kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習できるありがたさ

2006-01-17 | Weblog
 今日はちょっと外へ。他の学校の練習を見に行ってきました。

 実質40分の練習時間で出来る限りのことをやる。それってすごい。それでもかなりの力がついてきているということは、その中で何をやるべきかを考えてできているということ。この先間違いなく強くなるだろうな~という感じを受けました。ちょこちょことアドバイス。言ったことがすぐできる選手は間違いなく強くなる。リード脚の修正をしただけでインターバルの走りが激変。強くなるなー。楽しみ。

 それからうちの練習を少し見る。昨日やりたかったことをそのまま移行。こうなるであろう事を期待してました。冬期第2期の課題は「スピード(爆発的乳酸蓄積)」「ミドルパワー(徐々に乳酸蓄積)」「スピード持続」です。そのための練習をどうしてもやりたかった。

 1本目からいしべはダントツ。おーたがいなければものすごく速く見えます(今日はしっかりとフォローレッグに意識があった様子。確かに動きは良かった。)。驚くべきは女子の先頭!おーまちが速い!なかむら(腰痛)が遅い?どちらかは不明だが、間違いなくおーまちは速かった。みなみが完全に置いて行かれてました。ふとみるとみなみの横にともが・・・。なんかよく分からないけど激走。おーまちが言うには「今日はものすごく脚が動いた」とのこと。そんなレベルでは無かったけど、本人がそういうのならそうなんでしょう。みなみが遅いわけではない。どちらかというと前よりは速い。それでおーまちがかなりの前を走る&ともが横を走るというのはどういうことか?kanekoにはわかりません・・・。

 いつも言うことは同じ。自分の言うことに責任を持っているか?自分を信じて、仲間を信じて、やっていることを信じていますか?

 基本的に3年生は県総体で引退する。その時に今のままでみなみに何て言うのか?お世話になっている先輩と1日でも長く練習をするためにはどうすればいいのか?中国大会に行けなくてみなみに「ごめんなさい。私たちがあのときがんばれなかったから」っていう逃げ道を作っておくのですが?それでみんなが納得できるのならいいよ。そうじゃないでしょ?

 男子は今と同じメンバーで練習をするのはいつまでか?地区大会で負けたらそこで終わり。地区で7位になって「あのときもう少しがんばれていたら」と思ったって何も変わらないんだよ。きついから「僕はがんばってます」ってアピールしても強くはならない。それでいいのか?

 練習日誌にRyoji先生がコメントを書いてくれた。いつもkanekoが言うことを他の先生が言うということの意味が分かるか?自分で考えて。わざわざ他の学校の選手のためにコメントを書いてくれる、この意味が分かるか?それだけ多くの人が自分たちの活動を応援してくれているんだよ。ごろさんがわざわざ練習を見に来てくれるんだよ。そのことに対して「ありがたい」と思えるか?感謝できるのか?

 他の環境では1日の練習時間が40分なんだよ。それでも一生懸命頑張っている。今の自分たちの置かれている環境はどうだろうか?目の前にある「課題」から目をそらし時間を無駄に使っていないか?よく考えないとね。

 話をした後、「地区新人で女子のマイルは4分41秒だった」ということを告げた。20秒を切らないと中国大会はない。ではどうしますか?「やっぱり目標が高すぎた」と下方修正するのか、それとも自分たちの力を練習だけでなく様々な面で高めていくのか?これも自分で考えてください。「おーまちが~秒で走って、みなみが~」と自分たちで分析していると言うことは後者の考えだと「信」じておきましょう。 
コメント
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