明日は記録会です。今回の記録会ではある程度の記録が出せれば良いと思っています。冬期トレーニングがきちんと積めた者はかなり強くなっていると思います。今日の練習は少し軽目にしましたが、動いている者はかなり走れています。単純にどれくらいで走れるかはわかりませんが(笑)。
先日から故障していて思うように走れないmisato、痛みがありますがスピードを上げてのウインドスプリントが出来るようになってきました。タイミングが合っているときの走りはひょっとしたら故障前の走りよりも良いかもしれません。走れない時にはその時にしか出来ない練習があります。他の選手がスピードが上がっていくのを一歩引いた所から見ながら、走れない自分の気持ちを保つというのはかなり辛いと思います。それでもあえてそういう場面で練習を見せましたし、チームからわざと離して一人で練習をさせることもありました。
木曜日にはmisatoと少し話をしました。今の置かれている立場と責任、気持ちの方向について本人の気持ちと目指す場所についての話でした。ここで更に気持ちが強くなったと感じました。手応えを感じていました。全ての練習が終わった後ににshimaから「先生は何を話したのですか?」というメールをもらいました。最後の練習は本人に任せたのですが、その姿勢が何かを感じさせたのだと思います。必死さが出ていたのでしょう。
その姿を女子全員に見せようと思いました。もちろん、misatoには何も言わずに。県総体には各種目3人ずつしか出場できません。明日の記録会である程度の出場種目を決めようと考えています。misatoがいないときに他のメンバーには話をしました。うちが中国で戦うためにはmisatoが個人で戦えなければ勝負はできません。明日の記録会には出場させません。それでも総体は走らせます。完全にシードを与えました。周りが納得するかどうかはわかりませんから先日からこの件に関してはかなり話をしています。
明日の記録会を前に他の選手にmisatoの取り組む姿勢と気持ちを確認させようと考えました。リレーを組むためにもエースとしての存在がチームの支えになります。「misatoがアンカー」はかなり前から話しています。「この人に任せたら何とかしてくれる」という信頼をえることが出来なければアンカーとして全てを賭けた勝負には参加できません。
「アンカーを任せる」ということ。つまり残りのメンバーの枠が3つしかないという事です。それを理解して、「この人なら全てを任せられる」と全員が思えるか?400mの3つの枠の1つをシードにしてでも総体でmisatoに走って欲しいか。みんなの判断に任せました。
先程も書きましたがmisatoには一切そのことを話していません。話せば誰でも頑張りますから。話をせずに取り組ませて、その状態で仲間が信頼して任せても良いと判断するか?何も伝えずに取り組む中で他の者に「覚悟」を示せるか。本当に強くなろうという気持ちがあるか。誰かのためではなく自分自身のために努力できるか。ここを選手達に判断させました。
結果は見せる前から分かっていました。今のmisatoの姿を見て「心」が動かない者はいないと思います。2、3年生は冬期の間に全員が故障などで練習が出来なかった時期があります。その時、「絶対に強くなってやる」と思いながら練習をしている選手を見ていたはずです。もう一度その時の「想い」を思い出させたかった。これから先に向けて「誰のために強くなるのか」という原点を見つめ直す必要があると思いました。
全員の一致でシードとアンカーは決まりました。misatoは特別ではない。数ヶ月で成長しました。個人してからの1ヶ月、人には言えない位の辛さを抱えていたと思います。「故障する前よりも絶対に強くなってやる」と思ってやっています。不安になると思いますが、他の選手が「misatoが慌てず安心して練習できるように私が強くなる」と言っています。チーム自体が強くなると思います。「misatoは前よりも強くなって戻ってくるので自分も強くなって負けないようにする」と互いを意識しています。
チーム自体が更に結束した感じがあります。同じ練習が出来なくても目指す場所は同じ。目指す場所は1つだけ。その「想い」があるからこそ強くなろうと思える。
明日はシーズンインとなる記録会です。総体、中国を見据えて多くのモノを得て欲しいですね。
先日から故障していて思うように走れないmisato、痛みがありますがスピードを上げてのウインドスプリントが出来るようになってきました。タイミングが合っているときの走りはひょっとしたら故障前の走りよりも良いかもしれません。走れない時にはその時にしか出来ない練習があります。他の選手がスピードが上がっていくのを一歩引いた所から見ながら、走れない自分の気持ちを保つというのはかなり辛いと思います。それでもあえてそういう場面で練習を見せましたし、チームからわざと離して一人で練習をさせることもありました。
木曜日にはmisatoと少し話をしました。今の置かれている立場と責任、気持ちの方向について本人の気持ちと目指す場所についての話でした。ここで更に気持ちが強くなったと感じました。手応えを感じていました。全ての練習が終わった後ににshimaから「先生は何を話したのですか?」というメールをもらいました。最後の練習は本人に任せたのですが、その姿勢が何かを感じさせたのだと思います。必死さが出ていたのでしょう。
その姿を女子全員に見せようと思いました。もちろん、misatoには何も言わずに。県総体には各種目3人ずつしか出場できません。明日の記録会である程度の出場種目を決めようと考えています。misatoがいないときに他のメンバーには話をしました。うちが中国で戦うためにはmisatoが個人で戦えなければ勝負はできません。明日の記録会には出場させません。それでも総体は走らせます。完全にシードを与えました。周りが納得するかどうかはわかりませんから先日からこの件に関してはかなり話をしています。
明日の記録会を前に他の選手にmisatoの取り組む姿勢と気持ちを確認させようと考えました。リレーを組むためにもエースとしての存在がチームの支えになります。「misatoがアンカー」はかなり前から話しています。「この人に任せたら何とかしてくれる」という信頼をえることが出来なければアンカーとして全てを賭けた勝負には参加できません。
「アンカーを任せる」ということ。つまり残りのメンバーの枠が3つしかないという事です。それを理解して、「この人なら全てを任せられる」と全員が思えるか?400mの3つの枠の1つをシードにしてでも総体でmisatoに走って欲しいか。みんなの判断に任せました。
先程も書きましたがmisatoには一切そのことを話していません。話せば誰でも頑張りますから。話をせずに取り組ませて、その状態で仲間が信頼して任せても良いと判断するか?何も伝えずに取り組む中で他の者に「覚悟」を示せるか。本当に強くなろうという気持ちがあるか。誰かのためではなく自分自身のために努力できるか。ここを選手達に判断させました。
結果は見せる前から分かっていました。今のmisatoの姿を見て「心」が動かない者はいないと思います。2、3年生は冬期の間に全員が故障などで練習が出来なかった時期があります。その時、「絶対に強くなってやる」と思いながら練習をしている選手を見ていたはずです。もう一度その時の「想い」を思い出させたかった。これから先に向けて「誰のために強くなるのか」という原点を見つめ直す必要があると思いました。
全員の一致でシードとアンカーは決まりました。misatoは特別ではない。数ヶ月で成長しました。個人してからの1ヶ月、人には言えない位の辛さを抱えていたと思います。「故障する前よりも絶対に強くなってやる」と思ってやっています。不安になると思いますが、他の選手が「misatoが慌てず安心して練習できるように私が強くなる」と言っています。チーム自体が強くなると思います。「misatoは前よりも強くなって戻ってくるので自分も強くなって負けないようにする」と互いを意識しています。
チーム自体が更に結束した感じがあります。同じ練習が出来なくても目指す場所は同じ。目指す場所は1つだけ。その「想い」があるからこそ強くなろうと思える。
明日はシーズンインとなる記録会です。総体、中国を見据えて多くのモノを得て欲しいですね。