kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ハードル練習と接地

2010-12-22 | 陸上競技
さらに追い詰められています…。かなりしんどい。それでもやるしかないという事実は変わらないので…。教職員に対する批判が多いですが現場の状態を全面的に知ってもらったほうがいいのではないかと思いますね。

県合宿の事を書きたいなと思っていたのですがもう忘れつつありますから、月曜日の練習について書きます。他の事が多すぎて数日間の記憶が曖昧になっています。月曜日の練習はハードルをやると決めています。この2~3年間ずっとこのパターンです。ハードルを使ったトレーニングにより股関節周辺の筋群を鍛える事と柔軟性を高めるという意味で最初にリズムスキップを入れています。加えて軸を意識するために抜き足ドリルのような動きも実施しています。まだタイミングが遅くなってしまうのでこちらが狙いとしている動きは出来ませんがやっていくうちに身に付いてくればと考えています。

ここ最近は動きの中で鍛えたいというのがあります。できるだけ複合的にやっていきたい。やりたいことがたくさんあるのでそれを実現するためにはこのような形で動きながら鍛えたり、技術的な事を意識させるのが良いのではないかと考えています。ハードルを使うことで接地ポイントを意識しやすいと思っています。練習をさせていると抜き足が上手く抜けなかったりリズムか上手く取れない者もいます。が、気にしません(笑)。上手くできたらその方が良いですが「ハードル選手」になるわけではありませんから多少の事は目をつぶらないといけないと思います。身体の軸がぶれてしまうのはかなり注意をしますが。股関節が硬い選手はできません。抜き足を持ってくるために身体を傾けないといけないからです。これでは本当の練習の目的は果たせません。実際の合宿などでもできないハードル選手がたくさんいます。これは問題点だと思いますね。股関節が上手く使えないというのは良いことではありません。もう少し自分で努力をしていく必要があります。

練習ではハードルドリルも実施します。実際のハードル選手に教えるような動きです。実は接地ポイントや動きの切り替えを意識させるために非常に効果的な練習だと思っています。教科書に載っているような動きではなく「実践的な動き」を意識しますから接地やフォローの切り替えも身につくと考えています。なかなかできない者が多い。動きの中で膝が開きます。こういう動きの中でも膝を締める意識を常に持たせておきたいと考えています。繰り返し繰り返しです。一歩ハードルまでは実施。出来る者と出来ない者の差はありますが、あくまで「走りに結びつける」ことが狙いですから出来ない者は出来るようになればいいかなと。

最後にハードル走とタイヤ引き(ショート)とスプリントを連続してやりました。意識する事は同じ。繰り返し繰り返し接地ポイントと膝の引き出しを意識して取り組ませます。ハードル系をやると少なからず脚にダメージがあると思いますが、それでもしっかりとやる必要があると考えています。1セット目のショートスプリントはかなり良かったと思います。直線的な動きが身について来ているのかなと。まだまだ筋力的に膝を引き出す部分が出来ずに脚が後で流れてしまう者もいますがこれは本当に時間をかけて作っていくしかない部分だと思います。「流れているから直せ」といっても直りません。問題点は別の所にあるのですから。ここを直すために色々な努力をしていきます。中学時代はそれでもある程度走れますが、高校になると様々な要因により走れなくなります。「成長期」を過ぎた者は他の部分できちんとやらないと記録は伸びません。大切な部分です。

簡単にblogを書いていたら少し気持ちが晴れてきました(笑)。抱えている大きな問題と別の所に目を向けることで気分転換になります。どれだけきつくてもblogを書くことで救われているのだなと改めて感じています。毎日更新をきちんと継続していきたいですね。
コメント
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