kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

走る

2009-04-13 | 陸上競技
昨日記録会があったので通常なら今日は休みにするところですが、明日から雨の予報だったので強行日程で走りました。気持ちを試すという意味でも今日は非常に大切な部分だと思います。さっき予報を見たら若干天気が持ち直すみたいですが、昨日の時点でやると決めていたのでやりました。

もちろん疲れているとは思いますが、今週はある程度強めに負荷をかけなければいけません。地区大会も大切ですが、これから先を見据えて必要な負荷をかけていかなければいけません。地区は対抗戦ということもあり自然と気持ちも盛り上がっていきます。タイムもそれに合わせて上がっていくと思います。

10日ぶりくらいにかなり強めの刺激を入れました。先週は感覚をつかむために少しレース走に近い形の練習にしていました(かなりきつかったとは思いますが)。今日は耐乳酸性負荷をかけました。昨日悔しい想いをした数人はやはり1本目からかなりスピード負荷をかけていました。それに合わせて乳酸も蓄積していきますから、3~4本目辺りから動かない状態になります。その中でどうやってスピードを維持するか。気持ちで動くとは言い切れませんが「強くなりたい」という意志があればスピードは維持できると思います。最後に動かすのは本人の意志だけですからね。

misatoもスパイクを履いて数本参加しました。まだまだスピードが上がりませんが、耐乳酸トレーニングをかなりやっていたので中間以降で減速をしません。このためだけに多くの練習をしてきましたから、かなり効果があったという事だと思います。慌てず焦らずですね。

全体的にかなり気持ちが上がっています。苦しいのが分かっていて40秒走に参加したいと数人入ってきました。女子はトレーニング負荷云々ではなく「気持ち」を示していくべきだと話しました。1本目はakaneとrinaが最大スピードで勝負をしていました。それにhatuがついていきmikiとyukaが離れずについていく。全体のレベルが上がっているというのは間違いないですね。気持ちの部分はかなり上がっています。気負いすぎる気はありません。当たり前の事を当たり前にやっていくだけです。いきなり強くなる事はありません。かなり強くなれると思います。

これまたいくつか想う事があるのですが、眠くて…。すみません。必ず書きます…。
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全ては目指す場所のために

2009-04-13 | 陸上競技
今回の記録会、女子の400m出場選手とマイルメンバーを決めるために使いました。特別な準備はしませんし、ここをピークに持っていくつもりはありません。

misatoはシードにしました。私の独断です。misatoが総体路線で活躍しない限りはうちのチームが目指す場所に届く事はありません。加えて全員にmisatoの練習を見せて本当にアンカーに相応しいかを判断させました。気迫溢れる練習を示し全員一致でアンカーに決定。つまり、マイルを走る枠は残り3つになったのです。それを踏まえての選考会でした。

また練習で他のメンバーを圧倒的に引き離すakaneも私の判断でメンバーに加えました。短い距離でスピードを磨いているため400mには出場していません。もちろんラストに不安がないわけではありませんが、うちのチームで最も爆発力があるakaneです。「走れないかも…」という不安を抱えているなら外しますが必ず走ってくれると信じています。最近腰を痛めて練習が積めていなかったため200mのラストで失速しましたが、これからの2ヶ月で十分対処できます。

これでマイルは残り4枠。熾烈な争いになります。結果に関しては前の記事の通り。60秒7で走りチーム内の持ちタイムでトップに立ったrinaと63秒3のベストで走ったyukaが400mの代表になりました。練習を見る限りrinaと互角のmikiは400mには出れません。厳しいようですが、最初に約束していましたから。

400mを走る前には選手の誰にも声をかけませんでした。みんな平等な条件でなければいけないと思ったからです。誰か一人に声をかけてそれでタイムを出せば一人だけ有利になる。今後トラックに立って走るのは選手自身です。自分達である程度の判断をして戦わなければいけません。昨年レース前半が遅すぎて流れを作れなかったmiki、今回も同じでした。失敗から学ぶべきですね。

プログラムに記載するマイルメンバーは6人。今回5番だったshimaの名前を外します。3年生だから、キャプテンだからで名前を入れる事は他のメンバーに対して失礼になりますし、何より本人が一番望まないと思います。女子全員を集め6人の名前にshimaは入れないときちんと伝えました。このことを他の7人がどう思うか?これまでチームを引っ張ってきた人物をメンバーから外すというのを冷たいと思うかもしれませんね。しかし、これはshimaのためです。ルールが変わりプログラムに名前があればリレーメンバーに入っていなくてもレースに出ることができます。チャンスは全員にある。もう一度はい上がってこいという気持ちも込めてメンバーから外しました。

厳しいようですがチーム内で競争をしなければ目指す場所には届きません。簡単に届く場所は目指していませんから。全員がメンバーを目指して争う事で初めて見えてきます。争いと書くとチーム内の雰囲気が重くなるのではないかという気になると思いますが、ここに向けては昨年の中国大会以降かなり意識してやってきました。裏表のある人間関係では大切な場面で必ず崩れるからです。仲間でありライバル。単なるお友達ではありません。感情に流されてリレーを走ると全員が後悔することになりますから。そんな青春ごっこをするつもりは最初からありません。女子の2、3年生は分かっているはずです。それだけの指導はしてきたはずですから。

これからが本当の戦いになります。ミーティングをしてmisatoが「お友達では強くなれない。強いものが走る。泣いている暇、止まっている暇はない。」と話していました。その通りです。目指す場所に向けて最低でも3人は60秒を切る必要があります。6人目を61秒台にしと層を厚くしなければ戦えません。これからが本当の戦いです。

今回悔しい想いをした者は必ず強くなります。競争は悪いことではない。負けて初めて気付く事がある。大切なのはそこで止まるのか、はい上がるのかだけです。mikiは昨年マイルメンバーには入りましたが4人には入れず走ることが出来ませんでした。あの時と同じ想いをするのは嫌だから絶対に強くなって走るとメールしてきました。大切な事です。止まっている暇はない。見るのは過去ではなく未来です。絶対に強くなると思います。

女子、本当に良いチームです。県を代表しても全く恥ずかしくありません。周りから目標とされる資格があると思います。以前kuboi先生から言われた「強いチームの責任」は各自が理解しています。戦いにいきます。記録会の結果とミーティングで更に強くなると感じました。簡単には届きません。でもやります。「覚悟」と「自覚」です。

まだ書きたいことがあるのですが、時間がないのでまた書きます。
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