kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

第2回中高ハードル練習会

2022-12-12 | 陸上競技

色々書きたいことはありますが。優先的に。

 

土曜日の午後、2回目の「中高ハードル練習会」を実施しました。どれだけ継続的に参加してもらえるか分からない部分はありましたが。申込先はogw先生にお願いしています。別に私がやってもいいのですが、「正式」な形でやっているというのもあって。ここを外すと「勝手にやっている」「勧誘だ」と揶揄される部分も出てくるので。参加人数の連絡をもらえなかったのでどうなることかと。

 

練習計画表を60枚強印刷していましたが、最終的にはすべてなくなりました。参加選手と引率の先生方や保護者用も合わせてになります。中学生が13人くらい来てくれていたと思うので高校生は30人くらいでしょうか。小さな動きかもしれませんが「何かをやる」ことで大きな波が生まれたらと思っています。

 

今回は現役選手のymd選手にも参加してもらいました。3年連続日本選手権入賞。49秒台を出して山口県記録を更新。本当に素晴らしい選手です。彼の紹介も全体の前でさせてもらいました。ymd選手が中学校の時に下関の競技場でハードル指導をさせてもらったのが最初の出会いだったと思います。それほど身長も大きくありませんでしたが、高校1年生くらいから県の上位に入り3年時にはインターハイにも国体にも入賞。彼の活躍が今の山口県のハードルの流れを作ってくれたのではないかと思っています。その後、少年選手が国体で入賞を果たす。それが今につながっています。

 

意図的にこういう場面を作っています。「中高生の未来像」を描きやすくするためです。どれだけの選手が高校、大学で競技を続けるかは分かりません。しかし、同じような環境でハードルをやっていた選手が活躍するというのをイメージしてもらうと自分も将来それに近づけるのではないかという気がしてきます。こういう場面を増やすことは「普及」として大きな意味があります。私自身は「多くの人を巻き込みながら」やっていきたいと考えています。将来的にそれぞれの場面で活躍してくれるといいなというのもあるので。

 

「場」を提供するというのは本当に大きなことだと思っています。本当は「やりたい」と思っていてもそれができない中学生や高校生はたくさんいます。これに対して「サービス」を提供することは「意味がある」と思っています。何度も言いますが「勧誘」というような小さな枠で考えているわけではありません。私自身が今の学校に何年居るのかも分かりません。今の学校にいるから「練習会をやる」という見方をされるのかもしれませんが。批判の的になるのはある程度覚悟のうえで「やるほうがいい」と判断しています。

 

「教育」というのは何か。そんな大きな話をするつもりもありません。が、本来的に「種をまく」という作業だと思っています。すぐに結果を出してもらうというのではなく将来的に「大きな花が咲く」「大きな実をつける」ために。「今」があるのだと。短絡的に「自分さえよければいい」という気は全くありません。そうであればこんなことはやりません。多くの場所でまいた「種」が芽吹くために「誰か」がやらないといけないと思っています。

 

本当は隔週で「短距離」と「ハードル」を交互にできればいいのかなと思っています。「ハードル」をやるためには「スプリント」が必要です。「スプリント」を強化するために「ハードル」を利用するといいと思っています。もちろん、「膝締め」や「接地」などに関することも関係してくるので「両輪」でやっていくともっと効果は高いのかなと思っています。「スプリント」に関してはどれくらいの「ニーズ」があるか分かりません。こちらに関しても結構自信はあります。「中学生」「高校生」の発達段階に合わせて「必要なこと」を教えていくことができれば、「もっと速く走りたい」と思ってもらえるのかなと。

 

ひょっとしたらこの段階で「参加料」を取ってもできるかもしれません。今はスポーツ自体も「習い事」のような感覚で行われます。習字や水泳のように「月謝」を支払って「習う」というのが増えてきています。私自身はこの活動の中で「収入」を得ようという気はないので今のところ考えてはいません。「県職兼業」により色々な問題も発生しますし(笑)。指導することが「楽しい」と感じられるのであればどこで指導してもいい、どのような形で指導してもいいなと思っています。今の活動がどのように受け入れられているのかは分かりません。必要な活動だと思ってもらえているのかどうかは不明ですが。

 

私自身はこのハードル練習会は「楽しみ」です。誰かにやれと言われて始めたわけでもありません。今、何が必要かを考えたときに「ハードル選手の育成」が必須だと思ったから始めただけです。「必要だ」と思われるのであれば参加者もある程度は確保できるでしょうし、「必要ない」と思えば参加者も減っていくのだと思います。自然淘汰される部分はあるでしょう。自分自身が「楽しい」と思って指導ができて、参加した選手が「楽しい」「意味があった」と思ってもらえるのであればそこに「意味」が生まれます。中学校と高校の「枠」を超える。学校間の「枠」を超える。その中で見えてくる部分もあると思っています。

 

相変わらず上手くまとまりませんが。また書きます。多分。

コメント
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