続き。
チューブ5歩が終わってから各自で60mのスプリント。良い動きをしたいなと。この練習が終わってから少し話をしました。「工夫」についてです。
土曜日に大学生から話を聞きました。「練習を楽しむ」という部分。今のうちの選手にはできません。ある意味「真面目」だからです。「楽しむ」というとワイワイやって表面的に楽しんでいるイメージがあると思います。が、そこではない。そこの部分の理解を求めました。
1本走る。その時、感覚的に良かったのか。それともイマイチだったのか。そこを考える。自分の身体と向き合って「次をどうするか」を考える。自分が感じた事を練習の中でやっていく。これが陸上競技の「楽しさ」だと思っています。
が、なかなかそこの部分ができません。メニューとして決まっているから走る。そんな感じがありました。高校生ですから当然あり得る事です。しかし、それだけではダメ。「楽しむ」という部分をもっと感じて欲しい。自分にしか出来ない事です。「走るだけ」なら誰にでもできる。そこの指摘をし続ける事は私の役割だと思っています。
他者との関わりというよりも「自分自身の動き」に関してどうするか。社会人選手はここの部分が優れているのではないかと思っています。単純に走りまくっているかもしれませんが少ない練習量で結果を残せるというのはやはり理由があるはずです。「やるだけ」ではない。
楽しむ。こんな単調な種目で楽しめるというのは少ないと思います。結果が良いから楽しいというのは陸上競技本来の楽しさとは違うかもしれないなと思っています。
自分自身が現役を引退した時。まー漠然と引退したのですが。「競技をするなら記録にこだわりたい」という部分が強くありました。こういう性格ですから指導をするなら競技をしないと決めていました。自分の事をやり始めたら他の事は出来なくなるからです。現役と指導。ここはできない。
もちろん、現役時代は楽しくやっていました。全て自分で考えて自分でやる。その楽しさ。忘れられません。ワイワイやる楽しさとは全く違う楽しさでした。結果を出すためにどのような工夫をするのか?どのような感覚を身につけるのか?それを毎日の練習の中でやっていく。
全ては「自分のため」です。自分自身の走りが良くなるために工夫をする。そこが分かるようになってもらいたい。難しい事を求めているのかもしれません。それでも求め続けたい。
話がそれました。練習の話に戻します。
60mを走ってから並走へ。これは2本ずつ。上述の話を理解してもらいたい。私が言っているからやるのではなく「自分達のために」という感覚を持ってやっていけば変わると思います。終了後、スパイクを履いたままシャフト補強へ。半分だけやりました。あまり多いと次が出来なくなります。必要な負荷だけかけました。
この時点でかなりの時間になっていたのでボール走をしてから120mへ。スプリントに移る前にあえてボール走を入れました。ここにも意図があります。本数は少し減らしました。
最後に120m+120m+60m。120mを走るのは本当に久しぶりです。こんな状況で大丈夫なのか?!という感じもありますが実際問題走ることが出来ませんでした。この距離をしっかりと走り切れるのは最低条件です。120mを走ってから120m歩く。そのまま120mへ。走り終わってから90秒後に60m。ここが手間取りました。決められた時間でスタートしたい。考えなければいけないですね。
次の走りまでに少し補強。最後に120m+60m+60mで。距離的には短いのかもしれません。本数的にも。それでも今うちの学校でできる最大限の練習だと思います。数日間負荷をかけ続けている中での練習。様々な事を感じることが出来たと思います。何人かは明らかに動きの変化があります。これをとにかく本物にしたい。うちの選手が強くなる事だけを考えたい。
思うことがたくさんあるのでたぶんそのうち書きます。
チューブ5歩が終わってから各自で60mのスプリント。良い動きをしたいなと。この練習が終わってから少し話をしました。「工夫」についてです。
土曜日に大学生から話を聞きました。「練習を楽しむ」という部分。今のうちの選手にはできません。ある意味「真面目」だからです。「楽しむ」というとワイワイやって表面的に楽しんでいるイメージがあると思います。が、そこではない。そこの部分の理解を求めました。
1本走る。その時、感覚的に良かったのか。それともイマイチだったのか。そこを考える。自分の身体と向き合って「次をどうするか」を考える。自分が感じた事を練習の中でやっていく。これが陸上競技の「楽しさ」だと思っています。
が、なかなかそこの部分ができません。メニューとして決まっているから走る。そんな感じがありました。高校生ですから当然あり得る事です。しかし、それだけではダメ。「楽しむ」という部分をもっと感じて欲しい。自分にしか出来ない事です。「走るだけ」なら誰にでもできる。そこの指摘をし続ける事は私の役割だと思っています。
他者との関わりというよりも「自分自身の動き」に関してどうするか。社会人選手はここの部分が優れているのではないかと思っています。単純に走りまくっているかもしれませんが少ない練習量で結果を残せるというのはやはり理由があるはずです。「やるだけ」ではない。
楽しむ。こんな単調な種目で楽しめるというのは少ないと思います。結果が良いから楽しいというのは陸上競技本来の楽しさとは違うかもしれないなと思っています。
自分自身が現役を引退した時。まー漠然と引退したのですが。「競技をするなら記録にこだわりたい」という部分が強くありました。こういう性格ですから指導をするなら競技をしないと決めていました。自分の事をやり始めたら他の事は出来なくなるからです。現役と指導。ここはできない。
もちろん、現役時代は楽しくやっていました。全て自分で考えて自分でやる。その楽しさ。忘れられません。ワイワイやる楽しさとは全く違う楽しさでした。結果を出すためにどのような工夫をするのか?どのような感覚を身につけるのか?それを毎日の練習の中でやっていく。
全ては「自分のため」です。自分自身の走りが良くなるために工夫をする。そこが分かるようになってもらいたい。難しい事を求めているのかもしれません。それでも求め続けたい。
話がそれました。練習の話に戻します。
60mを走ってから並走へ。これは2本ずつ。上述の話を理解してもらいたい。私が言っているからやるのではなく「自分達のために」という感覚を持ってやっていけば変わると思います。終了後、スパイクを履いたままシャフト補強へ。半分だけやりました。あまり多いと次が出来なくなります。必要な負荷だけかけました。
この時点でかなりの時間になっていたのでボール走をしてから120mへ。スプリントに移る前にあえてボール走を入れました。ここにも意図があります。本数は少し減らしました。
最後に120m+120m+60m。120mを走るのは本当に久しぶりです。こんな状況で大丈夫なのか?!という感じもありますが実際問題走ることが出来ませんでした。この距離をしっかりと走り切れるのは最低条件です。120mを走ってから120m歩く。そのまま120mへ。走り終わってから90秒後に60m。ここが手間取りました。決められた時間でスタートしたい。考えなければいけないですね。
次の走りまでに少し補強。最後に120m+60m+60mで。距離的には短いのかもしれません。本数的にも。それでも今うちの学校でできる最大限の練習だと思います。数日間負荷をかけ続けている中での練習。様々な事を感じることが出来たと思います。何人かは明らかに動きの変化があります。これをとにかく本物にしたい。うちの選手が強くなる事だけを考えたい。
思うことがたくさんあるのでたぶんそのうち書きます。