kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

昨日の練習を活かして

2009-04-17 | 陸上競技
昨日日は基本的な動きの確認にかなりの時間を要しました。この感覚を生かしたままでどれだけ今日の練習が出来るか、スプリントに結び付けれるかが課題でした。

昨日時間をかけてやっただけはあって今日ドリルをするとかなりの動きの変化がありました。最近は色々とバタバタしていたのでこの部分をゆっくり見ることが出来ませんでした。見ながら指示を出して動きを修正していくとかなり良くなります。ドリルだけが大事なわけではありません。ドリルだけ上手くても意味はありませんからね。1年生にドリルをさせて走らせると驚くほど動きに変化があります。ひょっとしたら…と思いましたが、1本走ったら元に戻っていました(笑)。時間がかかりますね。

全体的に動きは良くなって来ていると感じました。地区大会もありますし、気持ちも少しずつ高まって来ていますから当然と言えば当然なんですけどね。スピードが上がってくると色々な可能性が出てきます。マイルは当然ですが4継にも欲が出ます(笑)。こちらはきちんとバトンをつなぐ事を最優先。あまり欲を出しても良いことはありません。狙う所にしっかりと力を注ぎたいですね。

総体路線でマイルを走る選手達、不安があった2人が走れるようになってきました。misatoはひたすら走りの中で動きを作る。本当に長かった…。やっと総体の計算が出来るような走りになってきました。走らなくても他のメンバーである程度は戦えると思いますが、エースが最後にいるといないとでは他のメンバーの余裕が違います。アンカーにいると威圧感も違います。やっと…という感じですね。misatoを走らせるとチーム内の緊張感が違うと思います。メンバーは安定しませんから競争が生まれます。別にmisatoを特別視するつもりはありません。走れなければメンバーとしては走らせるわけにはいきません。当然ですね。メンバー内で争うためにはエースの復調は必要不可欠です。4番手争いではなく1番手争いをしてもらわないといけませんからね。

全ての面でレベルを上げていきたいと思います。まだまだです。勝負の舞台に立つためには県総体を通過しなければいけません。油断はできません。しっかりと気持ちを引き締めていきたいですね。

スピードとしてはまずまずだと思います。ポイントが理解できてきた感じですね。
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練習日誌

2009-04-17 | 陸上競技
学校が始まり約1週間、選手の練習日誌に目を通す余裕がやっと出てきました。これまでは本当に内容を確認するだけでしたが、少し時間をかけてコメントを書けるようになってきました。

春休みの途中で抜き打ち(前日の夜に言ったので抜き打ちではない?)で提出するように指示を出しました。この時点で書いていない者がいれば結局、「言われたら出来るが見ていないと出来ない」という話になります。練習時間等から考えると日誌を書くというのも大きな負担になるかもしれません。特に休み期間中は毎日提出することはありませんから、手を抜く者は必ず抜きます。これも今まで見てきた中でかなり分かってきました。単に「日誌を書く」という事が大切なのではありません。「やるべき事を毎日継続する」という部分を見ているのです。春休み中であってもきちんと毎日書いていました。女子は少なくとも1ページは書いていますから、前日の夜から1ヶ月分を書くのは不可能です。この時点で今年は「心」の方向がある程度定まったと強く感じました。

日誌はうちのチームのバロメータだと思っています。以前は学校に来てから休み時間に書くので提出が昼休みになったり、忘れていたといって出さない者がいました。間違いなくここから崩れます。たいしたことないと思うかもしれませんが、これがかなり大きい。こういう行動が一番大切な場面で取り返しのつかないミスにつながります。大切な場面だけきちんとやろうとしても絶対に出来ないのです。例年春先に分かります。諦めるわけではありませんが、「目標」としている部分には届かないだろうなと感じます。結局何のためにやるのかわからないから、適当な行動になるのです。全てはつながっていると思います。

「日誌を出す」という行為は約束事です。私と選手、選手と選手の約束事。これが守れないのであれば絶対に信頼関係は成立しません。信じて勝負の舞台に送り出す事はできません。チーム内での信頼関係が成立しなければ必ず崩れていきます。普段は表面上の付き合いでごまかせますが、一番大切な部分でつながりませんから上手くいきません。見えていますね。

今は出すだけではなく内容もかなりのモノです。新入生は「その日の出来事」を書くだけ。ここは当然です。無理。上級生はどんな内容をやったという部分よりも感覚的なモノ、課題、そして「心」の部分をきちんと書きます。何かあった時に一時的に「心」の動きをかける者はいますが、あくまで一時的なもの。次の日につながりません。この部分では私自身信頼しすぎていた部分が過去にはありました。今は毎日きちんと「心」を書きます。競争心や目標に向けての心構え、覚悟についてしつこいくらいに書いています。「書く」という作業は自分の意志を強めていきます。技術的な内容ばかりの日誌は意味があまりないと思います。「悔しい」「強くなってやる」「インターハイにいく」というのを毎日書いていくことで自然と強くなっていくと思います。

日誌、選手の「心」を示します。これが当たり前になれば必ず強くなると思います。継続する。大切です。日誌を使って「心」を育てます。これからが本当の勝負!!
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