kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スプリント練習とマイルで戦うため

2009-04-18 | 陸上競技
地区大会の1週間前ですから、少し強めの刺激を入れる事にしました。

昨日はトゥトレ等でスピード刺激を多めに入れています。感覚的には悪くない状態だったと思います。前半にカーブ走やバトン練習をかなりやっていますが、最近では1番動く感じがありました。男子は4継で勝負をしますからショートスプリントでの動きが非常に大切になります。スピード感覚は昨日から良くなっています。安心しました。後はレースで硬くならない事だけです。練習量を増やすと疲れて全く動かなくなるタイプの選手がいますから、ここは様子を見ながら。

練習の途中で「何故私が指導するのか?」という大きな疑問を感じる事がありました。ここに書くと問題があるのであえて書きませんが、中途半端に頼まれてそれで何故私が…という気持ちになります。うちの選手の指導が最優先だと思っています。きちんと頼まれたらやりますが、それでも「うちでやりたい」と来てくれている選手が最優先です。感覚が分かりません。さらに激怒しかけましたが抑えました…。なんなんでしょうか…。

女子は250mを走りましたが、バックストレートの走りにまだ課題が残ります。それなりの走りはしますがまだまだ勝負をするレベルには届きません。オープンで走るとかなり前半から走れますが、スタブロからスタートすると上手くスピードに乗りません。地区大会では問題になるとは思いませんが、上を目指す部分としては不十分だと思います。求めるモノが高いのは私自身分かっていますし、選手も高いレベルの要求をされているのはわかっているはずです。しかし、前半の流れをきちんと作れないと自分よりも強い選手達とは戦えません。

オープンで走らせるとかなり競り合いながら走れます。rinaに3人がついて走れますからかなりのスピードです。rinaは先週位から安定して走れるようになってきています。オープンで積極的に走らせると他の者も大差無く走れます。フラットレースできちんと結果を出させたいですが、最大の目標に近づくためにはこの辺りの練習も不可欠だと思います。持ちタイム以上の力を発揮する事が出来る可能性があります。ここで力が出せるように日頃からの練習で取り組んでいます。個人で戦えない者が集まっても中国では戦えません。rinaと戦える状態をチーム内で作ってからmisatoの復帰を待ちます。

厳しいようですがmisatoの復帰が遅れれば外してでも中国で戦います。他のメンバーがそこに頼っていたら戦えませんからね。今日のmisatoではまだまだ戦えるレベルには届いていません。63レベルでmisatoが走っても意味がありませんからね。他のメンバーで走っても十分戦えると自負しています。それくらいのチーム力が戦うためには必要です。

rinaと戦えるレベルが最低ラインだと思っています。総体路線で走らせる予定の者達がrinaについて走れるようになっていたのは大きな収穫です。

昨年の今時期よりは間違いなく強いと思います。当たり前ですが。走力だけではない+αの力があると思っています。中途半端な優しさは不要だと考えています。昨年も同じように考えていたのですが、結局は流されてしまいました。今年は勝負をしに行きます。妥協はできません。

全ては目指す場所のため…。1つのためにどれだけ賭けれるか。意識させ続けます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

技術的な指導と安全に対する感覚

2009-04-18 | 陸上競技
今日は中学生と一緒に練習する予定だったので、徳山大学で練習を実施しました。地区大会の1週間前ですからずっと一緒にやるのは無理ですから基本的な部分までは一緒にやりました。中学生や高校生に「最新の技術理論」なんてものは不要だと思っています。勉強はしておく必要があるとは思いますが、それは決して中学生や高校生にあてはまりません。少し前には「なんば」、今は「ジャマイカ式」がブームですがほんとにどれくらいの意味があるでしょうか??

私は師事している方から教えてもらったことをベースに指導をしています。見た目の動きと感覚のズレが理解できない指導者もたくさんいます。「乗り込む」という感覚、本当にどれだけの選手にあるのでしょうか?昨年末の研修で、日本代表で走っていた選手が「私には乗り込むという感覚が分からない。日本のトップでも分かるのはいないのでは?」と話をしていました。指導する者としては考えるべき部分ですね。

中学生は特に筋力的なモノもたりません。やろうとしている動きが出来ない者もいます。地道にベースとなる動きを繰り返していくしかないと思います。何度も書いていますが特別な練習はないと思います。地道に。


近辺の高校がかなり集まってきていたので、グランドは運動会のような状態でした。かなりの人数が一気にグランドで走っていました。地域で唯一のタータングランドですから仕方ないと思います。これだけの人数ですから全員が安全に練習できるように配慮しなければいけません。ここも指導者として責任があると思います。練習中、中学生がショートダッシュをしていましたが、その中にリレーのバトンパスをしている高校生が突っ込んで行きそうになりました。かなり危険だったのですぐに大きな声で注意をしました。昨年他県でアップ中の接触事故により死亡事故が発生しています。大事故につながらなくても接触して怪我をしたらこれまで準備して来たモノが無駄になってしまいます。自分達だけで使っているわけではありませんから気をつけるべきです。あまりにも危なかったので顧問の先生に話をしましが、「見ていなかった」といわれて終わり。うーん…。私は年下ですが気をつけるべき事はきちんと伝えるべきだと思っています。もう少し選手に目を向けて欲しいですね。

その後うちが2→3走でバトン練習をしていました。うちの選手がバトンの受け渡しをするために2~5レーンで並んでいました。2走が走り始めようとした瞬間に他校の長距離選手が出て来て200m地点に並び始めました…。ありえない状態です。見たらわかるはず…。すぐにうちの選手に走るのを止めるように大きな声で指示を出しました。あの状態で走っていたら間違いなく接触していました。顧問の先生は全くわかっていない状態で勝手にスタートさせました。なんでしょうか…。

あの状態で走ったら間違いなくぶつかります。自分達の練習を最優先するつもりはありませんが、先に並んでいたのですから見たらわかります。うちの選手に対してはかなりきつく話しました。うちに非が無くてもぶつかって怪我をすれば同じ事です。まーバトンですら3走は後を見ているので気付かないかもしれません。理不尽に怒られていたと感じるかもしれませんが、怪我をしないために細心の注意を払うべきです。もちろん指導者がそういう意識を持たせていく指導をしなければいけません。競技者としてだけでなくきちんと気を配らないといけないと思います。

選手にはきちんと「何をするべきか」を考えさせる必要があります。指導者自身もどういう行動をするべきかを考えないといけません。私は愚痴に近い形で選手にかなり言っています。きちんと理解して欲しいですね。

練習とは全く別の話になりましたがかなり気になったので…。うーん、イライラしましたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする