。坂を使った複合走をやりました。階段を駆け上がってからのラン。少し歩いてバウンディング。最後にまたラン。先が見えない練習ですからかなりキツかったと思います。

最後に下り坂を何本か走って終了。一日の練習があっという間に過ぎていきました。

私的にはかなり消化不良。この日はくじ引きをして「リーダー」を決め更には「声出し係」も決めました。が、声が出ません。先頭で練習をしていますがそれでは足りないのではないか?存在感を示すことができません。真面目に一生懸命やります。しかし、それだけではダメ。他校と関わりながら何をするか。ここだと思っています。

更には最後の下り坂。移動が遅れてしまい後ろの方の組になる。これにより1年生女子が前の組みに追いついてしまいスピードを緩めることになりました。ここだと思います。最高の練習をしなければいけないのにそれができない。

練習終了後うちの選手に少しだけ話をしました。私が掲げている目標が独りよがりならばそれは何も生み出さない。最後は選手自身の話です。言われたからやるという受け身の姿勢から抜け出さなければいけないのにそれができない。

1年生の女子はかなり力があります。が、今のままでは最高の結果は出せない。どこまで目指すのか?中国大会に進めたら良いという感覚ではダメ。これは何度も合宿に参加している中で伝えてきているはずです。少しでも強くなろうと思えば自然にやることは見えてくる。まだ甘い。

他校と一緒にやる中で見えてくるものがある。ここが重要だと思います。上手くまとめられませんがとりあえず記録しておきます。

誤解なきよう補足しておきますが以前と比べるとかなり表情が変わってきています。男子も女子も。が、そこは「到達点」ではない。「通過点」なのです。そこを忘れないようにしたいと思います。

また書きます。
コメント
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