kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習をするのは誰のためか

2006-01-14 | Weblog
 今日はものすごく走り込む予定だったのですが、ご覧の通りの(見えない?)雨のため学校内で練習することに。来週も天気が少し悪いみたい。「練習できない・・・。どうしよう・・・。」という焦りは持たずに、「どうせ検定週間だからそんなにできないや~」くらいの気持ちで臨みたいですね。焦る必要はなし。

 雨のため練習場所も確保できず、日頃重点的にできない動きの確認にかなりの時間を使いました。今までだったら「やるだけ」で終わってしまっていた動き(これは選手に失礼か?)に対して大分意識を持ってできるようになってきました。数名(2名?)は動きが確実に変わってます。実際に走れなかったのが残念ですが、走ったらかなり良い動き&重心の移動ができたと思います。他の者も多少は改善されてきているが、まだまだ14点くらい。新しいことをやっているわけではないのに改善されないのはkanekoの責任かもしれません。もう少し言葉を選び、感覚をつかませてあげないといけない。

 それでも、他の人の動きを見て「良い動き」「悪い動き」の違いは分かるようになってきたかな。自分たちでその違いを気づけるようになってきた。それだけでも意識が向上している証拠。「誰のために練習をしているのか?」というのを考えないといけない。他の人がやっている動きを見ない、自分の動きを知ろうとしない、というのでは何を得ることができるだろうか?結局「やるだけ」になってしまっていた今までは「やれといわれるからやっている」という動きだった。それが最近は自分たちで「改善しよう」という雰囲気に変わってきている。それだけでも成長。「自分のため」に練習をしてください。自分自身が速くなるため、強くなるために。

 動きが改善されているものは全体的にスピードが増す(これも当たり前)。これまで加速段階のレベルが1だった者(5段階)がいきなりスピードが上がった。変形ダッシュをさせても動きが違う。良い感じです。ちょっとシーズンに期待が持てますね。

 目標にちょっと近づいた感じ。でも男女のリレーで中国大会は簡単な目標ではありません。昨年の結果だけでいうと非常に厳しい。多くの条件が重ならないと達成できません。「実力」と「運」が必要になる。「実力」は自分たちで日々努力していくしかない。「運」を引き寄せるためにはどうすればいよいか?それは色んなところで努力するしかない。練習だけでなく日々の生活、勉強、感謝の気持ちなど多くのことが「運」を引き寄せるファクターになります。きっと神様はいるんですよ。最大限に努力して目標を持ってやっている選手の所には最後手を貸してくれるはず。選んでもらえるかどうかはわからない。でも選んでもらうために最大限の努力をしなければ。

 期待しておきますね。まずは目の前にある課題を。「頑張ります」って言うのは簡単。実際にやることができるかで人間試されています。検定に向けて頑張れない選手が、もっと厳しい目標の「中国大会」に出場できるはずがない。「信」の言葉を忘れないように。「やる」といった言葉には責任をもつこと。
コメント (4)
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