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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

全員そろっての練習

2009-09-07 | 陸上競技
就業体験が終了したので定時に全員がそろって練習が開始できました。これまでそれが当然でしたが、開始がずれるだけでやはり雰囲気も違ってきますし練習効率が違います。当たり前の事が当たり前にできるというのはありがたいことです。

練習は基本的な事をやってから加速ドリルとバトン走。ここはいつも通りの感じですね。この中で意識すべき動きを繰り返しました。単純に走るだけではなく、個別に課題を持って取り組んでいますから少し時間がかかります。もっと効率良くやっていかなければいけないですね。

あとは短短と短長に分かれての練習。短短はスタブロから60mまでの走りを繰り返しました。先日のナイターで加速が上手く行かなかったarimaが課題を持って取り組んでいるのもあり良く走れていましたね。悪くないですね。ナイターに出場したからこそ見えてくる課題だと思います。前半の動きが上手くいかなければ後半スピードがあっても届かない。特に100mは致命的です。明日もこの部分の練習をしようと思っています。

短長はblogにも書いたようにまだまだ自分の力を使えない者が何人かいます。そのために前半の感覚を養うためにスタブロから加速と中間の練習をしました。土曜日に口頭でかなり説明しましたが、頭でわかったとしてもその感覚というのは実際に走ってみない限りなかなか分かりません。自分でどの位の力の使い方をしているのか、どう加速しているかが分からないと400mのレースとしてタイムは出せませんから。
タータンと土でかなり感覚が違うようですが、力の使い方は同じだと思っています。土ではタータンほど楽にスピードが出せませんから同じ感覚にしようと意識して無理をしてスピードを上げていました。最初からMAXで行くのとは違いますから全く同じスピードで行くのは難しくなるのは当然です。区間ごとに分けて感覚を養っていくのですから、無理矢理走るのは狙いとは異なってきます。求めるのはきちんと400mで最大パフォーマンスを発揮することです。特別意識しなくても走れる者もいるでしょうが出来ない者がいますからやるしかありません。確認をしながらやっていきましたが少しは感じがつかめてきたようです。つかめればあっという間だと勝手に思っています(笑)。

最後は短短が120、短長は250で終了。女子の250mは直前の練習の様子から2つのグループに分けて走りました。これはMAXで行くように指示を出しましたからかなりのスピードで走れていました。少しずつですが手応えを感じてきています。この2週間で様々なレースを経験して何かが変わってきています。各自思うことがあると思います。もうワンランク上を狙いたいですね。

感じた事、書きたいことはまだあるのですがこれは書けたら書きます。明日の朝、早起きすることが出来たらということで(笑)。
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課題が残る400m

2009-09-07 | 陸上競技
ナイター陸上での400m、女子に関してはかなり課題を残しました。8人出場して60秒3、61秒4、62秒8、63秒0、63秒2、63秒4、63秒6、65秒9。レース前半の向かい風を考えるとタイム的にはまずまずです。バックストレートの強い向かい風の影響を男子より女子のほうが受けます。条件が良ければ1秒から1.5秒は間違いなく上がると思っています。それくらいの走りは出来ていましたから。

が、タイムだけでは分からない課題があります。それは400mの走り方というかレース展開の組み立てがまだ出来ていない者が半分近くいるということです。今回は風が向かったのも影響し、前半の走りが悪すぎる者が4人いました。1人に関しては初めての400mでしたから仕方ない部分もあります。250mを過ぎた辺りで気がついたらしく、ラストの150mは今までのうちの400mでは見たことがない位の爆走。前半後半がイーブン位だったのではないかという走りでした。それで65秒9ですから、きちんと走れれば今でも63秒台では走れると思います。スタート前にスタブロが外れて転けた時にはどうなることかと思いましたが(笑)。

しかし、マイルメンバー争いをしている3人に関してはタイムも走りも不十分です。自分のスピードコントロールが全く出来ていません。MAXスピードはかなり上がってきているので150mでmisatoと大差ありません。200mでいえば26秒台は確実に出せるスピードがあると思っています。なぜか400mになるとその力が活かせません。ペース配分というか200mの感覚走等もやっていますが全くといっていいほど理解できていません。そろそろ笑えなくなってきました。

ナイターでも前半の200mが終わってかなり余裕を感じたようでラスト100mで力がかなり余っていたようです。レース終了しても使いきった感じが無かったと話していました。前半スピードを上げるように指示を出すと完全にMAXで行ってしまうので最後の80mが全く動きません。経験が少ないわけではありませんから、なかなか難しい部分です。帰りの車の中で話をしましたが、「抑える」という表現を本人達は使っていました。この辺りから感覚が違う気がします。言葉では上手く表現できませんが抑えるわけではないと思います。なかなか大変な作業です。

スピードと持続力から考えても60秒中盤から61秒前半の力はあると思います。過大評価ではなくそれくらいは走れて当然だと。逆にそれくらいのタイムが出せなければマイルで戦うことは不可能だと思っています。上手く力の使い方を身に付けさせなければいけません。地道に取り組んで400mのタイムを上げてきています。いきなり走っていきなり速いというのではありません。ここまで来るのにはかなりの時間と労力を要しました。だからこそもう一頑張りしなければいけません。ある意味贅沢な悩みだと思いますが、目指す所を考えれば62秒台の選手がいては戦えないというのを春に痛感していますから手綱を弛める訳にはいきません。

来年きちんとした形で戦うためには今のレベルで止まるわけにはいきません。まだまだ足りない。中国地区でも少しは名前を覚えられてきたレベルだと思いますが、目指す所はそこではありませんからしっかりと先を見据えてやっていかなければいけません。今年のうちに新チームで4分を切りたいですね。可能性としては十分あると思います。これからです。まずは課題となる部分を克服しなければいけません。しっかりと取り組ませます。
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